ACジャパンとは、環境問題・いじめ問題等の啓発活動を行っている民間の団体(社団法人)である。
英表記は「Ad Council Japan」、通称は「AC JAPAN」。
概要
1971年に大阪を拠点に「(任意団体)関西公共広告機構」として発足。
その後、社団法人化して組織名称の「関西」を廃して「公共広告機構」として全国展開を果たす。
主にテレビ・ラジオのCMで見かけることが多いがメッセージ用につくられたページも存在する。普通に見ればなんともないはずなのだが取り扱う内容が 内容だけに、人によっては非常に重い・暗い・不気味に感じてしまうことがある。それ故トラウマになることが多い。怖いCMのひとつとして数えられている。
一方で有名人・アーティストを起用しているものもあり、そちらはあまり重い雰囲気を感じさせない。
運営資金は会員による会費制で成り立っており、国から公的な資金は受け取っていない。
会員には、広告会社やマスメディア会社の正会員、一般会社の賛助会員、個人会員からなる。
主な活動内容は様々なマスメディアを通した公共広告の発信である。
制作は正会員の広告会社により行われ、その広告は正会員のマスコミ会社が無償で流されているが、
正規料金に換算した場合の広告費は日本国内の広告主でトップクラスの規模である。
しかし、旧称は「公共広告機構」というネーミングのせいか「官」の機関と誤認されたり、
政府広報と混同されることが多いために「税金で勝手な広告やCMを作るな!」という的外れな苦情が
多数寄せられてしまっている。(この苦情は現在でも寄せれられているという)
そこで、これらの誤認を招かないようにするため、民間の団体であることを強調するために、
2009年7月1日に「社団法人公共広告機構」から「社団法人ACジャパン」と改称した。
ACジャパンのロゴとサウンドロゴについて
発足当初から1987年前半くらいまでは鳩とハートをを掛け合わせた、
ハートマークの左側にくちばしのような尖った部分があるマークであった。
現在のACロゴ・サウンドロゴになったのは1987年後半辺りから。
ACロゴは「Motter Ombra」と呼ばれるフォントの大文字「AC」をもとにしたデザインである。
おなじみの「AC~♪」コーラスのサウンドロゴについて、当時の公共広告機構は「制作当時を知る者が在籍していないため、詳細は不明。」としてるらしい。
2008年度のCMでは、2009年に「ACジャパン」に改称することに伴う移行期間として、長年親しまれてきたACロゴの下にあった「公共広告機構」の表示と「公共広告機構です。」のナレーションが消え、「よりよい社会をめざす民間の広告ネットワーク」という表示に変っていた。
ニコニコ動画におけるACジャパン(公共広告機構)
30年以上の歴史である公共広告機構の動画は大変膨大であり、全て把握することは厳しい。
ニコニコ動画開設以前から公共広告と呼ばれるジャンル(政府広報、JAROなど)の動画が広く出回っており、それがニコニコ動画では膨大な数がほぼ出揃いつつあるが、地域限定のキャンペーンなど入手困難な動画を含め、全てを出揃えるのは至難の業である。
また、ニコニコ動画内外でMADの素材・パロディーとしてよく使われており、盛んに行われている。
主に逆再生やBGM差し替えが多く、さらに恐怖を煽ったような演出を加えたりさまざま。
また、他のCM動画のオチを無理やり公共広告機構にするなどもある。
時報の「公共コメント委員会(NC)」の元ネタはもちろん公共広告機構である。
発生条件
ACジャパンが放映・掲載されるには、それなりの大人の事情があったりするため、
「なんだ、ただの差し替えか・・・」と、少し気にかかる人も居なくはないだろう。
ACジャパンの広告は正会員の広告会社が正会員のマスコミ会社に向けて、
テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、電光掲示板、広告バナーなど各方式に制作し、
穴埋め・差し替え用の素材として無償で提供されており、以下の取り決めによって差し替えられる。
- CM企業の不祥事・事故・倒産、または出演者の不祥事があった場合。
- CMが確保できなかった場合の穴埋めとして。
- 突発的な事情(災害・テロ・皇室の慶弔)によって、番組内容が大幅に変更された時。
- スポンサーの降板・放送機器の不具合の際。
- CM企業の展開外である地域の場合。
(例:ファミレスのココスを展開していない一部地域では、ドラえもんのココスはドラえもんのACだったことも)
また、CMを自粛する際は、放送局側の意向、もしくはCMの企業側の意向で、ACジャパンに差し替えられるが、
放送局のアイキャッチか、番組宣伝に差し替えられるケースもある。
AC祭り
不謹慎だが、上記の発生条件によって、ACジャパンが立て続けに大量に放映される状態を「AC祭り」と
ネット上では呼ばれてるが、しばしば「この事態に祭りとか不謹慎ではないか」と不謹慎厨には批判される。
だが、これがACジャパン好きなマニアたちにとっては、密かな歓喜の瞬間なのだから、祭りは止めいようがないだろう。
特に、災害の場合では、企業側のCM自粛が殺到し、緊急放送の編成の事情で番組宣伝が流せない状況となれば、
新たに謝罪・お見舞いCMを用意するまでの期間は、ACジャパンや放送局のアイキャッチでCMを差し替えするしか
他がないため、「AC祭り」が発生してしまう。
#この項目は、時系列で加筆・修正を。
#予想以上に多くなったら、「AC祭り」か「ACジャパン祭り」記事に独立予定。
1995年1月 阪神・淡路大震災
1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災の当時は、ACジャパンで有名な「あよね」が放映された時期である。
「ゴミはもう一人のあなたです(イッセー尾形)」「もっとマナーもっとリサイクル(中野浩一と増田明美)」も多く放映された。
その年には急遽、震災激励CM「人を救うのは、人しかいない。」が制作された。
2004年3月 ジャパネットたかた 個人情報漏洩
2004年3月9日に、ジャパネットたかたが、利用者の顧客リストが社外へと流出していたことが発覚。
ジャパネットたかたがスポンサーに入ってた番組(アタック25など)のCM枠を、ACジャパン差し替え。
同社のテレビショッピングも、環境映像か代替番組+ACジャパンかスポットCMに差し替えられたとか。
2004年6月 キユーピー関連会社 不法就労
2004年6月8日に、キユーピーと三菱商事の合弁企業であるサラダクラブで不法就労が発覚したことを受け、
翌日から1ヶ月半程度の長期CM自粛したため、筆頭スポンサー番組であった「キユーピー3分クッキング」に
「キユーピー」の文字はなく、CMは全てACジャパンに差し替えられ、
すなわち、「AC3分クッキング」と言った、シュールな番組に一転してしまったのだ。
2004年10月 新潟県中越地震
2004年10月23日に発生した新潟県中越地震の当時は、「枯れる命」などが大量に流された。
余談だが、この時にNTTグループは差し替え用に「災害用伝言ダイヤル171」のCMを用意した。
今後の震災でも流れされるようになる。
関連動画
2007年7月 新潟県中越沖地震
2007年7月16日に発生した新潟県中越地震の当時もAC祭りとなった。
2011年3月 東北地方太平洋沖地震
2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震に関し、
発生直後は地震に関する報道番組を民放各局がCMなしで放送していた。
週明け辺りからはレギュラー編成に戻したが、ほとんどのスポンサーがCMを自粛した為に本来穴埋めという役割のはずのACのCMがどのチャンネルでもヘビーローテーションで流れてしまうという事態が発生した。
妙に耳に残るサウンドロゴなどから不快に思う人も続出し、ACジャパンに見当ハズレな苦情が大量に寄せられてしまい、ACジャパンのサイトのトップに
この度、東北地方太平洋沖地震で被災された皆様、ご関係者の皆様には謹んでお見舞い申し上げます。
現在、民放テレビ・ラジオ各局において、震災の報道の合間にACジャパンのCMが多数放送されております。
未曾有の大惨事となったこの度のことを受けて、多くの企業が自社CM素材の放送を自粛され、ACジャパンのCMが代わりに放送されることになりました。これらのCMはかならずしも非常時に対応できるようには作られておりません。そのため、視聴者の皆様に大変ご不快な思いをおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。
CMの最後に ♪エーシー という音声(サウンド・ロゴ)が流れておりますが、すでに音声削除作業を始めており、多少なりとも耳障りさは軽減されるかと存じます。
また、ACジャパンでは、「東北地方太平洋沖地震」で被災された方々を応援する臨時キャンペーンCMを企画・制作中でございます。被災地の方々におかれましては、一日も早い復旧がなされますことをお祈りいたしますとともに、ACジャパンでは広告活動を通じて支援活動を続けていく所存でございます。
皆様には、何卒ご理解をいただきたくお願い申し上げます。
以上
謝罪文が掲載されてしまうまでになり、サウンドロゴが流れないバージョンのCMが作られて順次差し替えられていった。
というのが世間一般の反応だが、ネット上では祭りとして楽しむ人が大半であった。
2ちゃんねる、Twitter、もちろんニコニコ動画においても。
2011年4月現在、少しずつスポンサーが復帰し、ACのCMも段々減りつつある。
ヘビーローテーションされたCM
- 「あいさつの魔法。」
- 「こだまでしょうか」(金子みすずの詩の朗読)
- 「見える気持ちに。」
- 「オシムの言葉」(日本脳卒中協会の支援CM)
- 「ちょっとだけバイバイ」(3R推進団体連絡会の支援CM)
- 「知層」(文字・活字文化推進機構の支援CM)
- 「大切なあなたへ」(日本対がん協会の支援CM)
- 「難民のふるさと」(国連UNHCR協会の支援CM)
- 「命のかげ」(NHK共同キャンペーン)
上記のCMそれぞれ15秒&30秒のバージョンで繰り返し流され洗脳された。
(放送されることは殆どないが60秒のバージョンもそれぞれある)。
特に「あいさつの魔法。」と「こだまでしょうか」は中毒性・汎用性が高く、「あいさつの魔法。」はニコ動でMAD・歌ってみたが大量に投稿され、pixiv等にはヘンテコな登場キャラを可愛く描き改めた作品が投稿された。
さらに「㌼㌨㌥㌑㌝㌈㌏㌐㌞㌞㌞㌞㌑㌆」とCMフレーズを再現する職人も現れた。
「こだまでしょうか」は言葉を置き換えるネタで2ch・Twitterで楽しまれてる。
また、震災に関連する臨時キャンペーンCM1本を民放各局・ラジオ局に発送し、19日から放送された。
明日使えないムダ知識
公共広告機構の単発(ACMリンク集
から見れます)
初音ミクと公共広告機構
公共広告機構MAD
まとめ動画
発表順
長時間詰め合わせ版
ラジオ(ラジオACM
タグから視聴可能)
ロゴ・サウンドロゴ
環境映像(フィラー用)
関連項目
- 公共広告機構(旧名称)
- 公共広告CM学生賞
- 公共広告
- 政府広報
- 日本広告審査機構(JARO)
- 放送番組センター
- トラウマ
- 怖いCM
- あよね
- あいさつの魔法。
- ポポポポーン
- 古の呪文:イーシエ
- AC逆再生シリーズ
- ACMリンク集
- 攻強皇國機甲
- 壊ー死ー
- えーしー!!
関連リンク
公式チャンネルと関連コミュニティ
http://dic.nicomoba.jp/k/a/ac%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3


ページ番号: 319432
リビジョン番号: 1525437
読み:エーシージャパン
初版作成日: 08/07/05 23:25 ◆ 最終更新日: 12/05/10 21:12
編集内容についての説明/コメント: 初音ミクと公共広告機構 に1本追加
記事編集 / 編集履歴を閲覧 / Twitterで紹介








JASRAC許諾番号: 9011622001Y31015
ヘッダー:固定
ヘッダー:追従