NCSとは、イギリスのレコードレーベル「NoCopyrightSounds」の略称である。
概要
簡単な沿革
2011年に音楽組織としてYouTubeで活動を開始。EDM、ダブステップ、ハウス・ミュージック等を中心としたジャンルの曲をストリーミング配信で無償提供する。
2011年から2013年までの間は、主に、NCSに属さないアーティストの曲をセールスプロモーション(販売促進)の目的で配信していた。
2013年11月、NCSは公式なレーベルとして設立された。以降、NCSのライセンスを取得したアーティストの曲のみが配信される様になる。これによって、2011年から2013年の間非公式で配信していたほとんどの曲の権利を失い、権利を失った動画は公式チャンネルから削除された。ちなみに、公式レーベル後初の配信曲は「Aero Chord - Time Leap」。
2021年3月現在、YouTubeのチャンネル登録者数は2950万人である。
日本での使用
「NoCopyrightSounds」を日本語で直訳すると「著作権がない音」。そのためか日本では主に、「著作権フリーの音楽」「著作権が放棄されている曲」を指す言葉として用いられることが多い。
著作権との関係について
NCSの曲は、条件を満たせば誰もが自由に利用できる状態となる。したがって、パブリックドメインに該当するものと考えられる。
利用条件
2021年3月現在のYouTube公式チャンネル説明文によると、利用条件は以下を明記することである。
その他、利用規約詳細については関連リンク「NCS利用規約」を参照。規約を守れば商用利用も可能。
関連リンク
- 「NoCopyrightSounds」wikipedia(英語)
- 「NoCopyrightSounds」wikipedia(日本語)
- NCS公式サイト
- NCS利用規約
- 「NoCopyrightSounds」YouTube公式チャンネル
- NCS会社概要
関連項目
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