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state of decayとは、海外のXBLA並びSteamで配信されているオープンワールド・サンドボックス型のゾンビサバイバルゲームである。
日本国内のXBLAでは購入できず、海外アカウントが必要。Steam配信についても、残念ながらおま国のため注意。
…だったが、15年4月27日よりYOSE版がPS4とXboxONE、及びSteamで日本からでも安価で買えるようになった。DLC込みの内容で、価格は2980円。
概要
終末が訪れた。「生ける屍の母」が解き放たれ地獄に変化した地上。各地に散らばったわずかな生存者は、結束して人類の再起を目指す。
衰退（腐敗）する合衆国、という感じのタイトルだろうか。ゾンビが溢れた世界で生存圏を確立し、ゲームクリアまで仲間と助け合い生き延びる事が目的となる。プレイヤーが操る生存者は一人ではなく、人助けや援助等を行う事で拠点の仲間が増えていく。仲間になった生存者は、プレイヤーが切り替えて操作することができるようになる他、拠点内の施設で活躍してくれる。
プレイヤーとなるキャラは、日々を通して消費される食料や資材、燃料等を求めて町を彷徨い、仲間を集め、集団の生き残りを模索していく。時には拠点の拡張を求めて移転先を考え、拠点内の施設を運用する手立ても考えなくてはならない。拠点の運用次第では、病気や怪我の仲間達が早く回復し、それだけ人員に余裕が持てるようになる。
生存者はプレイヤーの集団だけではなく、他の生存者集団との協力を経て、信頼関係を築く事も出来る。協力し続ける事で、その集団を仲間に迎える事も可能。しかし、生存者達を一度に大勢集めると、それだけ拠点の運用には面倒な事が起こり易くなってしまう。時には仲間達の相談に乗ったり、求められている助けに手を貸す事も必要になるだろう。
舞台となるトランブルバレー群には、ZEDと呼ばれる亡者達が生贄となる人間を求めて彷徨っている。彼等との戦闘は出来るだけ避けねばならないのだが、助けを求める声や資源を集める為には、勿論立ち向かわねばならない。戦う時には細心の注意を払い、如何なる犠牲を出さない事を心掛けよう。このゲームでは、死んでしまったキャラクターは永久に復活しないのだから…。
拠点を作り、資源を集め、備蓄資源や資材で得られる影響力を高め、いかに生き残る手段を模索するかという点では、シミュレーション的要素が強いとも言える。
State of Decay: YOSE Day One Edition
尚、State of Decay: YOSE Day One Edition発売に伴い、以下の内容が標準で遊べるようになる。内容は各内容で異なり、それぞれクリア目的が変わってくる
State of Decay
基本となるストーリーモード。荒廃したゾンビ達の巣食う町トランブルバレー群を舞台に、生存者達の生き残りを賭けた闘いが語られる。
生存者一人一人の苦悩や葛藤、または仲間同士での問題を抱えたグループが存在する中、プレイヤーの選択や行動が、それらの結果を左右する場合がある。
町の捜索や拠点の運用、仲間の生き死にに関わる重要な要素を、序盤からチュートリアルの形式でプレイしていく事で覚えられる為、是非このモードからプレイする事をお勧めしたい。難易度も後述のモードに比べれば比較的優し部類になる。
Break Down
上記のストーリーモードからストーリーを廃し、仲間の生き残りと脱出に重点を置いたやり込みモード。
クリア目標となるトランブルバレー群の脱出に必要なキャンピングカーを捜索し、必要な修復を施した後に脱出メンバーを選出、それまでに集めた物資と仲間を引き連れて脱出、が一つの流れとなる。
脱出する毎に町の状態がリセットされ、資源が減りゾンビが強化され増えていくので、非常に高難易度になる。初期の状態から難易度は高めなので、上記のストーリーモードをクリア出来た人向けと言えるだろう。
1週目からプレイし、頼れる仲間を集めて育成し、資源を潤沢に集めていく事である程度は安定したプレイも望めるが、一度クリアした周回は最初から選べるようになる為、何もないスッテンテンの状態からいきなり高難易度に臨む事も勿論出来る。
Life Line
これまでの舞台となったトランブルバレー郡から、ダンフォース市と言う町に舞台を移し、主要キャラクターも一般人から陸軍部隊になり、残された町の生存者達を助ける為に、町中を走り回る事になる。
今までのゲームモードとは違い、拠点は一つの場所に固定され、生存者達は基本救助した後にヘリで順次脱出させていかなければならない。プレイヤーは軍属のキャラクター幾人かで回さなければならない為、怪我や病気などが重なると人手に困る事もある。
ただし軍隊所属と言う事もあり、最初から銃器や弾薬の資源が豊富で、ある程度の支援も軍本部に求める事が出来る。大きな問題となるのは、生存者脱出の際に大勢のゾンビ達が拠点を襲撃する為、これを拠点内からの銃撃や罠の設置等で防衛しなければならない。
舞台となるダウンフォース市はトランブルバレー群より規模が小さく、町の中央を危険地帯と呼ばれ、ゾンビ達の巣窟で支配されている。町の中央を目指して進軍してもメリットは殆ど無いが、チャレンジしてみるのも良いだろう。
関連動画
関連項目
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