HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル とは、Amazonプライム・ビデオにおいて配信中のバラエティ番組である。ここでは、本編「ドキュメンタル」並びにスピンオフの「女子メンタル」「イケメンタル」についても記述する。
概要
松本人志が考案し、MCを務める「密室笑わせ合いサバイバル」番組。
10人のお笑い芸人がとある密室に閉じ込められ、制限時間6時間の中、優勝賞金1000万円を目指して他の参加者と競い合う。
システムの類似性や、松本人志が出演していることなどから、しばしば「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」の「笑ってはいけないシリーズ」と比較されることが多いが、ガキ使はエンターテイメント性を重視しており、家族でも楽しめるものになっている中、こちらは密室の中に長時間閉じ込められ、テレビ局の規制もない場で(文字通り)全てをさらけ出す芸人達のガチンコ勝負が見られるのが特徴である。
テレビで放映されないのをいいことに、出演者が披露するネタは過激なものもかなり多く、地上波だったらクレームどころじゃ済まない下ネタ(松本曰く、あれは下ネタだと思っていないらしいが)が多数含まれる。やりすぎて一部お蔵入りになったシーズンも。そのため、本編の前には必ずテロップで注意書きが表示される。
ちなみに、レーティングはPG12に指定されている。意外と低い。
ルール
- 開催前に、芸人達には松本人志から「参加する場合は100万円を持参してくること」「優勝者は賞金1000万円を獲得できる」といったことが書かれた招待状が送られる。招待状を受け取った芸人は参加してもいいし、辞退してもいい。
- 用意された部屋には、参加者全員が座れるテーブルに加え、好きに調理ができるキッチンがあり、隣の部屋にはロッカー、シャワー、トイレ、(使いこなす芸人は強いと言われる)小窓がある。部屋のいたるところに様々な小道具が置かれている他、参加者も笑わせるための衣装や小道具を持ち込むことができる。
- 参加者から100万円を回収し、ゲームがスタートするとその後は笑うことができない。部屋中のいたるところに置かれたカメラが参加者を監視し、参加者が笑ったと思ったら松本がボタンを押してサイレンを鳴らす。天井付近のパトライトが光っている間は笑ってもOK。
- サイレンが鳴ったら松本が部屋へ赴き、部屋のテレビで確認した後、笑った参加者に以下の裁定を下す。
- 制限時間6時間が経過する前に1人になれば優勝し、賞金1000万円を獲得。1人にならなかった場合はポイント(笑わせた数)の一番高い参加者が優勝となる。
略歴
シーズン0
幻のシーズン0。あまりにも実験的過ぎたため公開が見送りにされていたが、2017年11月15日に初公開された。
- 制限時間がない
- 小道具などの持ち込み禁止
出演者
シーズン1
記念すべき初回。
出演者
シーズン2
新たにポイント制が導入。より積極的に攻めていくよう促された他、制限時間内に終わらなくても決着がつくようになった。今大会より各参加者から集めたい金にMC松本の100万が足されることになる。
出演者
シーズン3
新たに「ゾンビルール」が登場。レッドカードを受けて退場した参加者が「ゾンビ」となり、「ゾンビタイム」が始まると部屋に戻って参加者を笑わせることができるようになった。たとえ最後の1人になったとしても、6時間以内はゾンビに耐え続けなければならない。ゲーム終了までに全員を笑わせることができればノーコンテストとなり、参加費100万円は全員に返還される。
出演者
シーズン4
出演者
シーズン5
新たに1人につき一度だけ参加者以外の人を呼び出せる助っ人ルールが追加された。
出演者
シーズン6
ドキュメンタル史上最大の4人の女芸人が参戦。
出演者
シーズン7
初めて過去回の王者が再び参戦。
出演者
(幻のシーズン8)
2019年末のクリスマスに放送予定だったが、内容が「一家団欒をぶち壊す」恐れがあるためお蔵入りとなった。(聖夜・・・あっ。)後に「HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタルDocumentary of Documental Amazon怒りのお蔵入り!幻のシーズン&誰が悪かったのか!?緊急討論会」と題し、通常シーズンより大きく編集がなされた上で、MC松本が当時の一部出演者と議論し放映できなかった原因を究明する内容で放映された。
優勝者に一度賞金は渡ったものの放映できなかったため、その後没収され浮いた1000万はシーズン9にキャリーオーバーとなった。
このシーズンだけ出演者がネタ披露するためのストロボ付き別室が用意された。
出演者
シーズン8
出演者
シーズン9
制限時間が2時間短縮。オレンジカードが廃止されて退場までの段階が一つ減った。退場者はMC松本のいるモニター室に移動し観戦することになる。優勝賞金は2000万。
出演者
スピンオフ
ドキュメンタルのスピンオフとして、フジテレビ地上波特番「まっちゃんねる」内で女性芸能人限定の「女子メンタル」と男性芸能人限定の「イケメンタル」が放映され、後に放送未公開部分も含めてAmazonプライム・ビデオでも公開された。本編と違い、出場人数が少ない、賞金がない、オレンジカード・ゾンビ・助っ人ルールがない、制限時間が3時間半短いなどの違いがある。
女子メンタル
シーズン1
出演者
シーズン2
出演者
イケメンタル
シーズン1
出演者
関連商品
関連項目
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