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Mobageとは、DeNAが運営する日本のSNS（ソーシャルネットワーキングサービス）である。2011年3月28日、名称がそれまでの「モバゲータウン」から「Mobage」に変更された。通称「モバゲー」。
概要
2006年2月に「モバゲータウン」としてサービスをスタート。開始当初はゲームの配信を主体としていたが、その後はアバター機能、ニュースや気象情報の配信、小説の掲載やクリエイター機能などに力を入れ、2009年から2010年頃には大手ゲームメーカーの公式ゲーム配信（あくまで体験版）をしたり他社の提供ゲームを公開。さらに、Yahoo!JAPAN内で「Yahoo!モバゲー」のサービスを開始し、スマートフォンを対象としたサービスもスタートした。
GREE同様、テレビCMによる宣伝もしており多くの芸能人を起用。それだけではなく、モバゲーが発祥の小説が書籍化したり、他社の提供ゲームのコミカライズなどといったメディアミックス化もしている。
2011年に運営会社のDeNAはTBS HDが保有するプロ野球球団の横浜ベイスターズを買収し、翌年からプロ野球に参入した。チーム名は横浜DeNAベイスターズ。
事件や問題点
過去にはモバゲーでの出会いをきっかけとした殺人事件や日記を利用した犯行予告などが相次いでいた。そのため犯罪被害（特に出会い）が問題視されているが、未成年ユーザーの規制を導入している為、その数は減少傾向にある。しかし、現在でも、日記・伝言板の悪用（誹謗中傷など）、同業他社のゲームの著作権侵害などといった幾つかの問題を抱えている。また、管理体制が不十分なところもあり、一部の人々からは「違反ユーザーを擁護している無法地帯」などと問題を指摘されている。しかしGREEと同じくして、テレビCMで大々的に宣伝している上お得意様なので、これらがテレビなどで報じられることはほとんど無い。
2011年6月9日、公正取引委員会は運営会社であるDeNAに対して、独占禁止法違反による排除措置命令を出した。ニコニコニュース（当該記事
）によれば、モバゲーに対してゲームを提供しているゲーム開発会社に対して、競合他社であるGREEへのゲームの提供を行わないように圧力を掛け、従わない場合にはゲームのランキングや検索結果からの除外を行うなどの処分を行っていた。
この一件で同年11月21日、GREEとKDDIがDeNAに対し10億5000万円超の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こした。今後の動向が注目される。ニコニコニュース（当該記事）
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外部リンク
関連項目
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