General Relativityとは
- 一般相対性理論の英語表記。
- beatmaniaIIDXシリーズの楽曲。本稿で記載。
概要
曲名 | General Relativity | ||||
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ジャンル名 | UK GARAGE/2-STEP | ||||
アーティスト | SYMPHONIC DEFOGGERS | ||||
BPM | 142 | ||||
譜面難易度 | NORMAL | HYPER | ANOTHER | ||
SP | 3 | 6 | 7 | ||
DP | 6 | 7 | 8 | ||
収録作 | AC7~AC10/CS7/CS13 |
7th styleに収録。
ニューソウルとジャジーをミックスさせたリズムにテンションを上げるようなストリングスが入り、ちょっと辛めな大人のムードが漂うおしゃれなUK GARAGE。
作曲者は『Almost Love』等を手がけた黒羽康司で、氏は5鍵時代からBEMANIシリーズで活躍していたが7thの当楽曲と『9 o'clocks』を最後にBEMANIシリーズには楽曲提供はしていない。
初収録時においては、派手さの無い通好みなタイプの楽曲であったため、爆発的な人気はないが味わい深いスルメ楽曲としてひっそりとした支持を集めていた。
ジェネラル判定
しかしこの曲は9th styleで、不本意な理由で有名になる。
アーケード版の9th styleでは、この『General Relativity』のGREAT/GOOD/BAD/POORの判定タイミングだけが、「その筐体において、一つ前のステージで選択した楽曲に依存する」仕様になってしまっている。もちろん他の楽曲はそんなことはなく、各楽曲で判定幅が固有に設定されている。つまり、一つ前に選んだ楽曲が判定の緩い曲だと当楽曲の判定も緩くなり、『GAMBOL』のように判定が厳しい曲だと当楽曲の判定も厳しくなるということ。1ST STAGEで選択した場合は、その前のプレーヤーが最後に選択した楽曲の判定が採用される。
おそらく、選曲後に楽曲の判定幅を設定する処理が行われており、その際にデータが正常に読み込まれてない(設定し忘れていた?)ために、前のステージの設定が引き継がれてしまうバグだと考えられる。
極め付けに、筐体の電源投入直後の1ST STAGEで(より正確に言えば、電源投入後にタイトル画面でデモプレーが始まる前の数分以内に)この楽曲をプレーすると、判定を参照する曲が無いのでBAD以上の判定そのものが消失し、いくら正確に押しても全て空POORになるという『GAMBOL』のANOTHERもびっくりの攻略不可能判定となってしまう。後にこの現象は「ジェネラル判定」と呼ばれ、多くの人に語り継がれていった。
「電源投入直後に特定の旧曲をプレーする」というのは、筐体の電源が入るのは通常ゲーセンが開店する前だということを考えれば一般的なプレイヤーが偶然発見出来るような条件ではない筈だが、9th StyleはIIDXでは初めて基盤が新調された(PS1ベース→Windowsベースに変更)バージョンであり、動作環境の違いから非常に動作が不安定で熱暴走やフリーズが頻発するバージョンとなってしまった(中でもONE MORE EXTRA STAGEを出すと次プレーで確実にフリーズする現象が有名)。そのため営業中に再起動が掛けられることも多く、その直後にプレーして条件を満たしてしまった人が現れてこの話が広まったと考えられる。
尚、このバグは次の10th styleでは修正されている。しかし、楽曲自体はその次のIIDX REDで削除されてしまった。譜面難易度が12段階になったのはHAPPY SKYからなのでアーケード版で12段階の譜面難易度が与えられた事は無いが、家庭用DistorteDでアーケードでは削除されているにも関らず収録されたという経緯を持つ。
関連動画
関連リンク
関連項目
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