T-50とは、
本記事では2.について記載。
概要
T-50 ゴールデンイーグルは韓国に設立されたKAI(韓国航空宇宙産業)が米ロッキード・マーティンと共に開発を行った単発複座のジェット練習機。1992年に開発が開始され、初飛行は2002年。2003年末には韓国空軍より受注を受け、量産が開始。2005年から運用開始される。韓国空軍用の練習機が50機、韓国空軍のアクロバットチーム、ブラックイーグルス用の機体として10機が生産がされている。
また、この機体は輸出も決定されており、インドネシアへT-50が14機、TA-50が2機の計16機、フィリピンへFA-50が12機、イラクへT-50が24機輸出される予定である。
仕様[1]
- エンジン:General Electric F404-GE-102(推力17700ポンド)
- 最大離陸重量:29700ポンド(約13.4t)
- 最大上昇速度:39000フィート/分
- 最高速度:マッハ1.5
- 最高高度:55000フィート
- 設計荷重:8G
- 設計機体寿命:10000時間(LIFT仕様は8300時間)
- フライバイワイヤ(三重冗長)
バリエーション
- T-50…練習機。
- T-50B…スモークやカメラが装備されたアクロバット仕様。
- TA-50…兵器システムの訓練用にレーダーを搭載して各種兵装も運用できるLIFT機仕様。
- FA-50…T-50を元に改良した単座の軽攻撃機。韓国空軍のF-5戦闘機の代替として2013年から生産が開始され、60機が調達される予定。
- T-X…米空軍は現在使用している練習機T-38を代替するT-X計画を進めている。ロッキード・マーティンはT-50をベースにした機体を提案していたが、最終的にボーイング/サーブの機体が採用された。[2]
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関連項目
脚注
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