Let's Groove(レッツグルーヴ)とはEarth,Wind&Fireの楽曲である。
1981年発売のアルバム Raise!(邦題:天空の女神)に収録。後にシングルカットもされた。
概要
Earth,Wind&Fireの代表的な楽曲の一つであり,ボコーダーを使った特徴的なイントロから始まる。強烈なシンセベースと華やかなホーン,ノリやすいシンプルなメロディが受け後のディスコミュージックの象徴となった。
様々なリミックス,アレンジが存在し一時期DDRやホンダ エディックスのCM曲に採用されていた。
前年に出した2枚組の大作アルバムFaces(フェイセス)が思った以上に売り上げが良くなかったため,ブームが過ぎたと認識されたEarth,Wind&Fireが起死回生をかけて作り上げた楽曲(アルバム)であり,長岡秀星のファラオモチーフのアルバムジャケット(長岡曰く,一番海外受けが良かったアルバムジャケット)も手伝いShining Star,September,Boogie Wonderlandに次ぐ大ヒットとなった。2018年現在,活動を続ける同グループのライブにおいても定番の曲である。
特徴的なPV
PVも楽曲のインパクトに負けず劣らずの非常に強烈な個性を放っており,当時最先端のグラフィックスを多用したエフェクトも相まって「完全にキマッている」と称される。
(余談だがこのPVが世に出た時はたしかにファンク音楽に酒と女と薬は付き物という時代だったが,ことEarth,Wind&Fireにおいてはリーダーのモーリス・ホワイトの方針もありメンバーは薬も酒もやらない非常にクリーンなグループであったと言われる。なのにどうしてこうなった・・・)
どんなものかは実際にPVを見るのが一番理解しやすいだろう・・・
ニコニコ動画において
ニコニコ動画においてはPVこそ比較的初期に投稿されていたもののニコニコ動画を利用する年齢層の違いからそこまで認知されているわけでもなかった。しかし2018年1月28日に投稿された公式アニメ,ポプテピピック #4「SWGP2018」がアニメ内で同曲をPV含めパロディしたことで突如脚光を浴び前述の動画がニコニコランキング音楽カテゴリー第1位にしばらく居続ける事態となった。(天国のモーリス・ホワイトも思わず「どうなってん」と言っているかもしれない)
奇しくも同動画の投稿日の一週間後(2月3日)はモーリス・ホワイトの命日であり,一部ではなぜ命日にこれを当てなかったのかという声もあったようだが,歌詞の内容的に非常に悩ましいところである。
比較動画
そのインパクトからかなり早い段階で多くの比較動画がUPされており,それを見ると如何に忠実に再現されているかが分かるだろう。代表で一つ置いておく。
その他
先述したポプテピピックもそうだが、強烈な印象のPV故にPVのパロディ・オマージュが多い。奇しくも同じ2018年にYoutubeで公開されたMONKEY MAJIKとサンドウィッチマンのコラボ曲「ウマーベラス」でもパロディされている。こちらは加えてワイヤーフレームや派手な色使いなど80年代後半のサイバーパンクなイメージも付加されており、歌詞はサンドウィッチマンの定番ネタ、ゼロカロリー理論や宮城の特産品を盛り込んだものとなっている。
関連項目
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