概要
『SUMOU幻想場所 : RIKISHIが幻想入り』(SUMOUげんそうばしょ : RIKISHIが幻想入り)とは、ニコニコ動画で、2008年03月17日から連載されているとある一人のRIKISHIが織り成す、幻想の巡業記。いわゆる幻想郷入りシリーズの一種。2010年10月01日に大団円を迎えた。
各キャラクターの軽妙な掛け合いと豊富なネタ、そしてUP主である塩介氏のシリアス耐性のなさが人気。シリアスの中、いつブレイクが訪れるか視聴者ははらはらしながら見守る事となる。
登場人物紹介
- ピザ
- SHICONAは「二孤道山(NICO-DOUZAN)」
SUMOUのTORIKUMI中に幻想郷に迷い込んだインドア派RIKISHI。JIHIとKANYOを備えたRIKISHIのなかのRIKISHI。ちなみにOOZEKI。
ゴワス弁で話すが実は「RIKISHIっぽいから」という自己設定で、本当はバリバリ標準語らしい。顔芸が得意。また数々のサブカルチャー(ふたば的な)に通ずる。 - チルのん
- 本名「チルノ」。
最強にこだわる氷のチミっ子(妖精)。寂しがり屋で意地っ張り。ピザの名付け親。 - 好きな食べ物は雪だるま。幻想郷の矛盾を切り離すために産み落とされた存在。妖精としてはその規格外の力から、他の妖精たちとは距離を置かれてしまっている。
- サーモン木暮
- 各話の冒頭にてSUMOUを語るSUMOU評論家。月刊SUMOUに「TUSPPRI遡上記」のコラムをもち、著書の「SUMOUひみつ大百科」はベストセラーに。議員に立候補したり、映画「SUMOUvsアフガン航空相撲」の監督を務めたりと活動の幅は多岐にわたる。彼の人生の転落模様も見所のひとつ。
- 腋巫女
- 本名「博麗霊夢」
博麗神社の巫女。魔理沙とコンビでのミニコントと回想でしか登場しない。チルのんになんとも微妙な知識を授ける。チルのんの孤独を解決したことからチルのんの信頼度はマックスオーバー。外からの評判のオーラは主人公してる。 - 魔理沙
- 腋巫女の相方。大体余計な事を言って霊夢に殴られる。無事な事は皆無。
- 幻想郷の妖精たち(危)
- 多方面に喧嘩上等なクリーチャー。いろいろな意味で危険でフルカオスな連中。ヒャッハー!
- 幻想郷の妖精たち(普)
- こっちは安心して見られる存在。力が強すぎるチルのんとは少しばかり距離を置く。
- 大ちゃん
- 本名「大妖精」。
幻想郷最後の良心。チルノの外付け良心回路。王者の技である「何か腕を捕まれると痛い技」の使い手。天性のグラップラー。最初、痛いのは腕のみであったが、ピザとの邂逅を経て脚、全身へと修練が進んだ。 - ピサロ(クロス)
- チンコ○出しで森を走り回り大ちゃんにトラウマを与えた勇者。
- 射命丸文
- パパラッチ。
- お慧ちゃん
- 本名「上白沢慧音」
人里の寺子屋の先生。もとたんを侮辱すると「キモけーね」に。大の好角家を自称しているが、その知識はモンゴル系も混ざっていたりと怪しいものがある。でも土俵は再現できた。 - もこたん(モコンベ)
- 本名「藤原妹紅」
友のためエラク恥ずかしいネタキャラになる覚悟を決めた(しかも素面で)。帰りに見つかりたくない人に見つかるが、その反応は想像よりもさらにキツイものであった。 - ケツアゴ
- SHICONAは「米嵐(YONE-ARASHI)」
ピザのSHINDESHI時代からのライバル。その器のデカさはピザの憧れであり目標であった。 - 幻想郷にて暗黒面に堕ちた姿でピザの前に訪れた。
- 権兵衛(クロス)
- 刹那の出会いでも会釈も忘れないジェントルワン。→チルノと権兵衛の、幻想郷演義
- ミスティア&リグル&ルーミア
- 大妖精被害者の会会員。ピザに「STOP☆大妖精」の抗議に赴くが、「ストリングプレイ スパイダー・ベイビー」でピザの虜に。
- しーぽん
- 本名「四季映姫・ヤマザナドゥ」。シャバダバドゥ
閻魔様。チルのんのためにピザに幻想郷からの退去を進める。持ってる錫で公私どちらの立場か分かる。 - 洩矢諏訪子
- 蛙の神様。親分とともにチルのんをフルボッコ。
- 親分風蝦蟇
- 諏訪子に口寄せされた。
- ちぇん
- 本名「橙」。
- 無害ですが実はお面だったとは。
- 八雲のらんらん
- 本名「藍」。
- 白面の者。尻尾は紫の枕。人を絡みやすいかどうかで判断する。
- 八雲紫
- ふすま妖怪。幻想郷の観察者。寝巻きはガチャピンスーツ。
- 雷電爲右エ門
- 江戸後期の力士。、信濃国小県郡大石村(現長野県東御市)生まれ。寛政七年に西大関となり、文化八年に引退するまで、優勝二十五回、二百五十四勝十敗で勝率九割六分二厘の記録を残した。明和四~文政八年。(日本国語大辞典より)
- 丸っこい字を書く。
- こーりん
- 本名「森近霖之助」。
香霖堂店主。廻しと聞いて土俵に現れた。なぜか、お慧ちゃんと取り組むことに。なつかしのモンガーネタを披露してくれた。 - 毒蝮・サンダー・YOU
- ラジオパーソナリティ。
- レティ・ホワイトロック
- チルのんの保護者的存在。冬しか存在できない。
この彼女がピザなら全人類は皆ピザ。ふとましい当たり判定は少し大きめ。 - レミリア
- 紅魔館の主。館のインテリアのセンスは良いが、オーラは自重をしたほうが・・・。
- 十六夜咲夜
- 紅魔館のメイド長。
あの胸はどうなっているのだろうか。
用語解説
- RIKISHI
- 相撲とは似て非なる世界最強の国技SUMOUの競技(?)者。そのHARITEは天を裂き、そのSHICOは地を割るほど程の壮絶な力と技、そしてJIHIとKANYOの心をもった武を志す者達の一つの完成した姿。
- 紫説:神の依り代としての神通力を持ち、穢れを祓う者達。その力を廃れることなく現代まで伝承した存在。
- RIKISHIの嗜み
- あらゆる状況に対応する為、準備を怠らないこと。例えば、あんなトコに服やテントを常備するなど。
- RIKISHIのテント
- 死地を超える度により強くなるRIKISHIの特性はその愛用品にも影響があるという、サイヤ人も吃驚な特性により進化をすることができる。
- 例:テント→ゲル→大型ゲル
- KI
- 自らの生命エネルギーとでもいうべきものか。特殊能力系が得意なRIKISHIはコントロールに長けている。
- 例えばHADOUとして発生させて精神にダメージを与えるNECO-DAMASHIなる技が存在する。
- GAN-RIKI
- 自らのKIの格を巨大な虎や竜として相手に知覚させ、想像を絶するプレッシャーを与える技。本来、攻撃力はない。
- RIKIYA
- KIの格の中でも最高峰の一つとされる空想上の魔獣。どんな敵もワンパンチ一発。格の高いRIKISIは、GAN-RIKIにその力の一端を宿らせる。
- GYOUJI
- 裁定の神。幻想郷とは離れた世界の神だが、神格はかなりの高位であろうとは四季映姫の談。
- YUMITORI-SHIKI
- SUMOU終了後に必ず行われる。あらゆる邪悪を消し去る絶対浄化の秘儀。HAZYAの力としては究極とも言えるが、その力の行使にはGYOUJIに選ばれたものにしか許されていない。資格なき者が使えば肉体が耐えられず死に至る。
- 暗黒面
- RIKISHIが強大な力の誘惑に敗北し、JINを捨てGIを殺し、ダークサイドへと堕ちる事象。
- またはそうなってしまった者達の総称。その究極に至ったものは邪神と呼ばれる。
- HADOU生命体
- 暗黒面のKIが自我を持った存在。
- KAZUCO
- この存在について語ると地獄に行くことになるので情報は少ない。ただこの存在がHADOU生命体の中でも最強最悪クラスであることだけは確かである。また、完全に顕現した場合はYOKODUNAしか祓うことはできないとされる。
- 六星戦術
- 暗黒の力で魔人を召喚する伝説の魔技。その一つである金星人は、奇妙な歌と共に収束した邪気を撃ち放つ。
- MAWASHI姿
- 自らの必勝と、相手の必滅を誓う証。
- ボルテッカ
- 生ぬるい空気を壊すにはこれしかないらしい。
- 赤胴鈴之助
- シリアスブレイカーの象徴。視聴者の敵(愛される意味で)。
- ネタ属性である作者がシリアスな内容を書くことによって生じる矛盾。
- その矛盾が許容量を超えた時、作者から切り離され具現化した姿である。
- しかし、最終話直前で驚愕の真実が明かされる。
- シリアス
- 塩介氏(うp主)の最強の敵。
- クサチュー語
- 古のウィザード達が用いた古代魔法言語(ハイエンシェント)。
- 車田現象
- RIKISHIすら従える、ゆで理論と双璧を成す超現実。
- 霧の湖
- チルのんのアジト。
- ジェットコーリンガロン
- こーりんが店先で拾った、7年8ヶ月でつくられっぽいマシンにそれっぽい部品をつけて改修したバイク。
- 正式名称「超機動次元爆走マシンジェットコーリンガロン」
- デジマ?
- 相手の真意を尋ねる際に使うRIKISHIの業界用語。「マジで?」と同意。出島ではない。
- DORUZI
- 最新最強と謳われる邪神。
- TUKI-OTOSHI
- 敵の頭上に月を落とし地球諸共破壊する荒業。
- YOKODUNA
- 人々の思いを力に変える者RIKISHI。そのRIKISHI達より。最も強き想いを背負い者が選ばれYOKODUNAとなる。
各話
- 導入編
- 初日
- 二日目
- 三日目
- 四日目
- 五日目
- 風雲ほのぼの編
- 六日目前半
- 六日目後半
- 七日目前半
- 七日目後半
- 八日目
- 九日目前半
- ババァかく語りき編
- 九日目後半
- 風雲ほのぼの編最終章 : 天下一すもう会10-1
- 十日目前半
- 十日目後半
- 十一日目前半
- 十一日目後半
- 東方鬼無双編
- 十二日前半
- 十二日後半
- 十三日前半
- 十三日後半
- 一四日前半
- 一四日中編
- 一四日後半
- 一五日目・千秋楽前半
- 一五日目・千秋楽後半
- 閉幕(終了後、あとがき動画へジャンプします)
関連項目
- 3
- 0pt