Smoke on the Water単語

スモークオンザウォーター
1.3千文字の記事
  • 1
  • 0pt
掲示板へ

シンプルだからこそ他と絶対間違わない、一度聴けばそれだと分かる。シンプルだからこそ強い。

――ロジャーグロヴァー

Smoke on the Water(スモーク・オン・ザ・ウォーター)とは、ディープ・パープルの楽曲である。

世界で一番有名なイントロで知られる。

概要

1972年発表のアルバムマシンヘッド』に収録。

このアルバムレコーディングは、スイスのモントルーで行う予定だった。レマン湖畔にある「モントルーカジノ」のステージを使用するはずだったが、レコーディングを控えた1971年12月4日、このステージで開催されたフランク・ザッパ率いる「ザ・マザーズ・オブインヴェンション」のコンサート中、熱狂したファンが信号拳銃フレアガン)を発射。たちまち現場は火災となり、カジノは全焼してしまった。
なお建物被害は大きかったものの、当時現場にいたクロード・ノブス(モントルージャズフェスティバルの創立者)の誘導もあり、負傷者も死者も出ていない。よかったね。

この火災の煙を対ホテルから撃したメンバーはその末を歌詞とし、2日後に別の場所でレコーディングを行った。そうして生まれたのがこの曲である。
今でこそディープ・パープルの代表曲に数えられているが、与太話めいた歌詞からも解る通り、当時はアルバムの数合わせに作った曲だった。しかしこアルバムを聞いたアメリカラジオ局のDJが曲を大層気に入り、何度も流した事からまたたく間に有名になった。

先に述べた通り、シンプルながらも強な印を残すリフが有名。ギターを弾く者ならばしもが一度は演奏し、同曲をカバーするアーティストは引きもきらない。
カバーは多くのアーティストによって行われており、リッチー・ブラックモアイアンギランもそれぞれ出演したライブ演奏したり、セルフカバーを収録している。著名な所ではアイアン・メイデンイングヴェイ・マルムスティーンドリーム・シアター日本では松本孝弘B'z)、X、桑田佳祐(KUWATA BAND)、人間椅子などが演奏している。

変わり種として、王様アルバム『深伝説』では歌詞日本語にした「上の煙」として発表。
NHKの『ハッチポッチステーション』内のコーナー「What's Entertainment?」では、グッチが「デーブパープル」と称して登場。本曲とロシア民謡一週間」を合体させたパロディを披露している。何故かコードが合っているのが秀逸。
また『題名のない音楽会』にて常磐節が特集された際、5世常磐文字兵衛により、本曲が常磐節に編曲。その名も「Smoke On The Water 大江戸の火消し」で、レマン湖ならぬ琵琶湖にて弁財天詣でにやってきた江戸火消し火事に遭遇するという内容となっており、笑いと采を浴びた。
Dance Dance Revolution 2nd MIX』では、Mr. Ed Jumps the Gunが本曲をアレンジした「SMOKE」が登場した。

関連動画




関連項目

【スポンサーリンク】

  • 1
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

Smoke on the Water

1 ななしのよっしん
2022/01/02(日) 19:33:53 ID: PdAqiRGtbv
👍
高評価
1
👎
低評価
0