1781件
The Crewとは、Ubisoftから2014年12月4日に発売されたMMOレーシングゲームである。対応ハードはPS4、XboxONE、PC(Windows)。
概要
| ゲーム情報 | |
|---|---|
| ジャンル | アクション マルチプレイヤー レース |
| 開発元 | Ivory Tower in collaboration with Ubisoft Reflections |
| 販売元 | Ubisoft |
| 機種 | Win (STEAM) XB1 PS4 |
| 発売日 配信日 |
2014年12月3日 |
| 価格 | ¥3,888 (Steam) \6,480 (Ultimate) \8,400 (PS4) \8,400 (XB1) |
| その他 | -- |
| ゲームソフトテンプレート | |
アメリカ合衆国(ハワイやアラスカ除く)全土を舞台としたオープンワールド形式のレースゲームであり、擬似的にアメリカ観光もできる他、警察とのカーチェイスもあり、ゲームとしては「Test Drive Unlimited [1]」と「Forza Horizon」と「Need for Speed」をちょうどよく混ぜたような感じ。多少縮尺おかしい部分もあるが気にするな。
ちなみにオープンワールドであると同時に世界中のプレイヤーと同時につながるため(つまりほぼ常にマルチプレイ状態)、様々な国の人と同時にプレイすることが可能[2]。
他のプレイヤーと最大4人のクルーを組むことができ、クルーでわいわいドライブしたり、レースしたりできる。また、同じサーバー上に誰かいる場合、誰かがカーチェイスをおっぱじめるとその情報が出るため、逃走劇を見物したり、逃走の幇助も可能。ちなみに肝心の警察はぶつけられたり近くで器物損壊を重ねない限り、目の前で猛スピードで追い抜いても追ってこないわ捕まってもしょっぱい罰金で済むわでNFSやGTAの警察同様大して仕事してない疑惑。
ゲームの販売については、通常版以外にも各種DLC、今後発売されるDLCを安く購入できるシーズンパス、ゲーム本編+シーズンパスをセットにしたGold Editionなどが出ている。
また、2015年11月17日に拡張パック(というよりもほぼリニューアル)Wild Runがリリース。UIやグラフィックの大幅な変更及び強化に加え、後述のエキゾチックスペックや新たなマシン及びオートバイの追加、様々な種目で世界中のライバルたちと競い合うサミットが追加された。サミットは予選を複数回クリアすると月末の本選に参加でき、高ランクにつければ新しく追加されるクルマを先取りできる。
その代わりタイトル画面がえっらい目にくるようになった
また、2016年11月29日に新コンテンツ「Calling All Units」がリリース。
これにより、日産・GT-Rやランボルギーニ・ウラカンといった新マシンや警察仕様のマシンが追加されるほか、Wild Run時点で最高ランクのプラチナの上を行くダイアモンドランク及びダイヤモンドクラスのパーツが追加された。さらにはEMPショックなどの武装も追加されている。
また、続編The Crew 2が2018年6月29日に発売決定。こちらでは車に加え、船や飛行機も加わり、陸海空を制覇している。
ストーリー
主人公アレックスは走り屋グループ5-10の創設者兼リーダーである兄デイトンと共にメンバーの一人、シヴに会いに行くが、話の後シヴによりデイトンは射殺され、アレックスは駆けつけたFBI捜査官コバーンに濡れ衣を着せられ投獄されてしまい、5-10はシヴに乗っ取られ、走り屋グループから車に載せられるものなら何でも運ぶ密輸グループと化してしまった。
その5年後、捜査官ゾーイにシヴ、コバーンへの復讐を兼ねた捜査に協力するように取引を持ちかけられ、刑期途中ながらも出所。シヴを追い詰めるため、そしてコバーンを捕まえるため、アレックスは変わり果ててしまったかつての古巣5-10へと潜入するのであった。
登場人物
クルー
- アレックス・テイラー(CV:子安武人)：本作の主人公。殺された兄の復讐を果たすため、5-10へと潜入する。ヒゲがすごい。
- デイトン・テイラー：アレックスの兄で、5-10の創設者兼リーダー「V8」。不審な行為をしていたシヴを問い詰めた際に殺害される。妻コニーと息子ベンがいる。
- ゾーイ・ウィンターズ(CV:朴璐美)：FBI捜査官。コバーンの汚職を追って捜査しており、利害の一致したアレックスに協力を持ちかける。
- オマー：ゾーイから依頼を受けた調達屋。ひょうきんな性格。
- ハリー(CV:堀内賢雄)：西海岸に拠点を置くメカニックで、テイラー兄弟の父親代わりでもあった人。
- アリータ：かつてシヴと交際していた女性チューナー。シヴからはDVを受けていたとか。
- ロクサーヌ(CV:小林ゆう)：5-10とつるんでいて行方不明となった姉の消息を追っている女性ハッカー。
- ヴィンセント：元レーサーの映画俳優。5-10メンバーにマシンに細工をされて大怪我を追った過去を持つ。
- クララ・ワシントン：「Calling All Units」ストーリーでの主人公。女性警官で、違法レーサーグループ「ハーベスターズ」を追っている。
敵
- ビル・コバーン(CV:斉藤次郎)：FBIの捜査官。所謂汚職警官で、5-10の密輸行為を見逃す代わりにシヴから賄賂を受け取っている。
- デニス・ジェファーソン(CV:石田彰)：通称「シヴ」。私利私欲のためにデイトンを殺害し、5-10を乗っ取りV8の座を奪う。
- キャメロン・ロックポート：サウスエリアを牛耳る走り屋。シヴとも浅からぬ因縁がある模様。
マシン
マシンは83車種(2015年12月現在)と決して多くはないが、以下に示すようにマシンの改造により様々なスペックに分岐するため、実質的なバリエーションは非常に豊富なものとなっている。また、主にレイドやサーキットのボディはラリーやFIA_GTなどの国際レースに出ているものの外見が多い。中には隠す気もなくGT3とかツーリングカーとか名乗るものも。
ちなみにパトカーも車種によって様々なスペックが存在する。
また、11月に追加の拡張パック「ワイルドラン」では車種およびエキゾチックカテゴリのスペックの追加に加え、カワサキ・NinjaH2などのバイクも追加された。
| スペック(略号) | 概要(公式解説文含む) | |
| スタンダード | フルストック (F) |
ディーラーから購入したての新車。 ナイトロもないので、専らドライブ用。 これをベースに各スペックへと改造していく。 |
| ストリート (S) |
快適性重視のスタイル。街中でもハイウェイでも快適な乗り心地を実現。 性能はオンロード寄りのバランス型となっている。 さりげなく序盤から終盤までお世話になる。 |
|
| ダート (D) |
滑らかなアスファルトや山間の砂利道など、多くの路面の走行に適する。 ストリートと比べると加速力・耐久力は高いが最高速・グリップに劣る。 走破性はSとRの中間なため、道無き道は大人しくRに任せよう。 |
|
| パフォーマンス (P) |
高いグリップとコーナリングスピード、直線での加速力を備えた高性能車。 舗装路での力はストリートを大きく上回るが、非舗装路はより苦手に。 ビジュアル改造が充実しており、マフラー10本という世紀末仕様も。 |
|
| レイド (R) |
砂漠やジャングルなど、道なき道を走ることに最適化している。 どこでも御構い無しに走れる高い走破性と耐久力を誇るが、遅い。 ビジュアル改造は色・バイナル・ホイールのみ。カーナビが最大の敵。 |
|
| サーキット (C) |
サーキット用に徹底的にチューニングされており、圧倒的速度を発揮する。 舗装路では圧倒的な速さを誇るが、ダートは非常に苦手で耐久力も最低。 ビジュアル改造はR同様、改造の幅が狭い。 |
|
| エキゾチック | ドリフト (Df) |
ドリフト用に改造したスペック。 SやR以上にドリフトしやすいため、すっごい滑るよ！ ドリフトに全振りしたせいで走行性にかなり難があり、強化が地味に面倒。 |
| モンスター (Mt) |
クラッシュカーレースで使われる超大型のマシン。 ダンプカーの足回りに市販車のボディ状態で、とにかくでかい。車高注意。 Rを超える圧倒的なパワーと走破力を持つが、加速・最高速が更に極端に。 でも大抵Rより速く走れたりする 耐久力はR以下だが、横転してもクラッシュせず、空中で姿勢制御可能。 |
|
| ドラッグ (Dg) |
ドラッグレース用に改造したスペック。 シフトとナイトロとタイヤ温度が全てを左右し、最高速は500km/h以上に。 曲がりにくいが圧倒的に速いため、直線では滅法強い。 |
|
ゲームモード
ゲームモードもレースだけでなく複数あり、様々なミッションで遊べる。ストーリーミッションではタイムなどを基準にスコア及びそれに準じたランクが出され、高ランクなほど高ランクのパーツが手に入る。中には複数のジャンルを同時にこなすものも。
| ジャンル | 概要 | |
| 共通 | レース | 時には周回レース、時には一本道レース。 街中だろうが雪山だろうが構わず駆け抜ける。 |
| PvE | チェックポイントラン | チェックポイントを時間内に通過しながらゴールを目指せ。 |
| A地点>B地点 | 制限時間内に特定の地点まで移動しろ。中にはダメージ制限もあるので注意。 | |
| テイクダウン | 処刑ミッション。逃げるターゲット車に体当たりをぶちかまして走行不能にさせろ。 敵の逃走ルートは固定なので法則さえわかれば結構ラク。 |
|
| ゲッタウェイ | 警察や敵組織の追跡を振り切るミッション。 警戒度が高いとヘリも投入される。 |
|
| 回収 | コース上のコンテナに体当たりして一定数破壊していく。 このミッションではマシンが借り物の場合が多いので地味にもどかしい。 |
|
| フォロー | ターゲットについていくミッション。 近づくぶんには問題ないが、離れすぎてはいけない。 |
|
PvP |
エリミネーター | 一定時間経過と共に最下位のライフが削れていき、ライフが0になったら失格。 少人数でも時間が長くなるので選ばれることは稀。 |
| ブリッツブロー | マップに示されたエリアまで行き、エリア内で待機していた時間で争う。 誰かが最初に到達した瞬間からカウントが始まり、カウント終了後次のエリアが表示される。 いかに自分が点を取り、相手に点をとらせないかが勝負の鍵。 |
|
| クラウン | マップ内に落ちたクラウンを奪い合い、クラウンを保持していた時間で争う。 クラウンは体当たりされる・時間経過・エリア外に出るのいずれかで落とすが、マップに示されたポイント通過で所持時間が延長される。 |
|
| サミット | FDチャレンジ | クルーとともにカスタムレースで勝負するモード。 普通のレースとは異なり、ルートは自分で決められる他、無差別級のバトルとなる。 アップデートで他の人が作ったコースで遊べるようになった。 一定回数クリアでサミット予選への参加権を得られる。 |
| FDスタント | 与えられるお題をクルーとこなしていくモード。 お題の内容はニアミスや一定速度以上での走行、オブジェクトの破壊など様々。 ある程度までは一人でもこなせるが、高レベルになるとクルー必須。 一定レベルまでクリアでサミット予選への参加権を得られる。 |
|
| クルータイムアタック | クルーで行うタイムアタック。 クルーを組まないとプレイできないので注意。 |
|
| ドリフト トライアル |
Df限定。ドリフトを繋いで得点を争う。 ドリフトは長時間継続するほどコンボがつき、高得点となる。 場所は市街地であったり、サーキットだったり峠だったりと様々。 |
|
| モンスター アリーナ |
Mt限定。ジャンプ台やループが入り乱れるエリア内で高得点をたたき出せ。 得点はエリア内に散らばるターゲットの他、エアトリックで稼ぐことができる。 また、綺麗に着地するとスコアボーナスが得られるため、着地も大事。 |
|
| ドラッグ トライアル |
Dg限定。3回のランで最速タイムを出せ。 タイヤ温度、スタート、シフトチェンジ、ナイトロのタイミングが鍵となる。 現時点でコースはボンネビルソルトフラッツor滑走路or大都市の直線道路。一般道は道が想像以上に凸凹なのでトラクションの喪失に注意。 |
|
| スピード トラップ |
TDU2のそれと全く同じで、エリア内に設置されたスピードトラップを通過した時の速度の平均で競う。 ソロでも十分攻略できるが、好成績を叩き出すならクルーを組んでスリップストリームを最大限に活用すると◎。 |
|
| スタント レース |
DorRのバイク専用。タイムアタックとモンスターアリーナが混ざった感じのモード。 道中にあるジャンプ台を使ってエアトリックをキメながらゴールを目指す。 スコア勝負なので時間切れでも失格にはならないが、時間切れ後はチェックポイント通過までポイントが入らない。 またMtと違い、頭から着地したら当然即クラッシュということも注意。 |
|
関連動画
ミッションなどのプレイ動画もあるが、アメリカをドライブして観光する動画も多く存在する。
関連項目
関連リンク
脚注
- *本作の開発には、Test Drive Unlimited (TDU)の製作に関わったEden Gamesの元社員たちも参加している。 → TDUの元開発者達が手掛ける全米を舞台にしたオープンワールドな新作レーシング「The Crew」のゲームプレイ映像まとめ (Doope! 20130615)
- *サーバー自体は世界共通だが、機種ごとにサーバーがあるとのこと。また、日本人部屋みたいなのがないため、実績解除などでメンバーやフレンドが欲しいなら攻略Wikiなどで募集をかけるのがいいかもしれない。
- 1
- 0pt
