Suffocation(サフォケイション)とは、アメリカ合衆国ニューヨーク州ロングアイランド出身のデスメタルバンドである。
概要
1988年に結成。
出身地が示すとおり、所謂ニューヨーク系デスメタルの代表格といえばカンニバルコープスと彼等である。
複雑なリフの数々や常軌を逸した速度のドラム、目まぐるしく変化する展開、そして1音半下げのダウンチューニングと、所謂ブルデス(ブルータルデスメタル)の創始に大きく関わったバンドである(サフォケイション自体がブルデスであるかといわれると、それは筆者的には判断し兼ねる。ニューヨーク系オールドスクールデスメタルである事は間違いないが)。
トニー・マカパインやトーシン・アバシなど、現在ではさほど珍しい事でもないが、ギタリストのテレンス・ホッブスと元ドラマーであったマイク・スミスが黒人である事もメタル界隈の中では特徴的であった。
メンバー
結成当初よりボーカルを担当している。ボーカルスタイルは正統派の低い低音グロウルだが、ライブ時の謎の手の振りと変な表情等の前衛的なパフォーマンスも魅力の一つ。かつては美しいブロンドの長髪であったが、現在は何故かスキンヘッドにしている。何故か。
結成当初よりギターを担当。デスメタル界隈でも珍しい黒人ギタリストであり、更にかなり上手い。タッピング、クリケット奏法、アーミングにオクターヴ奏法から速弾きまで何でもござれなのだ。使用ギターは過去にアイバニーズのRGを使用していたほか、B.C.Rich社のワーロックをメインギターとして長年使用している。つい最近はシグネイチャーモデルも発売された。余談だが、上記のフランクにまだ髪があった頃のテレンス先生はツバつき帽子に眼鏡などの、何故かちょっとおたくっぽい容貌をしていた。因みに眼鏡は現在もたまにつけている。
2003年より加入したギタリストだが、実は結成当初もギターを担当していた。上記のテレンスに負けず劣らずの技術を持っている。使用ギターはB.C.Rich社のワーロックと、ときどき同社のストラトシェイプギターのアサシンを使用している。
- デレク・ボイヤー(Ba.)
2004年より加入。髪質がとてもサラサラなベーシスト。使用ベースは主にB.C.Rich社の5弦ワーロックベースで、これを縦に構えて激しいヘドバンをしながら弾く姿は圧倒的である。何を隠そうこのバンド、弦楽器隊全員がワーロック使いなのだ。因みにワーロックのほかにも、今は亡きトバイアス社のベースも使用している。
2012年より加入。彼も1996年から解散までの間、一度加入していた。
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関連項目
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