『FABRILIA CRAFT』 とは、茶番劇のみで構成されたマインクラフトのゆっくりプレイ動画である。
あらすじ
とある城下町に住む少年テルムは、重い病を持つ姉と暮らしていた。ある日、姉の使いで伝説と謡われた鍛冶屋を訪れたテルムは、鍛冶屋の女主人から、姉の治療法があると聞く。それは、遥か古の時代に造られた武具の特殊能力によって、姉を永遠の存在とするというものであった。他に姉を救う手段を知らないテルムは、苦悩の末彼女の提案に乗り、姉を永遠のものとする決意をする。
概要
- 作品の概要
本作は、全編がストーリー仕立て(通称『茶番』)で構成されているMinecraftプレイ動画である。厳格なファンタジー調ストーリーではなく、随所にギャグ展開やメタ発言などを取り入れている。特筆すべきは、『武具』をテーマとした本作に登場するウェポンアイテムのグラフィックは、ほぼ全てを作者が自作しているという点である。曰く、本作は『ぼくの考えたさいきょうの剣』の発展にある事を作者本人が公言※1しており、デザインされる武器は趣味性の高いものが多い。
- 世界観
架空の世界が舞台となる。文明レベルは中世~を題材にしていると思われ、機械、電気などの高度な発明は成されていないと思われる。また、主人公テルムの『そんな魔法みたいな事、聞いたことがない』との発言から、魔術などの文明も一般には周知されていないものと思われる。
登場人物
本作の主人公。アルマ(後述)から『少年』と呼ばれることから、12~15歳前後と思われる。本人曰く、『極々普通の少年』『善良ないち村人』。城から近い教会に、姉と二人で暮らしている。両親は他界していると思われる。※2 初対面の人間に対し物怖じしない様や、年上の人間に対して敬語を使うなど、コミュニケーション能力は高い。また、年齢不相応な面を見せる事もあり、彼の送ってきた人生がいかに過酷だったのかを髣髴とさせる。尚、戦闘技術は皆無と思われる。重度のシスコン。
- アルマ
テルムの住む町の西にある山間部に居を構える、鍛冶屋の女主人。外見年齢が10歳前後の少女だが、本人の発言や物腰、知識量から、テルムよりも年上だと思われる。家族構成などは一切が不明。自分と『ボイドウェポン』に何らかの関係性を示唆するが、詳細は伏せられている。伝説の鍛冶屋と称されるが、現在までに登場した彼女の創作物を見る限り、信憑性は定かではない。2話において本人が『強い』と評価したインテリメガネ(後述)と戦闘を繰り広げていることから、戦闘技術はそれなりのものであると思われる。
本編未登場。重い病にかかっており、テルムの発言から、それが命に関わるものである事がわかる。起きているのも辛い、と言われているが、自分で医者へ赴いたり、主人公に対して殴る蹴る等の暴行を働く程度には動けるものと思われる。また、アルマとは友人関係のようである。正式な名称は不明。
2話で登場した執事風の装いをした人物。アルマに『敵』と認識されている事、また『我々』『わが主』等の発言から、主人公達とは敵対している組織に属しているものと推察される。言葉遣い、物腰は丁寧だが、武器を手に襲い掛かってくる事から、職務に対しての忠節さや冷酷さを伺う事ができる。尚、『インテリメガネ』とはテルムの付けた通称であり、正式な名称は不明。
用語
古の時代、その余りに強力な性能を危険視した人物によって、世界を隔てた虚空へと封印された武具の総称。本編のキーとなると思われるアイテム。『大地を穿つ斧』『千里先を貫く槍』『海を割る剣』など、人間の範疇では扱うことが危ぶまれるものがあるようだ。主人公の目的である『生命のあり方を変質させるもの』も、このボイドウェポンの内の一つである。ただ、何の変哲もない竹やりや子供用玩具があることから、それ等が封印された理由は、性能を危険視されただけではないのかもしれない。また、ボイドウェポンの中にアルマの創作したと思われるものがあるのも謎である。
アルマがテルムに貸し与えた、ボイドウェポンを召喚、具現させるためのキーアイテム。見た目はそのままひのきの棒である。ボイドウェポンを召喚する際、激しく振動し、発光する効果があるようだ。
スタッフ
Minecraftデータ
使用クライアント
Minecraft Ver.1.2.5
使用テクスチャ
使用MOD
他
注釈
※2 本編1話における『父さん、母さん行ってきます』と祭壇の様なものに話しかけるシーンより推察
関連動画
関連コミュニティ
関連静画
関連項目
その他動画に付けられた大百科記事タグ
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