LINEモバイルとは、LINEが運営しているMVNO方式の携帯電話サービス。
概要
その名の通り、LINE(アプリ)のモバイルサービス。
当初はNTTドコモの回線を利用したMVNOであった。MVNE(Mobile Virtual Network Enabler:仮想移動体サービス提供者)はOCN。
その後競合他社(MVNOやサブブランドなど)に対抗できなくなり、体制強化のため2018年にソフトバンクと資本提携を締結しソフトバンク回線サービスも開始、さらに2019年にはau回線サービスを開始しており、3大キャリアを扱うMVNOサービスとなった。
2021年3月のLINEとZホールディングス(ヤフーの持株会社)の経営統合及び、政府からの携帯電話料金の値下げ圧力やドコモが新ブランド「ahamo」を発表したことを受ける形で、ソフトバンクがLINEモバイルを完全子会社化・吸収合併した上でahamo対抗の新ブランド「LINEMO」を2021年3月に開始する。これに伴い、これまでのLINEモバイルは新ブランド開始後に新規受付を停止することになる。
※以下は現在のLINEモバイルのMVNOサービスの記述となります。ソフトバンクの新プランは「LINEMO」の記事を参照して下さい。
特徴
- 年齢認証対応
本来であれば年齢認証は大手キャリア利用者のみの特権であり、MVNO利用者は年齢認証を受けられず、
ID検索によるお友達登録は不可能であったが、LINEモバイルはID検索が無条件で使用可能になっている。
(MVNOに転出する前であれば、認証済みの旧番号でLINEを使い続ければ一応MVNO利用者もID検索利用は可能) - ポイント還元
利用料の1パーセントがLINEポイント還元される。ポイントはLINEスタンプと引き換えたり、LINE Payカードを持っていれば1ポイント1円としてチャージし、JCB加盟店で利用可能。
プラン
LINEモバイルではカウントフリー対象の通信が最低ひとつは備わっている。
対象通信に対してはパケット消費を行わず、もしパケットを使い切ってもその通信に対しては速度制限を課さない。
プラン名 | カウントフリー対象通信 | ||
LINE | twitter |
LINE MUSIC | |
LINEフリー | ◯ | ||
コミュニケーションフリー | ◯ | ◯ | |
MUSIC+ | ◯ | ◯ | ◯ |
料金
支払いはクレジットカードのみ。
加入時には事務契約手数料として3000円が課される。
なお、2016/02/01からはSIMカード発行料400円が追加で課され、合計3400円に値上げされる。
ただし、Amazonでエントリーパック
を購入し、シリアルコードを入力した場合はSIM発行料400円のみが課される。
LINEフリー
SMS(ショートメール)は+120円、音声通話は+700円追加。
コミュニケーションフリー
データ専用SIMの提供は無い。SMS対応データSIM or 音声通話対応SIMのみ。
音声通話は+580円追加。
容量 | 価格 |
3GB | 1110円 |
5GB | 1640円 |
7GB | 2300円 |
10GB | 2640円 |
MUSIC+
これもコミュニケーションフリー同様にデータ専用SIMの提供は無い。SMS対応データSIM or 音声通話対応SIMのみ。
音声通話は+580円追加。
加入時にLINE MUSIC 30日間無料チケットを貰える。
容量 | 価格 |
3GB | 1810円 |
5GB | 2140円 |
7GB | 2700円 |
10GB | 2940円 |
セット販売端末
LINEモバイルでは分割払いは行っておらず、一括払いのみ対応。
2017年1月現在。数字順→アルファベット順。
※のあるものはLINEモバイルでの在庫完売。
端末名 | メーカー | 価格 |
arrows M02 | 富士通 | 29800円 |
arrows M03 | 富士通 | 32800円 |
Blade E01 | 中興通訊 | 13800円 |
Blade V7 lite | 中興通訊 | 19800円 |
P9 lite | 華為技術有限公司 | 24800円 |
※SH-M03 AQUOS mini | シャープ | 49800円 |
※Z370KL Zenpad 7.0 | ASUSTeK | 23800円 |
※ZB551KL Zenfone Go | ASUSTeK | 19800円 |
ZE520KL Zenfone3 | ASUSTeK | 39800円 |
関連動画
関連項目
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