RCA端子(RCA connector)とは、主に映像・音声信号の送受信に用いられる端子である。ピンプラグ・ピンジャックとも
概要
RCAは米国の電器会社Radio Corporation of Americaに由来しており、また海外ではフォノコネクター(phono connector)やシンチコネクター(Cinch connector)と呼慣わされている。家庭用では長年に亘って最も普及してきたコンポジット映像信号(黄)およびステレオ音声(白、赤)入出力の三本セットで馴染み深いが、他にもサラウンド音声やS/PDIFの入出力端子として用いられている。
安価で脱着が容易な反面、信号の種類に応じた本数のケーブルが必要になるなど煩瑣な所もある。
コンポジット端子
RCA端子の内コンポジット映像信号に使われているもの(通例黄色)をコンポジット端子と呼んでおり、SD[アスペクト比4:3、解像度720x480]まで対応している。
コンポジット端子はテレビであれば最新機種にも付いている事が多い。
コンポーネント端子
コンポーネント映像(Component video)信号を送受する端子をコンポーネント端子と呼んでいる。この規格では三本のRCA端子を用い(カラーコードは赤、青、緑)、それぞれY,CB/CR,PB/PRに対応している。
コンポーネント端子はD端子と相互変換が可能で、変換ケーブルを使った入出力が行える。
S/PDIF端子(メタル)
デジタル音声信号規格であるS/PDIFの内、メタルケーブルを使う同軸(コアキシャル)デジタル音声端子にはRCA端子が用いられている。カラーコードは橙または青。
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関連項目
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