Otherworldとは、『ファイナルファンタジーX』挿入歌である。
概要
これまで、ファイナルファンタジーシリーズの楽曲の中には戦闘曲をはじめとしたロックサウンドは入っていたが、本作ではそれ以上のインパクトを残す楽曲として知られている。というのも、ファイナルファンタジー史上では初めてとなるメロディックデスメタル調のサウンドだからだ。作中では冒頭のブリッツボールムービーで流れ、美しくも激しいブリッツボールの側面を見事に演出している。その為、プレイ当初はムービー専用曲と思うプレイヤーもいただろう。しかし、本番は後半のあるシーンでの登場である。その時に歌詞をよく聴くと実は…ココから先についてはゲームをプレイした人だけのお楽しみということで。
シンガーはビル・ミュール。とあるスタッフが居酒屋で捕まえてきたシンガーであるが、彼のグロウルにより、多くの人々が勇気付けられたという。また、歌詞は英訳担当であるアレクサンダー・O・スミス氏によるもの。
また、『ディシディア ファイナルファンタジー』にも同曲が収録されており、流れたタイミングにファンは興奮したとか。ちなみにディシディアシリーズの収録はアレンジではなく原曲。
他アレンジ
『THE BLACK MAGES II The Skies Above』版
植松氏が在籍していたハードロックバンド、THE BLACK MAGESによるバージョン。シンガーはビル・ミュール氏に代わって女性ヴォーカリストであるKAZUKOが務める。楽曲はオリジナルよりキャッチーになったハードロックであるため、原曲のゴリゴリした感じが苦手な人にはオススメ。なお、このバージョンでは一切叫ばないので、叫んでいるほうがお好みであれば、自身で演奏して叫ぶなりしましょう。
ウィ・アザー・ワールド(『半熟英雄4』)
『半熟物語4~7人の半熟英雄~ 』に収録されている、植松伸夫自らが手がけたセルフバカーセルフパロディで、同作のラスボス・完熟神四次元ボイルド戦のBGM。音はマイルドながらオリジナルの面影があるのだが・・・
歌詞がすべて「4」で構成されている上に歌っているのはこのラスボスなのだがCV:石川英郎(FF10のアーロン役)という曲自体の脱力ぶりのみならず、ラスボスの股間に「例のダニ」の意匠があったり、倒されたときの演出がFF10の召喚獣が倒されたときの演出であったりと色々とツッコミどころ満点。
…決して音MADではない。
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関連項目
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