SCP-458とは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
項目名は『The Never-Ending Pizza Box (はてしないピザボックス)』。
概要
SCP-458 | |
基本情報 | |
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OC | Safe |
収容場所 | サイト-17食堂 |
著者 | Palhinuk |
作成日 | 2008年10月18日 |
タグ | アベル カイン 合作 外部エントロピー 容器 破壊不可能 食物 |
リンク | SCP-458 |
SCPテンプレート |
ピザチェーン店リトルシーザーで使用されているものと同型のピザボックス。人間の手がこのオブジェクトに接触した場合、その人物の好みに合わせたぴったりのピザが出現する。ただし「健康なヒトが消化可能な食品のみ」という条件があるのか、人型アノマリーの場合は必ずしもそうとは限らないようである。
ピザを出すだけで他に何らかの代償を支払う等の危険がないという、SCP Foundation全体を見渡しても非常に例のない無害なオブジェクト。しかし一方で無尽蔵にピザを出すため、このオブジェクトの存在するサイト-17では、本オブジェクトを濫用することによる肥満に悩まされる職員が増加している。危険性がないというのは財団基準での異常ではないということに過ぎず、個々人の健康には十分悪影響なのだ。
余談
- まったく危険性がない、ただピザを出すだけという特性上、複数のアノマリーとのクロステスト[1]が行われている。「肉だらけのピザ」を出力したSCP-076-2 ("アベル")は特にこのオブジェクトにご執心らしく、SCP-682 (不死身の爬虫類)に対して「今度戦うときは、その後に肉いっぱいのピザを食べようぜ」とまで発言した(当のSCP-682はヒト嫌いなのでまったく取り合わなかった模様)。
- 危険性がないために単独のSCP解説がしにくいという特徴があり、「複数のオブジェクトを紹介する動画」などでまとめて紹介されたり、他のオブジェクトのページにおける登場を解説したりと解説者たちを悩ませるオブジェクトでもある。ピクシブ百科事典に至ってはアニヲタWiki(仮)の解説を引用してなんとか記事を埋め合わせているほど。
- ちなみにピクシブ百科事典、アニヲタWiki(仮)ともに「このオブジェクトがThaumielでないのはメタ的に本オブジェクト登場時にThaumielというオブジェクトクラスがなかったため」としているが、Thaumielクラスアノマリーは財団の最終兵器という特性上一般職員から隠匿されるものであり、サイト-17の食堂におかれピザデブを量産している本アノマリーがThaumielに指定されることはまずありえない。
関連動画
関連リンク
関連項目
脚注
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