皆、彼が大好きだ。
火を噴く様を見て崇拝し、
敵を倒す雄姿に喝采を送る。
やつを恐れることだけだ。
Persecution of the masses(パーセキューション・オブ・ザ・マセス)とは、映画「シン・ゴジラ」の劇伴楽曲である。
概要
作曲は鷺巣詩郎。曲名は直訳で「大衆の迫害」[1]。サウンドトラック「シン・ゴジラ音楽集」上の正式な表記は「Persecution of the masses (1172)/上陸」だが、当記事では便宜上、一部省略してPersecution of the massesとしている。
当楽曲は、劇中だけでなく予告編でも使用され、また、前述のサウンドトラックでは1曲目に収録されているなど、事実上メインテーマと呼べる位置付けである。
弦楽器を主体としており、その音の質感は意図的にヒステリックなものにされている[2]。演奏開始時点では静かに、そこから徐々に緊張感を上げていくような曲調となっており、劇中での、ゴジラの初上陸と前例のない事象のなかで政府の対応が後手にまわり被害が増加していくシーンを、当楽曲が演出し観る者の不安をだんだんと煽っていく。
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関連項目
脚注
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