RAH Band(またはThe RAH Band)とは、80年代を中心に活躍したRichard Anthony Hewsonが率いるイギリスのバンド。
概要
曲調は、エレクトロでファンクでポップ。耳に残るメロディが特徴。
RAHはRichard Anthony Hewsonの頭文字である。Bandとは言ってもほぼ彼の個人プロジェクトであり、それを端的に示す名前だと言えよう。
元々Richard Anthony Hewsonはアレンジャーであり、1960年代後半から1970年代までビートルズやポール・マッカートニーなどを含む様々な大物ミュージシャンの楽曲の編曲を担当していた。だが他人の音楽をアレンジし続けることにうんざりしていたらしく、自分自身の楽曲を求め始めるようになった。
そして1976年に「Richard Hewson Orchestra」名義でオリジナル楽曲をリリース。さらに翌年、1977年には「THE RAH BAND」の名義での第1作、インストゥルメンタル曲「THE CRUNCH」を世に送り出した。この「THE CRUNCH」はイギリスのヒットチャートトップ10入りを果たし、以後も同名義での活動が継続されていくことになる。
インストゥルメンタル曲だけでなくボーカル入りの曲もリリースしており、そのボーカルはRichard Anthony Hewsonの奥さんが担当している場合が多い。
1985年には「CLOUDS ACROSS THE MOON」(これもボーカル入り)をリリース。こちらも全英チャートトップ10入りを果たしており、RAH Bandの曲の中でもっとも有名な曲ではないかと思われる。日本でRAH Bandが知られるようになったのも、砂原良徳が90年代に発表したアルバム「crossover」にこの曲のアレンジバージョンが収録されたことがきっかけとなったようだ。
1988年までは毎年新譜をリリースしていたが、それ以後は活動が縮小する。
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