Kind Ladyとは、KONAMIのPlayStation2用音楽ゲームソフト『DDRMAX -DanceDanceRevolution 6thMIX-』に収録された楽曲である。
概要
アーティスト | OKUYATOS | |||||
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BPM | 135 | |||||
難易度 | Dance Dance Revolution | |||||
BEGINNER | BASIC | DIFFICULT | EXPERT | CHALLENGE | ||
SP | 3 | 5 | 6 | 9 | 12 | |
DP | - | 5 | 6 | 10 | 12 | |
DanceEvolution ARCADE (ノート数、シークレットリップル含む) |
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LEVEL | 4 | |||||
LIGHT | STANDARD | EXTREME | MASTER STAELTH |
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43 | 62 | 119 | 180 |
KONAMIの作曲家Sota Fujimoriこと藤森崇多のBEMANIシリーズ参戦3曲目となる楽曲であり、デビュー曲『Do It Right』とは打って変わって明るくポップな印象を受けるハウスナンバー。ボーカルを担当したのはフロリダ出身の女性シンガー、Erica Ash氏(余談だが、彼女は後に家庭用DDR EXTREMEにて悪魔城ドラキュラシリーズ等でお馴染みの山根ミチルのBEMANIデビュー曲『Forever Sunshine』を歌っている)。
ゲーム内では隠し曲扱いであり、40曲クリアすることで解禁される。各譜面共控えめな難易度になっており、EXPERTでも多少歌合せの付点8分が出てくる以外は8分中心で踏みやすく、まったり楽しみたい時やクールダウンに最適な一曲である。
アーケード版にはDDR EXTREMEにて収録されBEGINNER譜面が追加、DDR Xにて20段階表記の難易度が設定された。後にDDR 2014の譜面解禁イベント『鬼のEXTRA ATTACK』にてCHALLENGE譜面が出現、更に忠実に音合わせに配置された、踏みごたえ抜群の譜面が追加された(ちなみに北米版XBOX360用ソフト『DanceDanceRevolution UNIVERSE3』にも異なるCHALLENGE譜面が収録されているが、現在他のDDRシリーズには未収録となっている)。
時は流れ2015年9月30日、DanceEvolution ARCADEの楽曲解禁イベント『CHALLENGE』の第8回にて、Sota Fujimori単独制作曲としては初の移植を果たす。ソートカテゴリ内の課題曲を全て難易度不問でAAA評価でクリアすると解禁される(1曲目が当楽曲のLIGHT譜面である為、開催期間中は無条件でLIGHTのみプレイ可)。
振り付けは前回の『CHALLENGE7』にてLUV CAN SAVE Uを担当した、Dai.の盟友Yuu。しなるムチのような腕の動きや大胆なステップ等、素早く細やかな動作が要求され、判定面でもMASTERでの開幕4連続ジェスチャー+α、横を向いた状態での高速膝ジェスチャーなどのユニークな譜面により、踊りごたえ抜群の振り付けとなっている。が、曲の長さが同ゲーム収録曲としては短めの1分半というDDRサイズの為、ノーツ数こそ控え目だが全体的な密度は高め。
しかし2015年12月3日、DDR・ダンエボ両機種から同月28日に削除されることが発表され、多くのプレイヤーに激震が走った。
イベント隠し曲であったダンエボにおいては発表から4日後の12月7日に通常解禁されたものの、収録から88日で初のコナオリ曲削除という異例の事態となり、各所から削除を惜しむ声があがった。
でも告知があっただけまだマシとか3か月も収録されてただけマシとかいう声がちらほらとあったとかなかったとか。
というかダンエボも告知無しで削除やらかしてるので今更ではある。
『Kind Lady』、そして『OKUYATOS』とは、崇多×優子である。
この曲はSotaが自身の初恋の相手である女性から着想を得て作曲したものであり、曲名とアーティスト名義もその女性の名前に由来するものとなっている(曲名は意訳、アーティスト名義は逆に読むと・・・?)。
つまるところ、こやじの思い出話なのである。
歌詞の内容は曲名にもなっている『Kind Lady』と、彼女に惹かれてゆく男性の心情を歌った甘いラブソングになっている。作詞を担当したのは当時家庭用DDRにて参加していたシンガー"Jonny Dynamite"ことJonathan Medley氏であり、Sotaの恋愛経験に基づいたものであるかは不明だが、Sota自身はこの歌詞が大のお気に入りとのこと。
Remixes
- Kind Lady (interlude)
家庭用DDRMAX2の鬼モード専用曲として登場。
同曲のラフを元に編曲されており、間奏部分をメインに据えている。彼のシンセジャンキーらしさとベースラインへの拘りが存分に発揮されているアレンジと言える。
譜面はCHALLENGEのみでSP・DP共に足8(現在の足11~12)だが、交互難の8分滝こそ増えているものの原曲を踏襲している部分が多く、実質足7(現在の足10)程度と見ていいだろう。
北米版XBOX用ソフト『DanceDanceRevolution ULTRAMIX2』にもDLC曲として収録、通常曲と同じく7譜面が追加されたが日本への逆輸入には至らず。
家庭用DDRMAXのコナミスタイル特典『V-RARE SOUNDTRACK』にはロング版である『Kind Lady -interlude rough instrumental-』が収録されていた。
- Kind Lady (Funk Disco Extended Mix)
初の純正ロング版。これまた家庭用DDRMAX2のコナミスタイル特典『V-RARE SOUNDTRACK 5』に収録されていた。
- Kind Lady -2008 Extended Mix-
上記ロングのリファイン版。ファーストアルバム『SYNTHESIZED』に収録。
- Kind Lady -FUTURE TRANCE MIX-
原曲とはガラッと雰囲気の変わった、リミックス名通り近未来感漂うトランスリミックス。またしても家庭用DDRMAX2のコナミスタイル特典『V-RARE SOUNDTRACK 5』に収録。どんだけリミックスしたいねん。
果たしてSota Fujimoriは未来のKind Ladyと出会うことが出来るのか、はたまたこのままウィザウチュナイしてしまうのか・・・。
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関連項目
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