T.M.R-eとは、the end of genesis T.M.R.evolution turbo type Dの略称。
西川貴教と当時プロデューサーであった浅倉大介によるプロジェクト。
活動期間は1999年6月〜2000年3月。代々木第一体育館でのライヴにて封印解除(=evolutionとしての活動終了)
概要
1999年3月に行われたT.M.Revolutionの東京ドーム公演の直後、当時西川がパーソナリティを務めていたオールナイトニッポンにて、突如「T.M.Revolutionの“封印”」が発表された。
TMRといったらこういうものという概念を打ち砕き、進化させるべく封印という形を取る事になり、その封印についての説明をそのまま名前にした為、このような長い名称となった。
the end of genesisは創世記の終了、T.M.Rをevolution(進化)させる、turboは西川の愛称のター坊、typeDとは浅倉大介(Daisuke Asakura)のイニシャルのDである。
余談だが、1999年春、とある音楽番組のスペシャル版にてglobeと共演機会があったときに名前を長くしたことを報告したところ、小室哲哉が反応に困っていた様子だった、と西川がラジオで明かしている。
T.M.R-eとしては3枚のマキシシングルをリリース、1枚のオリジナルアルバムをリリースしている。
曲調はバラード調でクラシックの要素が強く、T.M.Revolutionのダンスビート、ロック調なイメージからはかけ離れていると言える。
T.M.Revolutionの曲もバラード調のクラシックなアレンジを施され何曲か披露している。
全ての曲のストーリーが繋がっており、1年の季節と共に移り行く出会いと別れを描いている。
唯一のアルバム名は『Suite Season』で、Suiteとは組曲の意味。収録曲の半分はインストゥルメンタルで構成されている。
また、視覚面でも変化を告げるため、浅倉もパフォーマンスメンバーに加わったユニット形態でのMVやメディアへの展開が行われたり、西川の髪型が鎖骨付近まで伸び続けたりしていた。
ファンからの人気も高く、2000年以降もボーカル入りの曲がライヴで披露されている。
当初このプロジェクトは「TMRのメンバー(ファンや関わる人間)が鍵を見つけるまで続く」というものであった。
結果として約1年間での終了となったが、期間が定められていたものではなく続投案もあった様子。
西川は、後にレコード会社や事務所が勝手に決めて始めたという発言もしている。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 2
- 0pt