EXODUSCOREとは、SANETOMO WORKS(サネトモワークス)制作のサバイバルホラーゲームである。2002年ごろリリース。ウェブブラウザ上で無料で遊べるFlash形式のゲーム。
概要
プレイヤーは主人公「ヤマグチ・ルナ」を操作し海底施設「エクソダスコア」を探索する。マルチエンディングを採用しており、プレイヤーのとった行動によってエンディングが変化する。
主人公には体力・酸素(水中のみ)・感染度の3つのステータスが設定されており、体力と酸素がなくなるとゲームオーバー。敵の攻撃を受けることで感染度が上昇し、一定以上たまると体力の残量にかかわらずエンディングにペナルティがかかる。
ストーリー
政府極秘の海底研究施設「エクソダスコア」からの通信がある日を境に途切れた。当初は研究員たちが長年の海底生活によるストレスに耐えられなくなり、意図的に交信を絶ったものと思われた。しかしメンバーのなかには心理学のエキスパートオルソン教授がいたため原因は別に存在する可能性もあった。。そこで、教授の教え子であるヤマグチ・ルナが事態解決をになう重要人物として選ばれ政府の役人と名のる人物クラークとともにコアへと向かったが…。
キャラクター
- ヤマグチ・ルナ
主人公。日本人の女性。大学を卒業したばかりの新米カウンセラーだったが、恩師のオルソン教授がエクソダスコアのプロジェクトに参加していたため、事件解決のための重要人物に選ばれてしまう。
ヤマグチをコアへと引率した男性。クラークと名のり、政府の役人と自称していたが、偽名であり「ジョン・ハーディー」という本名であることと、元アメリカ軍人であったことがゲーム終盤で明かされる。プレイヤーのとった行動によっては死亡してしまう。
コア内で機械系エンジニアを担当している黒人男性で、ゲーム内で最初に出会う生存者。プレイヤーのとった行動によっては死亡してしまう。中盤、彼の部屋でみつかる「あるアイテム」がボス戦時に役立つことになる。
コア内で研究員たちの医務係を担当している白人女性で、ゲーム内で2人めの生存者。プレイヤーのとった行動によっては死亡し、そうなるとボブもかならず死亡してしまう。彼女を助けるためには中盤でボブの部屋で入手できる武器アイテムが必要。また、生存者で唯一死亡するとモンスター化する人物である。
エクソダスコア計画に際し、長期間の海底生活による研究員たちの精神トラブルをひき起こす可能性が考えられ、もしそうなったときに対処できる人物が必要とされていた。そのため、心理学のエキスパートである彼もまたコアのメンバーとして参加していた。ヤマグチの大学時代の恩師でもある人物。読書が趣味で、中盤、熱帯区域のドーム内でヤマグチと遭遇したときも大木を加工してつくった書斎で本を読みふけっていたほど。だが、そのときにはすでにモンスター化しており(外見は人間そのものであるが)、もとのオルソン教授としての人格は失われていた。終盤、ふたたび主人公の前に現れるが…。
武器
最序盤、スタート地点に落ちているけん銃。シフトキーで構えてZキーで発砲。敵を攻撃することができるが数発あてないと撃退できないうえ弾薬を入手できる機会が少ないため過信は禁物。なお、この武器を所持することでモンスター化して襲いかかってくる研究員がいるため注意が必要。
ゲーム中盤、ボブの部屋で入手できるアイテム。説明欄には「射程距離が短いので武器にはなりそうにない」という旨の記述があるが、ほとんどの敵に有効。開かない扉を開けることもできる。また、生存者のひとりであるソフィアを救出するさいにも必要なアイテム。使用時間が制限されており、ガスの残量が切れてしまうと補充はできないため、リトライせざるをえなくなることもある。
敵
施設内のいたるところに潜伏しており、プレイヤーが通りかかったり、特定のオブジェクトを調べたりすることで突然現れ攻撃してくる。天井から現れるものは場合によっては出現地点を通っても出現しないこともある。武器アイテムを使えば倒すことができるが基本的にメリットは存在しない。また倒してもペナルティとして加算はされない。ある場所に出現する触手のみ、倒すことで隠しアイテムを手に入れるためのカギを入手することができる。
施設内に居住していた研究員たちのなれの果ての姿。その場から動かず触手を体からのばして攻撃してくるものと直接接近して攻撃してくるものの2パターンがある。武器アイテムで倒すことができるがエンディングにペナルティがかかるうえにメリットも存在しないため無視してやりすごすしかない。一部の研究員はゲームの進行上、かならず倒さなければならない。
関連動画
関連項目
関連リンク
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