Ninja650とは、川崎重工業モーターサイクル&エンジンカンパニーが製造・輸出、株式会社ブライトが日本へ輸入・販売している大型バイクである。いわゆる逆輸入車である。販売時期及び地域によりER-6f、Ninja650Rなど名称が異なっている。
概要
トルクのある水冷並列二気筒DOHC649ccエンジンを搭載した、フルカウルのスポーツツアラーである。外見上の特徴として車体右側面にオフセットされたモノサスペンションと車体下部にセットされたサイレンサーがあげられる。エンジンの幅が狭いために車体の幅も狭く、非常に扱いやすい車体バランスとなっている。
2008年モデルまでは独自の単眼ライトのカウルデザインであったが、2009年モデルからは同社の現行のNinjaを名乗る車両同様の二眼ライトのデザインになった。メーターも一新されデジタルメーターとなっている。
2012年モデルからは従来のトレリスフレームから新設計のダブルパイプペリメターフレームに変更され、Ninja1000同様の可変式ウインドスクリーンを装備するなど、大幅なモデルチェンジとなった。
4代目となった2017年モデルはトレリスフレームに戻され、より軽量コンパクトな車体になった。デザインも250や1000に近いものになり、ツアラー色の強かった従来よりスポーツ寄りへとシフトした。
また、2017年5月からついに日本国内仕様が発売された。
兄弟車にネイキッドのER-6n/Z650, アルプスローダーの Versys(ヴェルシス)がある。また、2010年には日本国内用車種として、排気量を399ccに縮小した普通自動二輪版のNinja400Rが発売された。
関連動画
関連項目
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