『SSQ』とは、以下の事を指す。
- ディスコで有名なステイシーQのバンド、SSQ
- アトラス(インデックス)より発売中のニンテンドー3DS専用ソフト、「新・世界樹の迷宮 ミレニアムの少女」の略称。
- 『(S)それが(S)セガ(Q)クオリティ』を略した俗語。
本記事は3.について説明する。
概要
愛すべきセガのゲームに対して苦言を呈すべきか諭すべきなのかもどかしい時に使われる。理不尽な仕様変更に渋々着いていくプレイヤーが後を立たない。時々神掛かったゲームを作るセガに対する複雑な心境を語る時にも使われる。サミーと経営統合してから特に卑下としてこの言葉を使われるになった。
また各ゲームの細部における、今までにないセガ独自の解釈を揶揄して言う場合もある。
2005年4月15日には、東京ジョイポリスのセガ機アトラクションで死亡事故が発生。安全面でも疑問視されている。
2008年11月3日に家庭用ゲームソフトのデバッグ調査業務アルバイトへの応募者合計115名分の個人情報が3月19日から11月3日までの間インターネット上に流出していたことが発覚。このことに関し、アルバイト応募者へは、お詫びとして『戦場のヴァルキュリア』500円クオカードが贈呈された。
これらは、セガサミーホールディングスとしての会社のイメージを著しく損ないかねない状況であり、実際に、コアユーザのみではなく、一般ユーザからの信用も低下しつつある。今後もSEGAから目が離せない。
SSQを象徴するゲーム
- 2005年稼動を開始したMMORPG『RF online』。限定アイテムの配布時期の延期、データは既に存在しているマップの実装を長期間見送る、規約違反者への対処が甘いなど、運営上の不手際が多々あり人離れがしばしば見かけられ、2007年の2月、わずか1年半足らずでサービス終了となる事態を招いた。
- 2006年発売『ファンタシースターユニバース』。サービス開始当初においては、サーバがパンクし接続がままならないなどの致命的なトラブルを引き起こしてしまい、ユーザーからの評価を落とした。2ちゃんねるから、2006年クソゲーオブザイヤー大賞に選ばれている。
- 2007年稼動開始『三国志大戦3』。バージョンアップごとにカードやシステムを切り替えるため、様々な批判がある。ver2ではやりこみ要素のひとつであった戦器システムを撤廃し、兵法を軍師カードと切り替えたため、馴染まないなどの強い批判を受けた。しかし、反対に初心者に対して間口を広げたという側面もあり、結果的に3年以上稼動しているロングタイトルになった。プレイ料金もトータルで値下げできるなどの処置も行っており、現状は上記のゲームほどひどいというわけではない。上記では料金体制についてのものだが、ゲーム的な仕様では、対戦ラグにおける「オズマ現象」[1]が一向に改善されない点もSSQ扱いとなる。
- 2008年稼働開始『ダービーオーナーズクラブ2008 feel the rush』。過去に人気を誇った競馬ゲームが数年ぶりに新作として登場。前作までと同様に引退した雄馬と牝馬を掛け合わせることで双方の特徴を引き継いだオーナー好みの馬を育てていくシステムが特徴で、世代を重ねることでより強い馬を育てることができる。稼働開始からしばらくたったころ、新規ユーザー獲得のために新米でもベテランにある程度食らいつけるようにするバージョンアップが行われた。その内容は何十万円もかけて代重ねをした馬が、CPU馬から作った1世代目の馬に勝てなくなるという、このゲームの根幹である代重ねシステムを全否定した代物であった。これによりベテランユーザーの数が激減。残ったのは始めたばかりの新規ユーザーたちであった。
- 現在稼働中の麻雀ゲーム『MJ4』。配牌がいきなりあり得なかったり、国士vs国士vs九蓮というものすごいリプレイがセンモニより流される事がある。アーケードの麻雀ゲームではよくある事だが。
- 現在稼動中の『戦国大戦』。三国志大戦と同様、新カードを強くして、頂上対決や使用率ランキングで上位に載るカードは次Verの弱体化対象。三国志ではやらなかった「エラッタ」[2]までして旧カードのスペックをも弄る。また、有名作者や他ジャンルのキャラが登場する戦国数奇カードが、サブタイトルが変更となった時点で排出停止となったため、コンプ目当てのプレイヤーも神経を使う。通常プレイでは排出されないEXカードは本来弱めの能力だが、これも一時的に強くさせて話題を作らせ、それらが封入されている雑誌を買わせようとするなど三国志以上に露骨となっている。
- 2013年に発生した『ファンタシースターオンライン2』HDD内データ破壊事件。大型バージョンアップのインストーラーの不具合によってインストールドライブのデータを無差別に削除してしまうという事態が発生。ほとんどのプレイヤーはCドライブにインストールしていたため、SYSTEMフォルダ内の重要ファイルが削除されPCそのものを破壊するというコンシューマー・オンラインゲーム界隈史上最悪の事件として報道された。
- 2015年より稼動中の『ワンダーランドウォーズ』。稼動初期のマッチング方法のひどさ(ひどい時は上位ランカーVS下位ランク+初心者といった事も)から始まり、追加実装されたキャストが2日で上方修正を受ける、元から強かったキャストがなぜか上方修正を受ける一方で強みがあまりない弱キャストはノータッチ、あまり問題視されていないキャストのスキルがとばっちりを受けて強めの下方修正を受けるなど主にバランス調整の面での不満が続出している。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
脚注
- *計略や奥義の使用タイミングが相手の計略と重なり、独特な処理をされた結果、やられた側が十分な効果を得られないこと。(詳しくは@wikiを参照)
- *すでに排出されたカードのテキストが新Verで変更されること。効果などカードの内容そのものが変更されるためゲームに影響を及ぼす。
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