『ZUN素』とは、ニコニコ動画で公開されている東方Projectの二次創作アニメーション作品の固有名称である。
概要
榎本俊二の漫画・『えの素』に東方Projectのキャラクターを核融合させたことで生まれた、“超ド級スペクタクル作品”。制作者はハンサム(P)。
カレーもトンカツも好きならカツカレーを、と言う好きな物×好きな物=もっと好きな物、と言う理論に基づいて誕生したとの事。
基本的に『えの素』を東方キャラを使って表現した漫画であるため、『えの素』側は忠実に再現されている(過度な下ネタ・グロテスク描写はカットしている)が、その一方で東方Project側はほとんど面影がなく、その面影のなさは「原型を留めない程度の動画」と言うタグが貼られていることからも窺い知れる。
しかし、この作品を見た東方ファンは怒りを通り越して呆れ、泣き、笑い、弾幕を愛し、敬い、気付いたら中毒になっている者も少なくない。
また、その酷さに呆れた運営側はこの作品を見なかったことにしているため、「なぜか削除されないシリーズ」になっているとのもっぱらの噂であった。
ただし、11話~12話は一度権利者(東映)からの要請で削除を受けている。
ほとんどのキャラが原型を留めておらず、また、そのインパクトある外見に定評があることから、転じて実写など同等のインパクトがある東方動画にもこのタグが付けられることがある。
また、作者オリジナルの主題歌(後述)も一部で人気を博しており、その関連動画にもこのタグが付けられることがある。
各動画は、「オープニング→1話目→CM2本→2話目→ED」と言う流れで構成されている。
ただし9~10話のみ、EDの後にオマケとして10.5話が挿入されている。
中毒の度合い
橙かわいい
↓
PAD長・アリスかわいい
↓
こーりんはひろゆき
↓
門番かわいい(東方発毛祭後)
↓
射命丸かわいい
↓
妹様かわいい
↓
魔理沙・パチュリーかわいい
↓
カリスマかわいい
↓
紫様かわいい
ちなみに射命丸がボーダーラインであり、彼女(?)を超えると末期である。
登場人物
『ZUN素』に登場しているレギュラー・準レギュラーは以下のとおり。
ここでは2話以上に登場しているキャラクターを記述する(EXについては1.5話の部分のみ集計)。
なお、カッコ内は元となっている『えの素』側のキャラクターである。
- 霧雨魔理沙(演:前田郷介)
- 原型を留めていない程度の能力。一応主人公(メインヒロイン…?)の模様。
1~5、7~9話、13~14話、最終話および1.5話に登場。最近出番が無い。
言動がおっさんっぽいが、れっきとした女性…のはず。
ちなみに13話にて、旧作にちなんだ建物で登場した際、旧作の衣装を身に纏っている。 - 射命丸文(演:田村政和)
- 原型を留(ry 記事のために血を流す程度の能力。→記事のためにシロナガス程度の能力。→清く正しい程度の能力。→慣れてくるとアレ?かわいくね?程度の能力。
6、8、11、13、14話以外の全てに登場。絡むキャラが多いおかげか?
外道かつかなりの策士。しかしにとりには敵わない様子。 - 十六夜咲夜(演:葛原緑)
- 時間と一部の見た目を操る程度の能力。『ZUN素』で一番怖い人。原作(東方)よりなぜか胸が大きい。
8、10、12、13話以外の全てに登場。9話以降、オープニングのキャラ紹介で魔理沙を抜いて一番手になった。
また、9話以降オープニングでは「Thungire」の文字が入っている。
11話において「一部の見た目を操る能力」を破られてしまった。 - アリス・マーガトロイド(演:菖蒲沢ひろみ)
- 人形を遣わない程度の能力。魔理沙が好きで好きでたまらない。「いつも通りじゃん」の声多数。
第2話で登場してから5~7、10.5話、11話、最終話に出演している。インパクトの割に意外と出番は少ない…!?
『ZUN素』でもかろうじて原形を留めている人。パンチラは全く有難くない。
オープニングでは「Uppre-Yandere」の文字が入っている。
…いや、彼女に関しては東方Project側の二次設定がヒドいのかもしれないが。 - 森近霖之助(演:二比ススム)
- なぜか違和感を感じない程度の能力。→第3回の主役をはる程度の能力。
1~4、7、11話、13話および1.5話に登場。オープニングでは「Babasen」の文字が入っている。
かろうじて原形を留めている人パート2。 - フランドール・スカーレット(演:前田みちろう)
- 原(ry 目つきが悪い程度の能力。→髪型のアレをよく描き忘れる程度の能力。チビ。
もちろんだが魔理沙との血縁関係はない。姉ちゃん大好き。同時に出てくるキャストによってかわいさが変化する程度の能力を持つ(編集者談)。
4、5、8、13話に登場。 - 博麗霊夢(演:みちろうの伯母)
- 原(ry 影が薄い程度の能力。→もう出番がないだろう程度の能力。
『ZUN素』では影が薄い。眼鏡をかけている。1話と1.5話に登場。
咲夜に対する起爆剤。 - パチュリー・ノーレッジ(演:森さとる/さとみ)
- 能力不明。原作よりふくよか。
- 鈴仙・優曇華院・イナバ
- 能力不明。
第3話と第6話に登場するが、それぞれ配役(元となる『えの素』のキャラ)が変わっている。
3話ではテレパシー屋、6話ではダニーを演じている。 - てゐ(演:ジョシュア)
- 能力不明。第6話に登場。
- 蓬莱山輝夜(演:ケビン)
- 能力不明。第6話に登場。
- 八意永琳(演:ナンシー・コーマン)
- 能力不明。第6話と第7話に登場。
第8話では配役が違うが、キャラクターは6話と同じナンシーとなっている。 - レミリア・スカーレット(演:ばあちゃん)
- 能力不明。第8話と第13話に登場。フランとは姉妹のはずだが、どう見てもそうは見えない。
- 橙
- 能力不明。第3話と第7話に登場。第7話では完全に猫と化している。
- 八雲紫(演:ヒ★ミ★ツ)(演:打戻タミ)
- 境界を操る程度の能力。ロールユー。
第3話、第11話、第13話に登場。
この人が登場する回は生半可な気持ちで見てはいけない。
ちなみに第4~3話OPに登場するシルエットは、よ~く目を凝らしてみると、EXTRAにちらっと出た「きれいな八雲紫」である。正直詐欺だ。 - 犬走椛(演:田村亮子)
- 能力不明。10、11、12話に登場。椛可愛いよ椛。
『ZUN素』の中で唯一パンチラにありがたみのあるキャラ。
文と親子関係ではありません。何もして無いけど上司と部下らしい。 - 河城にとり(演:田村香織)
- 能力不明。10話と12話に登場。文との関係も不明だが、同居はしているらしい。
『えの素』の元キャラと同じく情け容赦が無く、かつ文をも上回る策士。 - 鍵山雛(演:森本尊博)
- 能力不明。厄い。10、11、12話に登場。
元キャラが元キャラなだけに男前な顔をしているが一応女の子です。彼女です。
椛と付き合っているらしい。
ZUN素EXTRA
この作品では、東方projectのキャラクターと『えの素』の掛け合わせキャラクターが変化している(魔理沙→ 幽々子、フラン→妖夢など)。
尚、配役は元の通りの「1.5話」も収録されている。
OP・主題歌
- メンスで☆ごめんネ!
元々は往年の名曲を主題歌にあてていたが、第5~6話以降はオリジナルの主題歌を流している。
5~6話・7~8話では1番を、9~10話・11~12話では2番を使っている。
CM
1本は15年~25年前に実際にTVで放送されていた昔懐かしのCMが流れる。
この選出によって、制作者の年齢偽証が疑われている(自身の報告によると、18才と○○○ヶ月)。
もう1本は東方のキャラと従来の漫画・アニメ作品を掛け合わせたパロディCM。
15秒と言う短い時間だが、やたらとクオリティが高いのが特徴。
『ZUN素』第5~6話では、昔懐かしのCMの代わりに「メンスで☆ごめんネ!」のCMが流れている。
削除騒ぎ
第11~12話はアップされた直後に一度削除されている。削除理由は、恒例のCMにバイオマンコ
ーンスナックのCMを使ったところ、バイオマンの権利者より削除の申し立てがあったためであり、
内容がアウトだったからではないらしい。
尚、現在の再うp版では、単純に問題部分のCMを削ってCMが1本しかないバージョンとなっている。
しかし内容自体も10話からかなり加速しているが、これでもまだセーフなのだろうか?
BGM
基本的に作中では東方のアレンジ曲が流れているが、特定のキャラの暴走によってBGMが変化する。
- ウサビッチ(各話タイトル)
- 最終鬼畜全部声ほかシリーズ3本を混ぜてみた(咲夜のテーマ)
- 魔理沙は大変なものを盗んでいきました(アリスのテーマ)
- U.N.オーエンは彼女なのか?(フランドールのテーマ)
- K.B.クラッシャーは何者なのか?(永遠亭の人たちのテーマ)
- ゆかりんファンタジア(紫のテーマ)
- きゅうり味のビールを飲めばいいよ!(にとりのテーマ)
- 運命のダアッークサイド(雛のテーマ)
ED
東方Projectと榎本俊二の漫画『GOLDEN LUCKY』を掛け合わせた短編漫画が流れる。
『ZUN素』とは配役が異なるので、比較的安心して見ていられる。また、BGMとして“絶対に感動する往年の名曲”が流れるが、これは本編であった酷い出来事を丸々忘れさせてくれる効果があるという。
関連動画
コミュニティ
関連項目
関連リンク
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