I Was Born To Love Youとはイギリスのロックバンド・Queenのボーカリストであるフレディ・マーキュリーが作詞・作曲した曲の名前。
クイーンの曲として高い知名度を持つが元々はクイーンの曲ではない。経緯は概要参照。
概要
この曲は1985年にフレディ・マーキュリーがソロでシングルをリリースしたのが初出。4月8日にシングルを発売し同29日に収録アルバム『ミスター・バッドガイ』も発売。
フレディバージョンにはギターの音はほとんどなく、むしろキーボードを多用したテクノポップと呼ばれるジャンルのサウンドになっている。
その後1991年11月24日にフレディが亡くなるが、生前最後となったアルバム『イニュエンドウ』をリリースして尚マイクに向かい録りためた音源を残されたQueenの3人、ブライアン・メイ、ロジャー・テイラー、ジョン・ディーコンが4年かけてフルサイズアルバム『メイド・イン・ヘヴン』をリリース。その中にフレディソロの音源をボーカルだけ残し、演奏をクイーンメンバーで当てなおしたこの曲も収録されている。こちらはギターもドラムもベースもガンガンくるロックサウンドであり、今日耳なじみがあるであろうバージョンである。かつて木村拓哉主演のアイスホッケードラマ『プライド』で主題歌で使われていたりしたのはこちら。
映像
ビデオクリップは両方のバージョンに存在している。
クイーンバージョンのクリップはフレディバージョンのものと1986年のウェンブリーライブの映像が組み合わされて構成されている。
ライブバージョンだが、フレディソロのライブ音源はほとんどない模様。もちろんクイーンライブ音源もそういう経緯があるのでオリジナルメンバーの物は存在しない。個人的にはすっげー見てみたいけど。
が、2005年、クイーン+ポール・ロジャースという名義でのツアーでロジャーとブライアン両名のボーカルによるアコースティックヴァージョンが日本公演限定で披露された。
ドラマ「プライド」などの影響でこの曲の知名度が日本ではずば抜けて高くなっていたため日本のファンへのサービスであろう。
これら動画はYoutubeにQueen公式で上がっているものもあるので見てみたい人は検索されたし。
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 4
- 0pt