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この記事はMinecraftに関する記事です。 もしくは、Minecraftに関連する内容が記述された記事です。 |
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【この記事はMODについて書かれています】 MODの使用による影響や結果は基本的に自己責任となりますのでご注意ください。 |
Sonic Ether's Unbelievable Shaders（以下、本MOD）とは、Minecraftで使用できるシェーダーMODです。（通称：影MOD）
本MODを導入することで、単純な真上からのライティングが改善され、太陽の入射角に合わせた影の生成や、草木の揺れが表現されるようになります。
その名の通り、信じられないほど劇的な世界を楽しむことができるでしょう。
また本MODは、それなりのスペックを要求し、CPUやグラフィックボードに大きな負荷がかかりますので、ミドルスペック以下の環境で実行した場合、PC環境に多大な影響を及ぼす恐れがありますので、導入は慎重にご検討下さい。
概要
本MODは、MOD製作者であるSonic Ether氏が提供するシェーダーMODです。 シェーダーとは、３Dモデリングにおける、ライティング（光源処理）や影、表面処理を司るエンジンです。 Minecraftにおいては、光源は真上から注ぐのみで、夕日や朝日が斜めに差し込むことはなく、影も真下にできるのみです。 しかしながら、本MODを導入することで、時間帯に合わせた影の生成や、揺れる草木、モーションブラーなどが実装され、単調な世界を光と影で華麗に彩ってくれることでしょう。
本MODが提供する主なシェーディング機能
- 時間帯に合わせて変わる光源の位置（朝夕は入射角が浅く、昼には天頂から降り注ぐ）
- オブジェクトの影をリアルに描写
- 草や、木の葉が風に揺れるように揺らぐ（※オプション）
- モーションブラー（画像ブレ）の実装（※オプション）
- 被写界深度（対象から、奥や手前に行くほどピンボケする光学現象）の実装（※オプション）
※オプションと付く機能は、後述するコンフィグレーションファイルを追加導入することで実装されます。（後述）
本MODの導入に必要なMODやランタイム（外部リンク）
- OptiFine
(Smooth version) - JAVA SE JRE 6 （既に導入済みの方はコントロールパネルからアップデートを実施）
- アーカイバソフト（7-Zipや、WinRAR等のJARファイルの展開に対応したアーカイバソフト）
MODやその他のJAVAアプリケーションデベロッパーの方で、JDKキットを導入済みの方は、JDKのままで構いません。ただし、JAVA SE JDK 7環境下では正しく動作しない可能性があります。
注意：
OptiFineは、MCPatcher HD Fixと競合を起こすため、高解像度テクスチャのためにMCPatcherを導入している方は、Minecraftをバニラ状態に復元し、Optifine→高解像度テクスチャ→本MODの順にインストールを実施する必要があります。 詳しい導入方法は後述。
OptiFineには、MCPatcherの持つBetter Grass機能やHDテクスチャ機能をサポートしているため、OptiFineでほぼ代用可能となります。
本MODの導入方法
詳しく解説しているBLOGやWikiが存在するので詳細は割愛させて頂くきますが、公式フォーラムで作者が喚起している注意事項等を翻訳し、本項に掲載します。 また、本MOD導入に伴うMinecraft本体ファイルのクラッシュや、PC不具合等については、自己責任にてお願い申し上げます。
下記導入方法は、2012/5/1現在の情報であり、アップデートやモディファイにより、導入方法が変更になる可能性があります。
事前準備
- お使いのPCのJAVAランタイムを最新版に更新します。
- Minecraftログイン時にオプション項目で、Forced Updateを実行し、バニラ状態に復元します。
※既にMODを導入済みの方は競合によるクラッシュの可能性があるため、バックアップを推奨します。 - binフォルダ内のMinecraft.jarを別のフォルダにコピーし、バックアップを保存します。
- 公式フォーラムから、OptifineのSmoothバージョンをダウンロードします。
※2012.6.17現在の安定版はOptiFine HD C2 Smooth for Minecraft 1.2.4 and 1.2.5です。 - Minecraft Japan Wiki等を参照し、OptiFineをインストールします。
- 導入後、Minecraftを起動し、Optifineの導入を確認したら次へ進みます。
事前準備は上記で完了です。恐れ入りますが、過不足情報は各位にてWiki等を参照し保管してください。
導入
- 公式フォーラムより、本MODのコアファイルをダウンロードします。
WinユーザはCORE(Windows)を、それ以外のシステムの方はCORE(everyone else)をダウンロードします。 - COREファイルのダウンロードが完了したら、必ず日本語文字列が入っていないフォルダにZIPファイルを展開します。
たとえば、C:\Documents and Settings\ユーザ名\デスクトップ\ のように、ディレクトリパスに日本語が含まれている場合、高確率でインストールに失敗します。 そのため、Cドライブや、Dドライブ直下に新規にフォルダを作成し、日本語文字列の入っていないフォルダに解凍する必要がありますのでご注意ください。 ２バイト文字でエラーを起こしますので、日本語以外の２バイト文字（キリル文字や中国語など）でもエラーを起こしますのでご注意ください。 - コアファイルを展開したら、中にあるINSTALL.EXEを実行し、インストールを実行します。
ステータスバーが100%に達し、ViewLogを確認してエラーがなければ導入成功です。 まずは起動して正しく影が生成されているかを確認しましょう。 - 確認が完了したらインストールは完了です。次はオプションを選びましょう！
OptiFineの設定はPCスペックに応じて適宜調整を実施してください。 OptiFineの詳細設定の説明は割愛しますが、本MODに特化した設定といたしまして、Performance内のSmoothFPSをONに、Load FarをOFFに、Preloaded ChunksをOFFに、Chunk updatesを１に設定することで、FPS換算で平均７フレームほど向上します。
また、Smooth LightingがOptiFineの効果で細かく設定できるため、描画に影響しない60%程度まで落とすことで軽量化できます。 影MOD適用中、Smooth Lightingはさほど見た目に影響を及ぼしません。
オプションの選択
COREファイルインストール直後は、モーションブラー、被写界深度、草木の揺れが適用された状態にあります。PCスペックによっては、これらの設定が足かせになったり、モーションブラーのせいで画面酔いを起こしてしまうこともありますので、必要に応じて、オプションファイルをインストールしてください。
オプションファイルは公式フォーラム内、Downloadsのちょっと下のShader Configurationsの所にあります。 各オプションファイルの意味は以下のとおりです。
以下のコンフィグは描画に関するオプションです。 お好きなオプションを下記から１つ選んでインストールします。
- Ultra
最上位のオプションです。スペックに自身のある方はお試しあれ。 - Ultra DOF
被写界深度が実装されます。 - Ultra No Motion Blur or DOF
モーションブラーと被写界深度を解除します。影と草揺れのみが実装されます。 - Default
COREファイルのみをインストールした状態です。影生成、モーションブラー、草揺れが実装されます。 - Lite
上記、デフォルトの軽量版です。
以下は、雑草や麦、木の葉ブロックの処理に関するコンフィグファイルです。 ディフォルト設定では、雑草や麦が揺らめき、木の葉ブロックは揺らめきません。 お好きなオプションを下記から１つ選んでインストールします。
- Waving Grass and Leaves
麦と雑草、木の葉ブロックが揺らめきます - Waving Grass No Waving Leaves
インストールすることで、麦と雑草は揺らめきますが、木の葉は揺らめきません - No Waving Objects
麦も雑草も木の葉ブロックも一切揺らめきません。
コンフィグファイルのインストール方法
- お好みのオプションファイルをダウンロードし、ZIPファイルを展開しておきます。
- 本MODが導入されたMinecraft.jarをアーカイバソフトで開きます。
- 展開したJARファイルの中にshaderというフォルダがあるので、開きます。
- shaderフォルダの中に、先程展開済みのコンフィグファイルを上書きします。
- アーカイバソフトを終了し、JARファイルをリパッキングして終了です。
これで、コンフィグファイルが適用され、オプションが適用されました。
トラブルシューティング
MOD製作者が提示した基本的な確認すべき事項を翻訳し、下記に掲載します。
（翻訳の正確性には万全の注意を期しておりますが、万が一の誤訳はご容赦ください。）
―このMODを使用していてトラブルが発生した場合、次のいずれかの方法をお試しください。
- グラフィックドライバを最新版に更新してお試しください。
- Win7、Vistaをお使いの場合、コンピュータの管理者権限でインストールを実行してください。
（また、ユーザアカウント制御設定もお確かめください） - 他にMODを利用している場合は、本MODと互換性があるかどうかをお確かめください。詳細情報はこちらのWiki（英語）に掲載してあります。
- 上記の方法でも失敗する場合は、GLSL Shadersのインストールを実施し、同様のエラーを発生させるかどうかを確認してください。（インストール方法は同じです）
- それでも動かない場合は、グラフィックドライバの設定で、異方性フィルタリングやアンチエイリアス処理を強制していないかどうかをご確認ください。
既知のトラブル
MOD製作者が提示した、既に知られているトラブル事例を翻訳し、下記に掲載します。
（翻訳の正確性には万全の注意を期しておりますが、万が一の誤訳はご容赦下さい。）
―このMODは未だ不完全であり、数点の不具合を含んでいます。
―現在、これらの問題を解決すべく作業しています。
- 影のチラつきが起こる（フリッキング現象）
- 洞窟内に光が突き抜ける
- 昼と夜が突然入れ替わる（切り替えがスムーズではない）
- 日没時、被写界深度（FOV）がうまく動作しない
- いくつかのテクスチャパック使用時において、ブロック破壊中にブロックが暗くなる
関連動画
影MODの紹介、導入方法を解説した動画群
影MODを使用した作品群
影MODを使用した作品群は増加傾向にあるので、逐次追加されてゆきます。
関連商品
上記のCPUとグラフィックボード以上の性能を確保していれば、影MODを使用しながらの動画撮影に耐えうる環境が整います。 動画撮影も並行して実施する場合、可能であれば８GB以上のメモリと、64bitOS環境での実行を推奨いたします。
上記製品の性能を目安に、ご自身のPCの性能とご相談の上、ご利用ください。
関連コミュニティ
関連項目
外部リンク
- OptiFine配布元（英語）
- Sonic Ether's Unbelievable Shaders配布元（英語）
- Minecraft Forlum（英語）
- Minecraft Japan Wiki（日本語版Minecraft Wiki）
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