Vampire Killer単語

• 楽曲「Vampire Killer」
• ゲーム『VAMPIRE KILLER』（バンパイアキラー）
• ベルモンドの鞭『ヴァンパイアキラー』
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Vampire Killerとは、悪魔城ドラキュラシリーズで複数の意味を持つ言葉。大きく分けると

1. 『悪魔城ドラキュラ』ステージ1のBGM。その後シリーズで何度も使用されている。
2. 1994年発売のメガドライブソフト『VAMPIRE KILLER（バンパイアキラー）』
3. シリーズの主人公が使う鞭の名前「ヴァンパイアキラー」
4. このほか『悪魔城ドラキュラ黙示録』『サークルオブザムーン』などで、単に吸血鬼と戦う戦士の意でも「バンパイアキラー」という言葉が出てくる。

Vampire_Killerタグが楽曲で使われ、カナ表記「バンパイアキラー」タグがメガドライブソフトで使われている傾向。

楽曲「Vampire Killer」

初代「悪魔城ドラキュラ」のブロック1のBGM。作曲はFC版グーニーズのサウンドを手掛けた寺島里恵氏（初代悪魔城のサウンドを手掛けた山下絹代氏の海外インタビューにてStage1のBGMは寺島氏が作曲したと語っている。）
それ以降のシリーズでも幾度となくアレンジされてステージBGMに使われており、「Bloody Tears」と並ぶシリーズを代表する楽曲となっている。（→ドラキュラ三大名曲）
ホラー風味のゲームらしく得体の知れない雰囲気が漂う中に、どこか陽気な雰囲気のある悪魔城らしい曲。

有名なアレンジとしては悪魔城伝説の「Dejavu」がある。ゲーム後半、ラルフが初めて悪魔城の城内に入るステージでこのアレンジが流れる。ラルフにとっては初挑戦だが、プレイヤーは未来の戦い（初代「悪魔城ドラキュラ」）と原曲の「Vampire Killer」、そしてこのステージのボスを知っているのだ。だからその曲のタイトルが「Dejavu」となる。

悪魔城ドラキュラ Vampire Killer
悪魔城伝説 Dejavu -Vampire Killer-

『悪魔城伝説』はカセットにVRC6と言う特殊チップを搭載しており、『悪魔城ドラキュラ』と音質が全然違う。関連動画にメドレーがあるので、色々聴き比べてみるのも良いだろう。
（『悪魔城ドラキュラ』もディスクシステム用の音源を使えるはずだが、使われていない）

アレンジ時に改名しているのは珍しく、その後のシリーズでもだいたい「Vampire Killer」のタイトルで出てくる。

音楽ゲームへの展開

シリーズの1つある「ジャッジメント」にアレンジされたバージョン(編曲：浅田靖)は音楽ゲーム「GuitarFreaksV6」&「DrummaniaV6」に移植された。クリップも「DEATH NOTE」などでおなじみの小畑健氏によるものが使われている。
当時の解禁条件が特殊で、「悪魔城ドラキュラ The Arcade」のデータがあればプレイ可能だった。しかし同作が稼働してる店が少なく、プレイできなかった人が大勢いた。後に無条件で解禁された。
ジャッジメント版は後にBeatStream アニムトライブにも収録された。クリップは小畑健による物からQrispy Joyboxによるファミコンディスクシステム版初代のプレー動画に差し替えられているが、ジャケット担当の「早く帰れるはずだったもとこ」から察するにムービー収録を早く終える予定だったかも知れない。また、ビースト以前はjubeat plusのGITADORAパックで配信されており、AC版ではQubellの期間限定QUBE「掘りすぎ！dig Rush」にて収録された。

Vampire Killer scar-ed Pf rmx

SOUND VOLTEXでは、fu_mouによるリミックスが収録された。ジャケットイラストの担当は、「紅魔城伝説」のキャラクターのイラストレーションを務めた晩杯あきら。こっちくんな元祖ツマミ放置譜面だが、鍵盤でも現行のLv12では適正にはやや厳しい配置がある。

登場当初、EXH譜面は解禁条件が厳しく、gentle stress wobble rmxのADV譜面をAAAでクリアしなければプレイ出来なかった。同譜面がLv9局所難のため、当時苦労したプレイヤーも多いはず。現在は大幅に安いBlcで購入できるほか、TRACK LIBERATIONによってタダで解禁することもできる。

この他にもpop'n music 15 ADVENTUREに収録された「悪魔城ドラキュラメドレー～ハイヴリッド・ヴァージョン～」では1曲目の楽曲として登場。同曲は近年のシリーズ作品の多くの楽曲を手掛けている山根ミチルによるアレンジが施されている。

ゲーム『VAMPIRE KILLER』（バンパイアキラー）

メガドライブで94年発売の横スクロールアクション。タイトルに悪魔城もドラキュラもついておらず、近代が舞台、主人公がベルモンドではない、と異例づくめの作品。
だが、ゲーム内容はSFC版やPCエンジン版を継承した王道のステージクリア型。ストーリー上も正統な悪魔城ドラキュラシリーズとされている。

1917年、吸血鬼エリザベート・バートリーは第1次世界大戦を利用しドラキュラを復活させようとしていた。ジョニー・モリスと、エリック・リカードの2人のバンパイアハンターが立ち上がる。
難易度は控えめ。コンティニューが有限という珍しい特徴があるが、パスワードを入れると回復するので大きな問題はない。
演出、BGMともメガドライブの性能を発揮した名作である。
とんでもないプレミアがついているという難点があったが、現在はメガドライブミニと『悪魔城ドラキュラアニバーサリーコレクション』に収録されており、入手も難しくない。

主人公は開始時に2人から選択。難易度イージー以外では交代不可。

ジョニー・モリス
ベルモンド家の血筋にあたる。モリス家に伝わる妖鞭「バンパイアキラー」で戦う。
SFCシモンの能力を一部継承しており、空中では真横攻撃のほか、斜め上と真下を攻撃できる。
また天井に鞭をひっかけロープアクションが可能。

エリック・リカード
妖槍「アルカード・スピア」を持つバンパイアハンター。
地上で真上と斜め上を攻撃でき、空中では真下攻撃ができる。
さらに垂直ハイジャンプ能力を持ち、ジョニーにできないショートカットができる。

なぜか二人とも斜め下攻撃ができない。

なお本作の設定はのちに『ギャラリーオブラビリンス』に大きく関わってくる。

ベルモンドの鞭『ヴァンパイアキラー』

もともとシモンが父から受け継いだ不思議なムチという設定だったが、名前は特になかった。
「バンパイアキラー」の名がついたのは上記『VAMPIRE KILLER』だが、ベルモンド家から受け継いだと説明書には明記していないようだ。
これがベルモンド家に伝わる『ヴァンパイアキラー』であることが明確になるのは『白夜の協奏曲』より。
出自はPS2『キャッスルヴァニア』で語られており、ベルモンド家でなければ使えない背景がある。

鎖のムチとして描写されることが多いのだが、イラストでは鎖じゃなかったりゲーム中でも鎖じゃなかったり、ドラキュラとシモンの外見のように不安定。
『VAMPIRE KILLER』を見る限り、パワーアップで革から鎖に変化するのも特性のひとつのようであるが…あまり明確に設定化されていない。

過去作品では明らかに鎖の鞭と革の鞭が別々に出てくるものもあった。MSX版では「ネメシスの鎖」という別の名前がついている。

関連動画

原曲

初代「悪魔城ドラキュラ」からシリーズ代々のVampire Killerが聴ける。

上記メドレーには含まれていない物をいくつか。

BEMANIシリーズ 

二次創作

関連商品

　悪魔城ドラキュラ Harmony of Despair

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関連項目

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