―Oh,I'm scary
―So,I'm scary
―Now,I'm scary
Remenberとはフロムソフトウェア社制作のゲーム、アーマード・コア フォーアンサーで流れる曲の一つ、作曲者は星野康太。
概要
ACfaの作中内で流れる中で歌詞付きの楽曲の一つ。上述の歌詞内容にあるように本曲のコンセプトは「臆病者」や「停滞」となっている他、同じ「停滞(ステイシス)」という単語と関連深いオッツダルヴァのテーマとして意識して作られたとのこと。
ゲーム内で流れるのがいずれも重要局面という事もあり、ACfaをプレイしたリンクス諸氏からの評価も高く、ニコニコ動画内でもこの曲を用いたカッコいい映像MADが作られることもあり、視聴者の目からコジマ粒子を噴出させる。
歌詞の意味するところ
自分は臆病者でしかないという己を卑下する言葉や、全ては幻想であるという意味深な言葉、こういった抽象的な歌詞が果たして何を意味しているかに関して、フロム脳を全開にしたユーザーの間で議論が成されることが多い。
ゲーム内でこの曲が流れるのは、ラインアークの存続をかけてホワイト・グリントと共にカラード最高戦力であるランク1、オッツダルヴァとの激闘が繰り広げられる『ラインアーク防衛』 作中世界の人類を支える重要なゆりかごたるクレイドル体制の基幹に真っ向から喧嘩を売ることとなる、最悪の反動勢力ORCA旅団のお披露目となる『アルテリア・カーパルス襲撃』 そんなORCA旅団のやり方すらぬるいと評した異端者オールドキングと共に億単位に匹敵する人類をクレイドルごと直接地上へ叩き落とすという大虐殺を行うことになる『クレイドル03襲撃』と、そのどれもが主人公にとって大きな転換点となるミッションである。
前述したようにこの曲はオッツダルヴァのテーマを意識して作られた物なので、彼が登場する『ラインアーク防衛』内で流れるのはまあ妥当であろう。しかし、残り二つのミッションに関してはオッツダルヴァとの直接的な関係は無い。
オッツダルヴァに関しては単純に彼の二面性と人格について、そのどちらかが実は幻想でしかないといったことを歌っているとも取れるし、はたまた表向きは毒舌振り撒く自信たっぷりのカラードランク1で、その本性も熱っぽい扇動家にしてロマンチストな彼も、内面では実は何かに怯えながら戦っていたのか、なんて深読みもできる。
残り二つのミッションについてだが、そのどちらも作中世界での人類の在り方を大きく変貌させる反逆的行為であり、いずれにせよ(間接的、直接的の違いはあれど)人類の大半が犠牲になるミッションに主人公は手を染めることになる、そんな自分への恐怖を歌った歌詞とも見れるし、もしくは地上の汚染に目を背け、それはやがて空にいる自らすらをも侵すという現実に目を背けのうのうとした暮らしを送る空の住民たちに対し、お前たちの住んでいる世界も所詮は幻想でしかないということを皮肉った歌とも見ることが出来る。
・・・とまあ、こういった一例以外にも多くの解釈があるだろうし、いずれにせよその歌詞の意味するところはプレイヤー各々に委ねられているといった感じで、いつものフロムクオリティと言える。
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関連項目
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