「私を呼ぶのはあなただろうか?私は……口悔しいが、名乗れる名前がない私を、今しばらくZ46(フィーゼ)と呼んでおくれ」
Z46とは、STGアプリゲーム「アズールレーン」に登場するキャラクター(KAN-SEN)である。
この概要はよもやこうも予想と違えるとは!面白い!
KAN-SEN名 | |
---|---|
Z46 | |
基本情報 | |
所属 | 鉄血 |
艦種 | 駆逐艦 |
レアリティ | SSR |
CV | 茅原実里 |
イラスト | 近所黒モモ |
艦歴 | |
国籍 | ドイツ |
出身地 | ブレーメン州, ブレーメン |
造船所 | AGウェーザー社 |
艦級 | Z46型(1936C型)駆逐艦 ネームシップ |
進水日 | -(未進水) |
就役 | -(未就役) |
最期 | 1945年(解体) |
備考 | |
知識欲が旺盛で頭も良いが、カンレキ上ドックから出たことがないため世間知らずな究極の「箱入り娘」。芝居がかった口調が特徴。
鉄血陣営に所属する駆逐艦。あだ名は「フィーゼ」。2017年12月26日から2018年1月12日にかけて開催されたイベント「鏡写されし異色」のドロップ及び期間限定建造として実装された。鉄血の駆逐艦において初のSSRである。「鏡移されし異色」の復刻開催を経て、2019年8月15日には通常の小型艦建造に実装となった。未入手の指揮官は焦らずに、資金とキューブと相談の上で出現を狙おう。
名前は単なる呼称ではなく、この世界で存在した証でもある
2019年4月18日段階において、Z級姉妹の中では末妹に位置づけられている。しかし史実の艦歴を反映しているのか、幼い容姿の割に小難しい言い回しを好み、特にドイツ文学や哲学から引用したセリフが多い。表情変化が乏しいことも相まって、少々非人間的な雰囲気を漂わせている。
艦船紹介にもあるように、究極の箱入り娘(史実においてドックから出ることがなかった)であるため少々世間知らず。そのため大人とは会話できても、同年代の仲間とは話が噛み合わないことが多い。また自身に名前がないことについてコンプレックスを抱いていたりと、以外と悩みが多い一面を持つ。特に名前の意味をただの呼称だけでなく、世界に存在した証であるとするなど、名前と存在に対する執着が非常に強い。一方で箱入り娘であるが故の無垢な心も持ち合わせており、指揮下に対する感謝は率直で素直なものである。
名乗れる名前が無いため、入手時は便宜上の名前である「フィーゼ」と呼ぶように言う。「フィーゼ」という呼称については、おそらく艦番号46のドイツ語読みである「フィーア(4)・ゼクス(6)」から来ているのだろう。ケッコンに至ることで名前を自由に変えられるようになるが、実際に変えるかどうかは指揮官の判断に委ねられる。「名前を考えてほしい」という奥ゆかしいプロポーズをする彼女のために、指揮官諸君には是非とも素晴らしい名前を考えていただきたい。
水着着せ替え「ファーストサマー」
2018年6月28日のアップデートで水着着せ替えの「ファーストサマー」が実装された。
青のワンピース水着に麦わら帽子、艤装にぶら下げたスイカ、空気バットを装備と遊ぶ気マンマンのスタイルである。いつもの哲学的振る舞いはどこへやら、である。
Live2Dが実装されている。その分ちょっと値段はお高いが。
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https://twitter.com/azurlane_staff/status/1011584691118354433
7月15日までの限定販売なので、それまでに買うがいいにゃ。買い逃しは一生の大損にゃ。迷っているなら買って後悔するにゃ。2018年8月現在は売り切れ中なので、次の機会を待つにゃ。上記通常実装と同時に、ショップに通常販売となったのでまだ買ってない指揮官はいらっしゃいませにゃ。
2020年3月26日のアップデートでスポーツ着せ替え「スカベンジハントレス」が実装された。
ブルマ系体操服姿である。今回もLive2Dが実装されている。
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4月8日までの限定販売なので、欲しい指揮官はショップにいらっしゃいにゃ。
虚しきものよ、汝の運命は消し去られる定めなり!
スキル1:折れた鋼翼
対空攻撃範囲内で敵艦載機が撃墜された場合、8秒間、自身の火力に自身の基本対空(基本ステータス+装備)の5.0%(最大レベルで15.0%)分を加算する。効果適用中にさらに同じスキルが発動した場合、効果は加算されず持続時間のみ上書きされる。
性能は対空に特化したものとなっているが、それ以前にお前のような駆逐艦がいるかと言いたくなるような傑出したステータスを併せ持つ。最大で160%に達する主砲補正、耐久系設備を満載した駆逐艦に匹敵する素の耐久値、重桜駆逐艦に匹敵する雷装、軽巡洋艦に迫る程の対空性能と、明らかに他の駆逐艦とは一線を画す。唯一回避値だけは抑えられているが、それでも回避型の軽巡洋艦に匹敵すると考えると深刻な欠点とは言い難い。Z級駆逐艦を大幅に強化するスキルを持つZ1(レーベ)、高い火力から繰り出される雷撃で敵艦を吹き飛ばすZ23(ニーミ)と組み合わせることで、駆逐艦の中では無類の強さを発揮する。
所持するスキルは「折れた鋼翼」と「徹甲弾専門」の2つ。「折れた鋼翼」については、2018年6月28日のアップデートで効果変更に伴う大幅な強化がなされた。
スキル1「折れた鋼翼」は、説明が長いので端的にいうと「敵艦載機を撃墜し続ける限り自身の火力にバフがかかる」というもの。火力の上昇幅は自身の対空値に比例するため、装備で対空を盛れば盛るほど火力が伸びるという面白い現象が起きる。効果時間も8秒間であるが、敵艦載機を撃墜するとカウントがリセットされるため、撃墜し続ける限り効果が切れることはない。その一方で敵艦載機が登場しない海域では、スキル発動のトリガーが存在しないため完全な死にスキルとなってしまう。まさに対空特化型の駆逐艦であり、鬼のような数の敵艦載機が飛来する12章、13章で活躍できる艦船と言えるだろう。
スキル2「徹甲弾専門」は、自身が発射する徹甲弾の威力を上昇させるスキル。主砲だけでなく全弾発射による徹甲弾にも効果があるため、全弾発射をダメージソースとするなら装填の早い主砲も装備の選択肢に入れられる。
自由と運命は、常に努力し続ける者にのみ祝福を授からん
元ネタはナチスドイツ軍において建造に着手したものの完成には至らなかった未成艦の一隻、1936C型駆逐艦ネームシップの〈Z46〉。「1936C型駆逐艦」は前級の「1936A型駆逐艦」と「1936B型駆逐艦」を参考に改良された艦級である。〈Z46〉から〈Z50〉の全5隻を建造する計画を立てていたが、建造に着手できたのは〈Z46〉と〈Z47〉のみにとどまり、空襲と資材不足を理由にそれらの艦も建造中止に追い込まれている。
〈Z46〉と〈Z47〉は1941年10月8日にAGウェーザー社に発注され建造を開始。しかし度重なる造船所への空爆と資材不足に直面し、幾重にも渡る延期を強いられることになる。結局の所1945年のナチスドイツ降伏に伴い、連合軍の手で爆破解体。艦船として生まれること無く姿を消した。
ちなみに次級として1942型駆逐艦〈Z51〉が存在する。もしかしたらZ46の妹として登場する、かもしれない。
語るに及ばない些細なことであろうが、関連動画には賛辞を送らせてほしい
関連静画、すなわちこの世界に存在する証明である
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