Gバウンサー(形式番号:WMS-GB5)とは、アニメ「機動戦士ガンダムAGE」に登場するモビルスーツである。
概要
パイロットはアラフィフとなったウルフ・エニアクル。製作者はマッドーナ工房。Gエグゼスの後継機(正確にはAGE-1を開発母体にしており、直接の関連性が無い別系統のMS)。
大きな特徴はAGE-1スパローに似た脚部や背中のテールバインダー、狼のエンブレムがそのままシールドになっている所である。もちろん、獣耳も持っている。
武装は重装甲を誇るヴェイガンのMSバクトをも打ち抜く専用ドッズライフルと、AGE-1の設計を元に両腰にマウントされている大出力ビームサーベル、シールドにマウントされているあらゆるMSを切り裂く程の破壊力を持つシグルブレイド。
他の部隊長や熟練者向けにも発注されているので多くのバリエーションが存在すると思われる。
バリエーション
- Gサイフォス
- 宇宙海賊ビシディアンに所属する外伝作品「機動戦士ガンダムAGE 〜追憶のシド〜」の主人公ウィービック・ランブロが搭乗する機体。全体が黒色になり、頭部が海賊の帽子となったり、左腕のマニピュレーターが銃を搭載したフックに交換されたり、実体剣を装備したり、海賊の船長の様な姿になっている。原型のGバウンサー系統のMSが上級パイロット向けであるために、それ相応の能力が必要となるが、ウィービックは難無く乗りこなしている。
- テスト用MS
- 3世代編に登場(実際の運用はキオ編開始前と思われる)。連邦軍のテストパイロットであるジラード・フォーネルとレイナ・スプリガン(のちのジラード・スプリガン)によって試験が繰り返されていた機体で、シールドはブレイドなしに変更されたほか、本体塗装がうすい青緑色主体に変更されている。高速戦闘に対応するためのXラウンダー能力増幅装置の作動試験を始めた際に暴走事故を起こし、2機とも失われた。
- ティエルヴァ
- ジラード・スプリガンがヴェイガンに同調した際に持ち込んだものと思われる専用機。警戒色同然の黄緑色を主体にしたカラーリングで、胸部センサーおよび頭部カメラ部分が赤に変更されている。背中にはドリル攻撃や射撃攻撃に使える遠隔操作武装「Tビット」が2基ついており、AGの連邦軍機としては珍しいオールレンジ攻撃を行うことが出来る。この機体も製造元はマッドーナ工房である。
- Gバウンサー・デオス
- PSP版ゲームに登場した機体。Gバウンサーの完全な色違いで、カラーリングはテスト用MSとほとんど同一。ぶっちゃけた話水増し機体のようなものだが、後に公式設定にも組み込まれており、設定本によっては上記のテスト用MSの名前がGバウンサー・デオスであると解説されているものもあるため、名称だけが公式サイドに逆輸入された可能性も。
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関連項目
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