R-11A"FUTURE WORLD"/フューチャー・ワールドとは、
R-TYPEシリーズ登場機体である。
[ 辺境警備隊仕様機 ]
R-9のデータをもとに、量産された最後のR戦闘機。量産機の座を争ったR-13シリーズに比べ、開発コストの安さと信頼性の高さが評価され採用された。大気圏内、特に居住区での運用を考慮した設計になっており、非常にコンパクトで小回りの効く機体になっている。一部には民営の武装警察に提供されたタイプも存在する。
機体解説-偉大なる末裔-
No. | 44 |
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名称 | FUTURE WORLD フューチャー・ワールド |
波動砲 | 圧縮炸裂波動砲 |
フォース | ギャロップ・フォース ●赤:レーザービーム ●青:レーザーワイパー ●黄:レーザーチェイサー |
「サタニック・ラプソディ」に於いて活躍したR戦闘機は、装備の違いはあれど「大気圏内における運用を想定した」という共通点を持っていた。これを更に局地化して、都市部等での運用を想定した機体がR-11Aである。
この機体の特徴は、R戦闘機の中でも非常に小型で旋回性能に優れており、装備面においても可能な限り被害を最小限に食い止める為の工夫が為されている。
その一つが専用開発されたギャロップ・フォースで、このフォースの特徴としては狭い通路などでも運用できるよう、そして周囲への被害を抑える為にレーザーを細く生成されるようになっている。また、機体速度に応じてレーザーの照射角度、または範囲を変化させるという工夫も為されている。
オプション装備として複合電磁射撃システムである「ボルトクラスター」の設定もあったが、ゲーム中に登場することは無かった。また、概念がR-13シリーズのライトニング波動砲に似ている事から繋がりが予想される。
しかし、一方で広域兵器である圧縮炸裂波動砲が装備されている、という矛盾点も存在しており、折角レーザーを工夫してもコレ1発で台無しになる恐れもあるという側面を持つ。
裏を返せば点制圧と面制圧双方の武器を装備し、運用コスト等のバランスに優れた機体であることは確かであり、その名の通り、人類の未来を守ってきたR戦闘機の末裔と銘打っても差し支えない機体と言えるだろう。
「R-TYPE TACTICS」にも登場しており、そちらではバイドルゲンの(フォースやバイド兵器製造に必要な素材)捕獲が可能な機体となっている他、小回り性能の良さを生かして攻撃後の再移動が可能になっている。
なお、この機体には民営武装警察組織に供与されたバージョンが存在しており、そちらの方が有名であろう。
「R-TYPE Final 2」にてRX-10やR-13と次世代量産機の座を争った機体であることが判明。
本機の開発は前身企業がR-9Aを開発し、その子会社として次元戦闘機の開発製造で圧倒的なシェアを持っていた"ウィスラー・スペース社"という会社が行っていた模様。
本機は機体の小型化によるコスト削減を主眼に置いており、「A級バイドを短時間で掃討し得るもの」という軍からの要望に対して前述の2機と異なり、R-9Aシリーズの部品を小型化もしくは省くことで大型化を避けつつ次世代兵器の搭載を可能とした。
次世代量産機の座は、RX-10のマクガイヤー社が火星で発生した動乱に巻き込まれ辞退した事によってR-13のウォーレリック社とのタイマンとなったが、最終的には本機が次世代量産機の座を得た。
なお、軍は「製造コストを含めた総合的な判断の結果」としか公表してないものの、採用直前に発生した「サタニック・ラプソディ」にてR-13が行方不明になった事や、太陽系内のバイドが減少し始めていた為に新兵器の導入や製造コスト削減、つまり軍縮を行ったからという見方が大勢を占めていたという。
"サタニック・ラプソディ"の悲劇
2164年に発生した「サタニック・ラプソディ」事件において、暴走したモリッツGの鎮圧に辺境警備隊も担当しており、その際に当機が出撃したという記録が残されている。
しかし、コスト重視の量産機で敵う相手ではなくその際の戦果は全滅…最新鋭のR戦闘機へとバトンタッチする事になるのである。
しかも、この機体の悲劇はこれだけに留まらず、バイド汚染されたR戦闘機開発プロジェクト基地においてバイド化したこの機体が同じくバイド汚染されたR-9Aと共に出撃した記録があり、その際も最新鋭のR戦闘機にあっけなく撃墜されたらしい…。「踏んだり蹴ったり」とはまさにこの事であろうか…イ㌔・・・。
武装
- ギャロップ・フォース
都市部での使用を想定して被害を抑える工夫が為されているフォース。
工夫の一つとして細いレーザーを生成する事で被害範囲を狭める意匠が為されている他、機体速度に応じて照射角度や攻撃範囲が変化する特徴もある。名前の由来はアイレムのSTG「GALLOP」からだと思われる。
また、フォースはオペレーション"LAST DANCE"に参戦した機体にのみ装備され、通常R-11シリーズには装備されていない。 - レーザービーム
水平方向に細いレーザーを発射する。
自機の速度に応じてレーザーの太さが変わる特徴を持ち、低速ほど威力が上がる。 - レーザーワイパー
上下ナナメ方向にそれぞれ細いレーザーを発射する。
自機の速度に応じて照射角度が変わる特徴を持つ。 - レーザーチェイサー
上下方向に地形を滑走するレーザーを発射する。
自機の速度に応じて発射角度が変わる特徴を持つ。 - 圧縮炸裂波動砲
衝撃波動砲の改良型。2ループMAX。
目標に即時着弾する衝撃波動砲とは異なり、紫色の波動弾が発射され、着弾と同時に炸裂して効果範囲内の敵を撃破する仕組みとなっている。
発射装置が小型・簡素化されたことで小型機体にも搭載可能となっているが、威力は2ループMAXの波動砲の中でもかなり高いと言われており、攻撃範囲もかなり広く使い易い波動砲の一つに数えられる。
ちなみに波動砲もオプション扱いとなっている為か、中には波動砲以外の兵装を装備している機体も存在する。
関連動画
登場は9:35~
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
R's MUSEUM | ||
No.43 RX-10 ALBATROSS |
No.44 R-11A FUTURE WORLD |
No.45 R-11B PEACE MAKER |
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