Reaper Birdとは、Toby Fox(トビー・フォックス)氏が製作したRPGインディーズゲーム『Undertale』に登場するキャラクターである。
この記事はネタバレ満載なので注意。ゲーム未プレイかつこれからプレイする予定の人はバック推奨。
概要
1度でもNルートEDにたどり着き、かつモンスターを1人も倒していない場合にのみ訪れる事が可能となる「True Lab(真研究所)」で出会う事になるモンスター。
かつてAlphysが行っていた「塵と化す前のモンスターの遺体にDetermination(決意)の力を注ぎ込むとどうなるか」という研究の結果誕生したモンスター群「Amalgamates」の1体。1度は蘇生した被験者のAstigmatism・Final Froggit・Whimsalotが融解・合体した全くの新種モンスター。公式日本語訳での名称は英語名をそのまま訳した「しにがみちょう」。
なお、この3体のモンスターはCOREにおいて、集団で襲い掛かって来るメンバーでもある。その際のテキストで「What a nightmare!(なんという悪夢!)」と表示されるが、このテキストはReaper Bird戦の事を示しているのかもしれない。
遭遇時のテキストには「,」とだけ表示される。
外見
エンカウント時に出る「!」の吹き出しが変化して襲い掛かってくる。他のAmalgamtes同様、フィールド上と戦闘画面では似ても似つかぬ姿。
戦闘画面での姿はAstigmatism・Final Froggit・Whimsalotのパーツを変形・再構築したもの。図解するとこんな感じ(外部リンク)。
頭部はAstigmatismの体を横に倒したパーツ、Astigmatismの下部に生えている手足が嘴のようになっている。目は時折瞬きをするが、そのモーションは動物が口を開閉するかのような動作をする。翼のようなパーツはFinal Froggitの胴・脚を分割したもの、首はWhimsalotの槍を、脚パーツはWhimsalotの脚を無理やり伸ばす事で構成している。
首と脚は非常に長いため全体的に細長い体格をしており、通常では入りきらずダイアログ欄の枠内にまではみ出している。
性格
理性が消失しており、本能によって行動している。主人公を襲ったのも食べ物を持っていると思ったから。
多数のモンスターの記憶などがごちゃ混ぜになっているためなのか、体を構成するモンスター3体の台詞が合わさったようになっている。和解方法を進めていく事で各々の記憶がハッキリしていき理性を取り戻していく。
戦闘
Amalgamates共通の特徴として「攻撃が通用しない」ため、攻撃してもダメージが入らずHPゲージがバグったかのようにカンストする演出が入る。戦闘を終わらせるには和解してお引き取り願うしかない。
虫型弾をばら撒く攻撃は2ターンを消費する攻撃で、1ターン目に「Everyman」の顔に虫の群れが集り、2ターン目に虫がある程度自機目掛けて突っ込んでくる。虫を放ちながら「Everyman」は徐々に自機に近づいてくるうえに、虫の数も多いため、全てを避けるのは困難。「Everyman」の頭部を次々と射出する攻撃は、これもある程度自機狙いなうえに間を置かずに次々と撃って来るため、やはり避けにくい。
和解するには構成する各モンスターに対応する選択「Pick on(いじめる)」・「Mystify(煙に巻く)」・「Pray(祈る)」を選ぶ(順不同)する事で落ち着き見逃せるようになる。
True Pacifist Route(通称Pルート)ラスボス戦後は地下世界各地を見て回れるが、AmalgamatesのうちReaper BirdとMemoryheadは登場しない(他3体はそれぞれの縁者と再会している)。PルートEDでは家族の下へ帰った事が明かされている。
関連項目
- Memoryhead
- Reaper Bird・・・今ココ
- Lemon Bread
- Endogeny
- Snowdrake's Mother
脚注
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