現れろ、No.3!
これこそキサマらを葬るためにベクター様から賜ったナンバーズ!
Ⅲ…キサマがなんと名乗ろうが真の3番はこの俺様のナンバーズよ。
長き眠りより目覚め、地獄の凱歌を高らかに歌え!地獄蝉王ローカスト・キング!
No.3 地獄蝉王ローカスト・キングとは、アニメ「遊☆戯☆王ゼアルⅡ」及び遊戯王OCGに登場するカードである。
概要
特別なモンスター・エクシーズ、ナンバーズの1枚……だと思われる。
エクシーズ・効果モンスター
※公式サイト「必勝!モンスターアカデミー」第15回による
ランク3/風属性/昆虫族/ATK 1200/DEF 2500
レベル3モンスター×3
このカードは「No.」と名のつくモンスター以外との戦闘では破壊されない。
相手フィールド上に存在する効果モンスターの効果が発動した時、このカードのエクシーズ素材1つを取り除いて発動する事ができる。
そのモンスターの効果を無効にし、このカードの守備力は500ポイントアップする。
作中で一度無効化されたモンスターが再び効果を発動していないことから、このカードの「そのモンスターの効果を無効にし」は永続的なものであると思われる。
ドン・サウザンドがベクターに与えた4枚のナンバーズのうちの1枚であり、その後、ベクターから蝉丸へと渡された。
そして、「1ターン目から攻撃ありのルール」[1]で行われた遊馬&Ⅲとのデュエル(Mr.ハートランドの眷属の力で遊馬&Ⅲのライフは各2000、蝉丸のライフ8000)。
蝉丸は先攻1ターン目から「オイリーゼミ」(素材2体分扱い)と「夢蝉スイミンミン」を素材にエクシーズ召喚するのだが、自ら1ターン目から攻撃ありといいつつ、守備表示で出された。
遊馬は「ダブル・アップ・チャンス」と永続魔法「速攻予約特典」のコンボで、このカードに攻撃力10000となった「No.39 希望皇ホープ」の貫通攻撃を仕掛けようとしたが、その準備であるホープの攻撃無効効果に対してこのカードの効果を発動、効果を無効化して守備力を上げ、続行されたホープの攻撃で遊馬に反射ダメージを与えた。
その後、Ⅲは「No.33 先史遺産-超兵器マシュ=マック」の効果を発動したが、このカードで無効化、守備力はマシュ=マックを上回った。しかし、これはⅢの狙うところであったようで、マシュ=マックの攻撃を受ける。当然反射ダメージを与えたのだが、このカードが破壊されなかったことをトリガーに「石の心臓」を発動され、「速攻予約特典」でマシュ=マックの攻撃力は6400となり、貫通ダメージ付きの攻撃を再び受けることとなってしまう。
永続罠「空蝉幻身」で破壊こそ免れたが、大ダメージを受けてしまった。
怒りに燃える蝉丸はこのカードを攻撃表示に変更、「空蝉幻身」で攻撃力を4700にアップさせてホープへ攻撃したが、「オリハルコン・ミラージュ」で攻撃対象をマシュ=マックに変更されてしまい、そちらへ攻撃を続行、破壊した。
蝉丸は永続罠「セミ・ファイナル」で次の自分のターンの勝利を確定させた。さらに「蝉鳴くバリア-ミンミンフォース-」も仕掛けて万全の体制であった。それは死亡フラグです。
Ⅲは「No.6 先史遺産-アトランタル」をエクシーズ召喚、その効果で墓地にいたホープがアトランタルに装備され、攻撃力は5900までアップしてこのカードへ攻撃、「オーバーレイ・ブレーキ」で攻撃を無効化することで、先ほど蝉丸が防いだ「ダブル・アップ・チャンス」、「速攻予約特典」のコンボを今度は成功させ、攻撃力は23600となり、このカードはその攻撃を受け、蝉丸は敗北した。
デュエル終了後、このカードは仲間の証として遊馬からⅢに渡された。
その後はずっとⅢが所有していたようだが、カイトとMr.ハートランドのデュエルの際に、このナンバーズに何らかの罠が仕掛けられていることを警戒したⅤはこのカードを捨てるように指示、それに従って捨てられたことにより、このカードはMr.ハートランドの手に渡った。
Ⅲたちには知る由もないが、ベクターによるとこのカードは偽物のナンバーズであったらしい。とどのつまり、真の3番ではなかったということですね。デュエル終了後、他の偽ナンバーズやMr.ハートランドと共に、黒い炎をあげて消滅した。このとき、アストラルによって「あれはナンバーズではない」と明言されている。
のちに本物の「No.3」として、「No.3 ゲート・オブ・ヌメロン-トゥリーニ」が登場しており、ドン・サウザンドが使用した。
効果名は「メモリーサッカー」。
効果を無効にする際は鳴き声によって行い、守備力上昇は、相手に自らの口を突きさして、そのモンスターの記憶を吸収する。かっこいい名前は付いていても所詮は蝉なので、マシュ=マックに対して効果を発動する際は普通の蝉のようにマシュ=マックの天辺にくっついて鳴いていた。
アニメでは初めての風属性ナンバーズ。もっとも、偽物なのでナンバーズを名乗っていいのかはあやしいが、デュエルのルール上は紛れもないナンバーズである。漫画やOCGでは、「No.42 スターシップ・ギャラクシー・トマホーク」が先に登場していた。
OCG版
2020年に発売されたCOLLECTION PACK 2020にて本物のNo.1〜4と共にOCG化を果たす
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの表示形式が変更された場合に発動できる。自分の手札・墓地から昆虫族モンスター1体を選んで守備表示で特殊召喚する。
(2):フィールドのモンスターの効果が発動した時、このカードのX素材を1つ取り除き、そのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターの効果を無効にする。その後、フィールドの昆虫族モンスター1体を選び、守備力を500アップするか、表示形式を変更する。
イラストはアニメから変更されており、本物のNo.3よりもレアリティが高くなっている。
偽No.の中ではアニメ同様最初に登場することとなった。
アニメ版よりも使い勝手が良くなっており、優秀なランク3エクシーズとして活躍可能。
ナンバーズコンプリートファイルでは偽物なのか、又は他の偽No.がOCG化されてないのかは不明だが未収録となってしまった。
関連動画
No.3 地獄蝉王ローカスト・キングに関するニコニコ動画の動画を紹介してください。
関連商品
No.3 地獄蝉王ローカスト・キングに関するニコニコ市場の商品を紹介してください。
関連項目
脚注
- *遊馬やⅢの反応を見るに、アニメのバトルロイヤルルールにある「全てのプレイヤーは1ターン目の攻撃不可」を無くすだけでなく、基本ルールである「先攻のプレイヤーは1ターン目に攻撃不可」も無くすインチキルールだと思われる。
- 1
- 0pt