発売日 | 2013年2月20日(ススメ→トゥモロウ) 2013年4月3日(No brand girls) |
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歌 | 高坂穂乃果、南ことり、園田海未(ススメ→トゥモロウ) μ's(No brand girls) |
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作詞 | 畑亜貴 | ||||||
作曲 | 佐々木裕 | ||||||
編曲 | 佐々木裕 | ||||||
収録CD | ススメ→トゥモロウ/START:DASH!! No brand girls/START:DASH!! |
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品番 | LACM-14055(ススメ→トゥモロウ) LACM-14069(No brand girls) |
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CD発売日順 | |||||||
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START:DASH!!とはアニメ「ラブライブ!」の挿入歌である。
概要
タイトルが示す通り、アニメ版μ's駆け出しの1曲である。
やがて「挫折」「希望」「未来」へと変わっていき、
苦難が多い道のりでもアイドルの熱い想いがあればきっと伝わるという儚くも力強い情熱を感じられ、
多くのラブライバーを沸かせた。
アニメ第2話の設定では、園田海未による詞に西木野真姫が曲をつけたもの(Prepro Piano Mix)が登場する。
第3話ではμ'sの初ライブで高坂穂乃果・園田海未・南ことりの3人が歌い、
第13話では9人揃ってのステージで披露された。
余談だが、シングルCDのSTART:DASH!!と第3話のSTART:DASH!!を比べるとドラムなど変更している点が見受けられる。
スクフェスにおける扱い
ゲーム「ラブライブ!スクールアイドルフェスティバル」においては、メインストーリーの11章1話をクリアすることで通常曲としてプレー可能。期間限定でEX譜面をプレーすることもできる。
アニメ最終話で使用されたことを考慮してか、アニメ曲の中では一番最後に配信され、シングル「No brand girls」に収録された9人で歌っている音源が使用されている。
ハード譜面は日替わり楽曲のハード譜面並にノーツ数が多く、通常曲の中では難しめとなっている。サビの交互押しはリズムが狂わないように注意。
EX譜面は最高難易度の★10となっている。
★10の名に相応しく、イントロから階段やトリルなど、開幕から押しにくい配置が続く。イントロとアウトロの「hey,START:DASH!!」の部分は人によっては押し辛く感じるかもしれない。
ノーツ数も495と多く、最後まで気を抜けない譜面になっている。
アニメにおける扱い
前述した通り、アニメでは3話と13話に使われた。
3話時は、ライブ会場に誰一人として観客はおらず、徐々にμ’sメンバーが集まり、今後の展開を示唆する内容となっている。また3話のどんでん返しは凄まじく、1話2話まではほのかの無理矢理なゴリ押しやことりと海未の真摯な協力、真姫の楽曲提供等、ご都合のように上手く行っており、更に3話ではほのか・ことり・海未の絆を更に深めるイベントまであって、視聴者の誰もが『いつも通り上手く行くんだろ?』と錯覚させる作りになっている。
だがファーストライブの幕が上がった際、笑顔のほのかが見たものは誰一人もいない講堂だった。その時に流れたBGM『誰もいない』とほのかが今までやってきた努力を思い出す演出は、余りの悔しさと切なさで涙を流した視聴者は多い。追い打ちをかけるように「そりゃそうだ! 世の中そんなに…あまく…ない! ……ッ」のほのかの台詞と表情は今までのご都合展開に対するアンチテーゼにもなっている。心が折れる一歩手前で花陽が現れ、ほのかは『今までの努力を無駄にしない為』とライブを決行する。歌声に誘われ、μ’sメンバーが集まり、そしてライブ終了時『自分の想いを届ける為に』アイドルを続けると決意する。ーーいつか自分の想いが届き、この講堂をいっぱいにすると誓いながら。
13話時は、打って変わり3人だったメンバーは9人に増え、講堂にも溢れんばかりの人達がライブを見ている状況になっている。だが話全体の作りは全く異なり、μ’sが空中分解寸前の状態から物語が始まる。ほのかの無理な頑張りがたたりライブ中の転倒、更にそのせいでラブライブ出場棄権、それだけではなくことりの留学が発覚と悪い事が連続で重なり、今まで活発だけが取り柄だったほのかが初めて視聴者に涙を見せ、μ’sをやめると言ってしまったのが原因だった。ことりと海未の溝を深めるも、日常へと帰っていく中、ほのかは友人の助け、μ’sメンバーのほのかに対する想いを聞き、徐々に『自分がやってきた事』を思い出していく。そして、誰もいない講堂に海未を呼び『歌うのが好き』だという想いを告白し、謝罪する。そして我儘だけどまだアイドルを続けたい、と叫ぶ。海未はその想いを受け、ほのかの我儘こそがほのかの良さであり、ことりもその我儘を言って欲しいんだと代弁する。そして1話で流れた『ススメ→トゥモロー』と共に空港にいることりの元に走り、「一緒にアイドルを続けたい」と想いを伝える。ことりはほのかの想いに涙を流し、答える。そして再度μ’sが全員揃い流れるのが『START:DASH!!』である。ーーほのかは自分の想いを二人に伝え、人が溢れる講堂で再出発した。
(反転ここまで)
ニコニコ動画では度々比較動画がアップされる。二つを重ねる事で踊りや台詞回し、映像表現等すべてが真逆の演出が成されている事が分かる。3話では夢を必死に追う意味での『START:DASH!!』、13話ではこれが終わりではなく始まりであるという意味での『START:DASH!!』。そして最後にはその二つ共、同じ等しく夢の始まりという意味での『START:DASH!!』と三重の隠喩が含まれている。
そういう意味でも1期ラブライブのテーマとして非常に合致する楽曲となっていた。
ラブライブ!サンシャイン!!でも登場。秋葉原UTXのモニターにμ'sがこの曲を歌っている映像が写っているのを高海千歌が見つけ、「普通の高校生なのにμ'sはキラキラしていた、私もあんなふうに輝きたい(要約)」と一念発起、スクールアイドル活動を静岡県内浦で始める。
上記の言葉を借りるとμ'sにとっての夢の始まりの象徴たるこの曲がが千歌、ひいてはAqoursの夢の始まりとなったわけである。
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