Rome:Total War(ローマ:トータルウォー)とは、Creative Assembly社の開発によるRTSで、トータルウォー(TotalWar)シリーズの3作目。ファンの間ではRTWと略記される。
概要
カエサル、ハンニバルといった名将が活躍した古代ローマの興亡を楽しめる歴史RTS。
2004年発売後も、後続のM2TW、ETW、NTW、S2TW、R2TWが発売される中、現在2014年も有志によるMODやその改良が作製され続けるなど、非常に息の長いトータルウォーシリーズの草分け的存在。
通常版
キャンペーンはアレクサンドロス大王死亡後の後継者戦争(ディアドコイ戦争)が一段落ついた3世紀後半、ローマがイタリア半島全域に広がり、カルタゴとの第一次ポエニ戦争直前の地中海世界から始まる。
登場勢力
ローマ(ユリウス・ブルトゥス・スキノピオ・元老院と市民の4勢力に分かれている、なおキャンペーンで使用できるのは前三つ)、カルタゴ、ガリア、ゲルマニア、ブリタニア、ギリシア都市同盟、セレウコス朝シリア、プトレマイオス朝エジプト、パルティア、マケドニア、ダキア、スキタイ、ヌミディア、ポントス、アルメニア、スペイン、トラキア
なお、現在でもこの通常版のマルチプレイでは、対戦相手に困らない人数のプレイヤーがいる。
拡張キット第一弾 「Rome : Total war Barbarian Invasion」(通称BI)
ローマ帝国が衰退期に入り、背信者と揶揄されたユリアヌス帝戦死後のローマ帝国が舞台。なおローマ帝国は既に東西に分割している。
通常版と違い、東西ローマ帝国拠点の領土からの反乱は、西帝国反乱軍(東帝国では東帝国反乱軍)として、通常の反乱軍ではなく一つの勢力として扱われている。 また全ての拠点を失っても一部の蛮族は滅びず、移民化し新たな故郷を探して放浪するというはた迷惑な能力特徴がある。
プレイヤーはローマ帝国では、広大な領土の外は蛮族から、中は反乱軍から守りきらねばならず、蛮族プレイではローマ帝国から領土を切り取り後も、後続に侵入してきた蛮族からその領土を守らないといけないという通常版とは違った緊張感あるゲームスタイルである。
また通常版と違い、宗教の概念が治安に影響を与えるようになった。
登場勢力
西ローマ帝国、東ローマ帝国、ササン朝、西ゴート、東ゴート、フン族、ヴァンダル、サルマタイ、アレマン、フランク、サクソン、ブルグンド、ケルト、ベルベル、スラブ、ローマンブリテン(キャンペーンでは西ローマ帝国がブリテン島の全拠点を喪失後に誕生)etc
拡張キット第二弾 「Rome : Total war Alexander」(通称ALX)
その名の通り、アレクサンドロス大王の東征を主題にした拡張キット。なお日本語版は発売されていない。
前回、前々回の地中海を中心として扱ったMAPではなく、東地中海からインドまでのMAPであり、キャンペーンではマケドニアしか選択できず、延々とペルシア帝国の領土を攻め取る、前回に比べ地味なゲームスタイルである。正直ただの苦行である
一応カスタムバトルでは、マケドニア、ペルシア帝国、ゲダイ、スキタイ、インドが選択できる。
一方でゲームエンジンが全般的に改良されており、MOD作成者が敢えて人気のないALX専用でMODを作製するときがある。
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関連項目
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