Ho229単語

エイチオーニーニーキュー
2.9千文字の記事
  • 3
  • 0pt
掲示板へ
加筆依頼 この項は、書いてる途中です。
調べものなどの参考になるかも疑問なぐらい、絶対的に内容が不足しています。加筆、訂正などをして下さる協者をめています。

Ho229とはホルテン兄弟開発した先進的全戦闘爆撃機(試作機)である。

概要

ホルテン Ho229 Horten H IX

少年期から全機やグライダー興味を持っていたホルテン兄弟ヴァルターのライマール)は、再軍備したドイツ空軍に入隊。兄弟は傍らアレクサンダーマルティン・リピッシュ博士導も受けて H (II,III,IV,V)を、1936年1938年の間に、開発した。

1941年戦闘機察技術部に転任したヴァルターはライマールを転属させ、11月以降兄弟って全開発に取り組む。1943年ヘルマン・ゲーリングは3×1000計画(1000 kgの爆弾搭載量、1000 km/hの速度1000kmの航続距離、50万マルク懸賞付き!!)の計画をし、兄弟は全機に発動機を付けることを考え、ホルテンH IX計画を提案して応募したことから始まった。

H IX計画の内容は速度900km/h、爆弾搭載量700kg、航続距離2,000kmを標とした物だった。

1943年8月にはヘルマン・ゲーリング兄弟と面会し、提案が承認され50万マルクの援助をされ、ホルテン航空機会社を設立して計画は実行された。

1944年3月1日に、発動機しの試作機、Horten H IX V1が初飛行に成功。Horten H IX V2の発動機はBMW 003Aに予定されていたが、開発の遅れによってjumo 004にした。jumo 004をHorten H IX V2にそのまま取り付けることはできないため1944年12月18日と遅れて完成した。1945年2月2日テストパイロットエルヴィン・ツィーラー中尉によりHorten H IX V2は初飛行し想像した計画値通りの性満足した。

同26日、4回の試験飛行でMe262との模擬中戦時に飛行時にエンジンフレームアウトを起こしテストパイロットのツィーラー中尉は強制着陸を試みるも堕落、炎上した。ツィーラー中尉死亡した。

計画通りの性満足し、驚いたドイツ空軍はHo229を制式化した。

ホルテン兄弟は量産を持たないため、クレム社に40機、ゴータ社に53機を代わりに発注し、さらにゴータ社は先立ってV3~V8を計画し、V3~V6は各地で製作途中であったが、結局ドイツは敗戦し製作も打ち切られた。

性能  通常型 A型 夜間戦闘機 B型

ステルス

Ho229はステルス性を考慮して設計された最初の軍用機である。ホルテン兄弟はHo229の構想以前から胴体や尾翼などの電波を反射しやすい構造を持たない全機に高いステルス性があることを見抜いていた、と言うよりレーダーに察知されにくいステルスという「概念」を開発したのだ。実際に制作されたHo229のは木製で、塗料や接着剤には電波を吸収する炭素粉が混ぜられるなどレーダー反射面積を減らすための様々な方策が施されていた。

時は流れて1980年代B-2ステルス爆撃機開発を請け負ったノースロップ(後のノースロップ・グラマン)はB-2と同じ全機であるHo229の持つ高いステルス性に着し、B-2開発と並行してHo229のステルス性の実実験を行った。そして2008年ノースロップ・グラマンはこれらの実験の集大成としてナショナルジオグラフィックの協の下、25万ドル制作費を投入してHo229の実物大モデル制作に着手した。

ノースロップ・グラマンスタッフはスミソニア航空宇宙博物館に保管されているHo229の機体中央部を元に木材でモデル制作した。この機体中央部は金属製なのでこの部分は金属を貼り付けて代用、金属性の燃料タンク金属を組み立てて代用、エンジン3Dプリンタで印刷された部品に導電性塗料を施すことで代用、キャノピーはガラスではなく整形しやすいアクリルで代用した。(これらの部分は第二次大戦当時のレーダー波の波長とべて充分に小さいのでレーダー反射面積的には無視出来る)

こうして完成したモデルカリフォルニア州ジャンにある施設に持ち込まれ、第二次大戦当時のイギリス軍のものと同じ周波数のレーダー波をあらゆる方向から照射して反射の度合を調べあげた。結果、Ho229の正面のレーダー反射面積Bf109の40%以下であることが判明した。これを当時英に置かれていたイギリス軍の防レーダーに当てはめると、Bf109は英峡に出た時点でレーダーに察知されるのに対し、Ho229は英峡の半分を過ぎた時点で初めてレーダーに察知される上に、Ho229の速度なら発見から対まで到達するまでに2分を要さない。発見された時には既に遅し。たちまち防網を突破されてしまうのである。Ho229の完成がもう少しければ対英戦の行方は果たしてどうなっていたのだろう…

モデル制作と試験の様子はナショナルジオグラフィックチャンネルからドキュメンタリー番組として放映され、試験の終わったHo229の実物大モデル現在サンディエゴ航空宇宙博物館に展示されている。

アメリカ爆撃機計画 Horten H.XVIII型

関連動画

Ho229に関する動画ニコニコ動画にもありますが、削除される可性があるため、youtubeから持ってきました。

ドイツ空軍 Ho229~蒼空の王者~exit

ドイツ空軍 Ho229~アメリカ本土爆撃計画~exit

関連項目

外部リンク(記事製作の参考とした情報元)

>

【スポンサーリンク】

  • 3
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

Ho229

10 ななしのよっしん
2012/12/16(日) 11:17:13 ID: ao9UFMRELV
1行毎に改行するのは読みにくいからやめたほうがいいと思われ
👍
高評価
0
👎
低評価
0
11 ななしのよっしん
2013/04/27(土) 23:47:29 ID: LHgV66FDJF
これエンジントラブル墜落したって書かれてるけどじゃあ安定性のほうはうまくいってたってことか? B2はコンピューター制御だけどホルテンはどうやって安定性を維持してたんだろう? 
👍
高評価
0
👎
低評価
0
12 ななしのよっしん
2013/04/29(月) 07:16:09 ID: wxzJy6/7v1
ベルリンドイツ技術博物館
ホルテンの試験機の展示はみた。
👍
高評価
0
👎
低評価
0
13 ななしのよっしん
2013/06/22(土) 12:04:28 ID: wxzJy6/7v1
アメリカにも展示してあるね。
ドイツのしか見てないけど
👍
高評価
0
👎
低評価
0
14 ななしのよっしん
2013/11/29(金) 06:33:31 ID: cj3Aqb6hvk
>>11
B-2FBW必須なのはステルスのために理をした構造してるからであって
ちゃんと設計すれば全機でも安定性はある
まああんまりしい動きするとバランス崩すけどね
👍
高評価
0
👎
低評価
0
15 ななしのよっしん
2015/11/11(水) 00:48:57 ID: y4WdSTqvDH
Ho229 V1 全幅16.1m V2 全幅21.3m
Ho18A?(P140となってる)計画値 エンジンJumo004またはBMW003×6
全幅42m 巡航速度800km/h 航続距離11000km 滞時間15時
B 全幅40m エンジンHeS011×4 最高速度850km/h 行動半径11000km 実用上昇限度16km 滞時間27時間
以上ミリタリーエアクラフト2001年3月号より
なおHo229戦闘機あつかい
👍
高評価
0
👎
低評価
0
16 ななしのよっしん
2017/09/11(月) 00:46:17 ID: fn9C2VmTgU
ウルフェンシュタインのニューオーダーで序盤に襲ってくる戦闘機ってコイツ
👍
高評価
0
👎
低評価
0
17 ななしのよっしん
2021/04/17(土) 21:26:03 ID: 6BxGnzmV9B
こんなにい段階で低RCSが発見されていたのなら、戦後はもう少し全機の開発が盛んに行われていて良さそうなんだけどね………どうして少ないのかな?
👍
高評価
0
👎
低評価
0
18 ななしのよっしん
2021/04/17(土) 21:45:19 ID: FTgIxRnF74
操縦がムズイからだよ
最近は技術も上がり偵察機等に導入されてるが
戦闘機には向かないな
👍
高評価
0
👎
低評価
0
19 ななしのよっしん
2024/03/28(木) 23:36:31 ID: PC+w4QVkU8
>>16
エンジン回りとかの細部が違うけど、設定上ではコイツ
👍
高評価
0
👎
低評価
0