Music Studio Producer(MSP)とはデスクトップ上で音楽製作を行うフリーソフトである。
概要
フリーだが、Steinbergの策定した規格であるVSTやASIOに対応している他、驚くほど多機能で愛好者も多い。
機能が多すぎor操作性に慣れにくいため、初心者には少しハードルが高いと言われることも。
また、あまり知られていないが、シェア版のMusic Studio Independence/Standardも起動時などに送金を促すメッセージが 表示されること以外、特に問題なく機能無制限で試用可能。最上位のIndependenceでも3,500円とかなり安いため、機能が気に入ったならば払ってみてもいいかもしれない。
ただし、公開されている取扱説明書は、枚数にして264枚という大容量のうえ、初心者には読みづらい。先に以下の入門動画や入門サイト、入門書を見て、ある程度操作を覚えてから使うことをお勧めする。
歴史
元々はWindows 3.1用のシーケンスソフトである「Sequence Studio Lite」と、マルチトラックレコーディングソフトである「Audio Studio Lite」の2つのフリーソフトがあったが、この2つを統合したものをシェアウェアとしてリリースされたのが「Music Studio Standard」である。このときは単にMIDIとオーディオを統合しただけのものに過ぎなかったが、その後VSTやASIOなど、DAWとして必要な機能を搭載して一新された上位版のIndependenceをリリース、そしてIndependenceをベースとした機能削減版がStandardとしてリリースされた。さらにStandardから機能を削減したフリー版として登場したのがProducerである(機能削減と言ってもマルチポート入出力やオートメーションができない程度で、編集における多機能ぶりはStandardやIndependenceと同じ)。
ちなみに、シェア版のうちStandardの現行版のバージョンが4.24となっているのはこの経緯によるものと思われる。
関連動画
関連商品
関連項目・外部リンク
- Music Studio Producer / Standard / Independence - 公式ページ
- MSSでドレミ♪Music Studio StandardのMIDI打ち込み解説
- DTM
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