JustCause2 (ジャストコーズ2) とは、オープンワールド型のTPSゲリラアクションゲームである。開発はAvalanche Studios、発売はEidos Interactive、販売はスクウェア・エニックス。日本では2010年6月10日発売。
概要
ゲーム情報 | |
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ジャンル | アクション アドベンチャー |
開発元 | Avalanche Studios アイドス・インタラクティブ |
販売元 | Square Enix |
機種 | Windows |
発売日 | 2010年3月23日 |
価格 (税別) |
¥ 4,180 |
対象年齢 | -- |
その他 | -- |
ゲームソフトテンプレート |
舞台は南国「パナウ島」、独裁者"ベイビー・パナイ"が統治する軍事政権の国で、プレイヤーはCIAのエージェント "リコ・ロドリゲス"、コードネーム"スコーピオ" となってパナウに潜入し、政府に反旗を翻すゲリラたちと共に独裁者の企みを阻止してゆく。任務は破壊と混沌、ゲリラ活動の中で見えてくる真相とは?
オープンワールド型のゲームの中でもリアルというより超人系寄り。広大なマップと随所に様々な村や都市が用意され、様々な乗り物を使って自由に行動できる。
特徴的な要素として、通常装備としてグラップリングフックとパラシュートが用意され、建物から建物へフックを使って移動、車にフックを引っ掛けてパラセーリング、飛んでいるヘリに掴まって乗っ取り、なんて通常ではありえないようなアクションが可能になっている。
ゲリラゲームだけあり、政府関連の施設や銅像を破壊したり、軍基地を襲撃することで、国内の混乱の指標である"カオスポイント"を貯めることができ、それに応じて各勢力から様々なミッションを受けることができる。ただし、反政府活動を続けると警戒度を表す「ヒートゲージ」が上がり、政府軍から追われることとなる。
勢力
アメリカ中央情報局。主人公が所属している。メインミッションであるエージェントミッションを指示してくる。
パナウ政府軍
独裁を敷く"ベイビー・パナイ"の忠実なるしもべたち。街中で巡回していたり、プロパガンダ放送を流している姿を見かけることができる。重要な軍事基地ともなると強力な兵士や兵器が配備されており、簡単には攻略させてくれない。
反政府ゲリラ
パナウには3つの反政府勢力があり、それぞれに勢力圏を持っている。各勢力に潜伏し、勢力ミッションをこなしていこう。また、拠点乗っ取りミッションををクリアすることでそれぞれの勢力圏が広まってゆく。勢力圏の近くではゲリラ兵が車で巡回しており、各所で政府軍とドンパチやってる。パナウではこれが日常。
カリスマ指導者"スリ・イラワン"率いる、パナウ原住民から派生した武装勢力
リーパー
女性指導者"ボロ・サントシ"が率いる、パナウに社会主義革命を起こすことを目論む勢力
ローチ
非合法ビジネスを生業とする"ラザク・ラズマン"率いるマフィア組織。パナウ市の都市部で勢力を伸ばしている
武器密輸組織
ブラックマーケット
金さえあれば物資の配達からヘリでの移動まで何でもやってのける便利屋。いわばパナウのAmazon。
スクウェア・エニックスによる日本語版の表現規制問題
日本語版では、スクウェア・エニックスによる表現規制によりゲーム性にまで手が加えられたため、評判を大きく落とすこととなった。表現規制の内容が発売直前まで公開されなかったことも事態を悪化させた。
本作では本来ランダムイベントで、各所で政府軍と反政府ゲリラの衝突がみられるため、どこをぶらついていても戦闘が起こっている物騒な世界だ。主人公はゲリラに協力して軍相手に戦いを挑めるのだが、日本語版では「表現規制」の名のもとに反政府ゲリラがごっそり削除された。そのため、広大なマップは閑散としてしまっている。
様々なものを破壊して混沌を引き起こすゲームのはずが、表現規制で民間人が無敵になった。爆発に巻き込まれ吹き飛ぶ敵、崩れる建物、微動だにしない民間人。そんな不自然な光景が見られるようになった。
山のテクスチャが消える日本語版特有のバグ。折角の広大な風景が台無しとなっている
以上の要素があるため、本作を完全に楽しむには英語版をプレイすることが推奨される。PC版では有志による日本語化MODが配布されているので、そちらがおすすめ。
関連動画
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関連項目
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