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- スズキGSR（スズキが製造・販売しているオートバイの車種名。GSR125、250、400、600、750）当項目ではこれについて記述する。
- Gran Sport Racing、Gran Sport Rally（三菱自動車の車両のグレード名）の略
- グッドスマイルレーシング-GOODSMILE RACING（グッドスマイルカンパニーの関連企業）の略
- SIGSAUER社（旧SIGARMS社）が製造するガバメント・クローンタイプの拳銃。
GSRとは、スズキが製造しているオートバイである。2011年3月現在、125cc版・250cc版・400cc版・600cc版・750cc版の5つがあり、250cc版、400cc版、750cc版以外は海外専売モデルである。
GSR250/S
2012年7月18日、GSR250の発売が発表された(プレスリリース
)。同年7月30日に発売予定。
中国・常州豪爵鈴木摩托車有限公司で製造されている「GW250」がベースとなっている。
ボディスタイルは同社のフラッグシップネイキッドモデルである「B-KING」のスタイルを色濃く受け継ぐ。
エンジンは新開発のロングストロークタイプの水冷並列2気筒エンジンを採用している。
2014年1月にはハーフカウル仕様のGSR250Sも発売された。
スペック(GSR250)
| 車両型式名 | JBK-GJ55D |
| 全長 | 2145mm |
| 全幅 | 760mm |
| 全高 | 1075mm |
| ホイールベース | 1430mm |
| 最低地上高 | 165mm |
| シート高 | 780mm |
| 装備重量 | 183kg |
| エンジン型式名 | J509 |
| 総排気量 | 248cc |
| 冷却方式 | 水冷 |
| 気筒数 | 並列2気筒 |
| 吸排気弁構造 | SOHC2バルブ |
| 内径×行程 | 53.5mm×55.2mm |
| 圧縮比 | 11.5 |
| 燃料供給装置 | 燃料噴射装置 |
| 最大出力 | 24PS/8500rpm |
| 最大トルク | 2.2kgfm/6500rpm |
| 燃費(60km/h定地走行テスト値) | 40km/L |
| 燃料タンク容量 | 13L |
| エンジン始動方式 | セルスターターのみ |
| エンジンオイル使用量 | 2.4L |
| クラッチ | 湿式多板コイルスプリング |
| トランスミッション | 6速MT・常時噛合式リターン |
| ブレーキ | 前後とも油圧式シングルディスク |
| タイヤサイズ | 前:110/80-17 後:140/70-17 |
| 乗車定員 | 2名 |
| 車体カラー | パールネブラーブラック サンダーグレーメタリック キャンディカーディナルレッド |
| 価格 | 43万8900円 |
GSR400
GSR400は2006年5月デビュー。同社の海外専売モデルであるGSX-R600のエンジンをベースに、排気量をダウンさせたうえ再セッティングを施したものを搭載している。
スタイリングは新世代のネイキッドバイクを象徴するものとして、丸目ヘッドライトではなく異型ヘッドライトを採用している。マフラーはドゥカティ・1098やホンダ・CBR600RRなどと同じくシート下に装備されたセンターアップタイプとなっている。
2007年9月にはABS搭載モデルが発売、2008年11月に排ガス規制の強化に伴い一旦生産が中止される。2009年3月には排ガス規制対応モデルが発売されたが、最大出力が53PSから61PSに向上している。
2012年頃からは全車ABS標準搭載となった。
スペック(GSR400 2013年3月現在)
| 車両型式名 | EBL-GK7EA |
| 全長 | 2090mm |
| 全幅 | 795mm |
| 全高 | 1075mm |
| ホイールベース | 1435mm |
| 最低地上高 | 130mm |
| シート高 | 785mm |
| 装備重量 | 215kg |
| エンジン型式名 | K719 |
| 総排気量 | 398cc |
| 冷却方式 | 水冷 |
| 気筒数 | 直列4気筒 |
| 吸排気弁構造 | DOHC4バルブ |
| 内径×行程 | 54.6mm×42.5mm |
| 圧縮比 | 12.2 |
| 燃料供給装置 | 燃料噴射装置 |
| 最大出力 | 61PS/12000rpm |
| 最大トルク | 4kgfm/10000rpm |
| 燃費(60km/h定地走行テスト値) | 32km/L |
| 燃料タンク容量 | 16L |
| エンジン始動方式 | セルスターターのみ |
| エンジンオイル使用量 | 3.9L |
| クラッチ | 湿式多板コイルスプリング |
| トランスミッション | 6速MT・常時噛合式リターン |
| ブレーキ | 前:油圧式ダブルディスク 後:油圧式シングルディスク ABS標準装備 |
| タイヤサイズ | 前:120/70ZR17 後:180/55ZR17 |
| 乗車定員 | 2名 |
| 車体カラー | サンダーグレーメタリック パールミラージュホワイト パールネブラーブラック |
| 価格 | 86万1000円 |
ライバルマシンとの比較(400cc)
ここでは国産主要400ccクラスのMTバイクとのスペック比較表を記載しておく。(2011年3月現在新車が生産されているモデルのみ)
| メーカー | スズキ | ホンダ | ホンダ |
| 車名 | グラディウス400ABS | CB400SF | CB400SB |
| 最大出力 | 55PS/11000rpm | 53PS/10500rpm | 53PS/10500rpm |
| 最大トルク | 4.1kgf・m/8500rpm | 3.9kgf・m/9500rpm | 3.9kgf・m/9500rpm |
| エンジン型式 | 水冷V型2気筒 | 水冷直列4気筒 | 水冷直列4気筒 |
| トランスミッション | 6速MT | 6速MT | 6速MT |
| 全長 | 2130mm | 2040mm | 2040mm |
| 全幅 | 760mm | 725mm | 725mm |
| 全高 | 1090mm | 1070mm | 1155mm |
| シート高 | 785mm | 755mm | 755mm |
| 車重 | 206kg | 194kg (ABS車199kg) |
198kg (ABS車203kg) |
| 燃料タンク容量 | 14リットル | 18リットル | 18リットル |
| 燃費(60km/h定地走行燃費) | 40.0km/L | 31.0km/L | 31.0km/L |
| フロントタイヤサイズ | 120/70ZR17M/C （58W） |
120/60ZR17M/C （55W） |
120/60ZR17M/C （55W） |
| リアタイヤサイズ | 160/60ZR17M/C （69W） |
160/60ZR17M/C （69W） |
160/60ZR17M/C （69W） |
| ABSの有無 | あり(標準装備) | あり(オプション) | あり(オプション) |
| イモビライザーの有無 | なし | あり | あり |
| 価格 | 808500円 | 719250円～750750円 (ABS車792750円～824250円) ※カラーにより値段が異なる |
792750円～824250円 (ABS車866250円～897750円) ※カラーにより値段が異なる |
| メーカー | ヤマハ | カワサキ | カワサキ |
| 車名 | SR400 | ニンジャ400R | ER-4n |
| 最大出力 | 26PS/6500rpm | 44PS/9500rpm | 44PS/9500rpm |
| 最大トルク | 2.9kgf・m/5500rpm | 3.8kgf・m/7500rpm | 3.8kgf・m/7500rpm |
| エンジン型式 | 空冷単気筒 | 水冷並列2気筒 | 水冷並列2気筒 |
| トランスミッション | 5速MT | 6速MT | 6速MT |
| 全長 | 2085mm | 2100mm | 2100mm |
| 全幅 | 750mm | 760mm | 760mm |
| 全高 | 1110mm | 1200mm | 1100mm |
| シート高 | 790mm | 790mm | 785mm |
| 車重 | 174kg | 203kg (ABS車207kg) |
199kg (ABS車203kg) |
| 燃料タンク容量 | 12リットル | 15リットル | 15リットル |
| 燃費(60km/h定地走行燃費) | 41.0km/L | 37.0km/L | 37.0km/L |
| フロントタイヤサイズ | 90/100-18M/C 54S （チューブタイプ） |
120/70ZR17M/C (58W) |
120/70ZR17M/C (58W) |
| リアタイヤサイズ | 110/90-18M/C 61S （チューブタイプ） |
160/60ZR17M/C (69W) |
160/60ZR17M/C (69W) |
| ABSの有無 | なし | あり(オプション) | あり(オプション) |
| イモビライザーの有無 | あり | なし | なし |
| 価格 | 577500円 | 649000円 (ABS車719000円) |
629000円 (ABS車699000円) |
GSR600
GSR600は2005年のパリサロン(パリモーターショー)と東京モーターショー公開され、2006年春から製造が開始された。エンジンがGSX-R600のチューニング違いで最高馬力が97馬力であること以外は400cc版とほぼ同一の車体構成をしている。
GSR750
GSR750は2010年秋にドイツで発表され、2011年頃から製造が開始された。エンジンはGSX-R750のチューニング違いのものを採用し、最高馬力は106馬力。フレームは600cc版では鋳造アルミニウム製であったがこのマシンではスチール製ツインスパーを採用している。フロントサスペンションは倒立フォークに変更されている。
遂に2013年3月21日から日本国内仕様が発売開始となり、日本仕様も海外仕様と同じく106馬力をマークしている。よくやったぞスズキ！
スペック(GSR750・日本仕様)
| 車両型式名 | EBL-GR7NA |
| 全長 | 2115mm |
| 全幅 | 785mm |
| 全高 | 1060mm |
| ホイールベース | 1450mm |
| 最低地上高 | 145mm |
| シート高 | 815mm |
| 最小回転半径 | 3m |
| 装備重量 | 213kg |
| エンジン型式名 | R751 |
| 総排気量 | 749cc |
| 冷却方式 | 水冷 |
| 気筒数 | 直列4気筒 |
| 吸排気弁構造 | DOHC4バルブ |
| 内径×行程 | 72mm×46mm |
| 圧縮比 | 12.3 |
| 燃料供給装置 | 燃料噴射装置 |
| 最大出力 | 106PS/10000rpm |
| 最大トルク | 8.2kgfm/9000rpm |
| 燃費(60km/h定地走行テスト値) | 30km/L |
| 燃料タンク容量 | 17L |
| エンジン始動方式 | セルスターターのみ |
| エンジンオイル使用量 | 3.85L |
| クーラント使用量 | 2.58L |
| クラッチ | 湿式多板コイルスプリング |
| トランスミッション | 6速MT・常時噛合式リターン |
| ブレーキ | 前:油圧式ダブルディスク 後:油圧式シングルディスク ABS標準装備 |
| サスペンション | 前:倒立テレスコピック式 後:スイングアーム式 |
| タイヤサイズ | 前:120/70ZR17 後:180/55ZR17 |
| 乗車定員 | 2名 |
| 車体カラー | トリトンブルーメタリック/パールグレッシャーホワイト パールグレッシャーホワイト マットブラックメタリックNo.2 |
| 価格 | 94万2900円 |
ライバルマシンとの比較(750cc)
ここでは主要750cc前後(700～800cc)クラスのネイキッド(ストリートファイター)バイクとのスペック比較表を記載しておく。(2013年3月現在新車購入が可能なモデルのみ)
| メーカー | ホンダ | ヤマハ | カワサキ |
| 車名 | NC700S | FZ8 ※南アフリカ仕様 |
Z800 ※欧州標準仕様 (英国等) |
| 全長 | 2195mm | 2140mm | 2100mm |
| 全幅 | 760mm | 770mm | 800mm |
| 全高 | 1130mm | 1065mm | 1050mm |
| ホイールベース | 1525mm | 1460mm | 1445mm |
| 最低地上高 | 140mm | 140mm | 150mm |
| シート高 | 790mm | 815mm | 834mm |
| 最小回転半径 | 3m | 3m | 3m |
| 装備重量 | 211kg (ABS車215kg) (DCT車225kg) |
211kg (ABS車216kg) |
229kg |
| 総排気量 | 669cc | 779cc | 806cc |
| 冷却方式 | 水冷 | 水冷 | 水冷 |
| 気筒数 | 並列2気筒 | 直列4気筒 | 直列4気筒 |
| 吸排気弁構造 | SOHC4バルブ | DOHC4バルブ | DOHC4バルブ |
| 内径×行程 | 73mm×80mm | 68mm×53.6mm | 71mm×50.9mm |
| 圧縮比 | 10.7 | 12 | 11.9 |
| 燃料供給装置 | 燃料噴射装置 | 燃料噴射装置 | 燃料噴射装置 |
| 最大出力 | 50PS/6250rpm | 106PS/10000rpm | 113PS/10200rpm |
| 最大トルク | 6.2kgfm/4750rpm | 8.4kgfm/8000rpm | 8.5kgfm/8000rpm |
| 燃費(60km/h定地走行テスト値) | 41.5km/L | 公式未発表 | 公式未発表 |
| 燃料タンク容量 | 14L | 17L | 17L(ハイオクガソリン指定) |
| エンジン始動方式 | セルスターターのみ | セルスターターのみ | セルスターターのみ |
| クラッチ | 湿式多板 | 湿式多板 | 湿式多板 |
| トランスミッション | 常時噛合式6速MT 6速DCT |
常時噛合式6速MT | 常時噛合式6速MT |
| ブレーキ | 前後とも油圧式シングルディスク | 前:油圧式ダブルディスク 後:油圧式シングルディスク |
前:油圧式ダブルディスク 後:油圧式シングルディスク |
| ABSの有無 | あり(オプション) DCTモデルのみ標準装備 |
あり(オプション) | なし ※日本に逆輸入されているもののみ。 本来はABSオプション選択可能。 |
| サスペンション | 前:正立テレスコピック式 後:テレスコピック式 |
前:倒立テレスコピック式 後:スイングアーム式 |
前:倒立テレスコピック式 後:スイングアーム式 |
| タイヤサイズ | 前:120/70ZR17 後:160/60ZR17 |
前:120/70ZR17 後:180/55ZR17 |
前:120/70ZR17 後:180/55ZR17 |
| 乗車定員 | 2名 | 2名 | 2名 |
| 価格 | 59万8500円 (ABS車64万7850円) (DCT車70万1400円) |
90万3000円 (ABS車95万5500円) ※プレストコーポレーション 経由の場合 |
88万円 ※株式会社ブライト経由の場合 |
| メーカー | アプリリア |
| 車名 | シヴァー750 |
| 全長 | 2265mm |
| 全幅 | 810mm |
| 全高 | 1135mm |
| ホイールベース | 1440mm |
| 最低地上高 | 公式未発表 |
| シート高 | 800mm |
| 最小回転半径 | 公式未発表 |
| 装備重量 | 215kg程度 ※半乾燥重量が199kg。そのため 燃料分15Lを加味した推定値。 |
| 総排気量 | 749.9cc |
| 冷却方式 | 水冷 |
| 気筒数 | V型2気筒(バンク角90°) |
| 吸排気弁構造 | DOHC4バルブ |
| 内径×行程 | 92mm×56.4mm |
| 圧縮比 | 11.1 |
| 燃料供給装置 | 燃料噴射装置 |
| 最大出力 | 95PS/9000rpm |
| 最大トルク | 8.25kgfm/7000rpm |
| 燃費(60km/h定地走行テスト値) | 公式未発表 |
| 燃料タンク容量 | 15L(ハイオクガソリン指定) |
| エンジン始動方式 | セルスターターのみ |
| クラッチ | 湿式多板 |
| トランスミッション | 常時噛合式6速MT |
| ブレーキ | 前:油圧式ダブルディスク 後:油圧式シングルディスク |
| ABSの有無 | なし ※過去あった"GT"モデルは標準装備だった |
| サスペンション | 前:倒立テレスコピック式 後:スイングアーム式 |
| タイヤサイズ | 前:120/70ZR17 後:160/60ZR17 |
| 乗車定員 | 2名 |
| 価格 | 94万8000円 |
GSR125
GSR125は台湾スズキが製造している小型スクーター。名前はGSRだが当然スタイルは似ても似つかぬものである。
中身はアドレスV125とほぼ同一で、要は外装違いの派生車種と考えてよい。
関連項目
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- 0pt
