B-1A"DIGITALIUS"/ジギタリウスとは、R-TYPEシリーズに登場するバイド機体である。
[ 植物性因子添加試作機 ]
植物性のバイド体は、極めて硬く、かつ軽い表皮を持ったものが多い。B-1Aはその性質を主に装甲に応用しようと開発された機体である。B-1AはR-9Aと比べ強度55%のアップ、13%の軽量化に成功している。しかし、この装甲を維持するためには専用の薬液が必要で、これがなくなると装甲が「枯れて」しまう。ちなみに、この薬液は人間にとっては劇薬である。
機体紹介
植物系バイドの特徴に目を付けたTeam R-TYPEがR戦闘機の装甲材に使用する為に開発された機体。もはやここで記載する必要すらないほどぶっ飛んでる機体ではあるが…説明せねばなるまい。
まず、使用されている装甲材は純度たっぷりの植物性バイド、そしてフォースのコントロールロッドに使用されている素材も植物性バイド、レーザーと波動砲の構成物質も植物性バイド・・・と植物性バイドをふんだんに取り入れた素敵な機体である。パイロットの素肌に優しいかといえばそんな事は無く、まず装甲がバイドである時点で危険、そしてこの装甲を維持する為に使用する薬液は劇薬という時点で危険……何でこんな機体作ったんすか!?
というか、薬液の部分……「ちなみに」で済ませていい内容じゃないだろう、と。
Team R-TYPEの狂気が痛いほど判る機体だといえる。
しかし、Team R-TYPEの狂気は止まる所を知らないのである。
上位機体紹介
ここで止めておけばいいのにTeam R-TYPEは更に上位機体を開発してしまったのである。
その狂気の数々を紹介していこうではないか。
B-1A2"DIGITALIUSII"/ジギタリウスII
No. | 76 |
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名称 | DIGITALIUSII ジギタリウスII |
波動砲 | バイドシード砲II |
フォース | フラワー・フォース ●赤:シードキャノン ●青:スパイクレーザー ●黄:フラワースイング |
[ 植物性因子添加改良型 ]
植物性バイド体の装甲を持ったB-1A系の機体。この機体ではR-9Aと比べ強度70%のアップに成功している。しかし、強化した装甲を維持するために、より多くの薬液が必要となり、軽量化を犠牲にしている
>>軽量化を犠牲にしている
…いや、問題にするとこそこじゃない気がするんですが…。
B-1A3"DIGITALIUSIII"/ジギタリウスIII
No. | 77 |
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名称 | DIGITALIUSIII ジギタリウスIII |
波動砲 | バイドシード砲III |
フォース | フラワー・フォース ●赤:シードキャノン ●青:スパイクレーザー ●黄:フラワースイング |
[ 植物性因子添加機 ]
植物性バイド体の装甲を持ったB-1A系の最終型。この機体では装甲維持システムに「バイド論理演算」を用いることで、よりバイドに近い制御を実現した。その結果、状況に応じた装甲強度の変化が可能となり、薬液の消費を大幅に抑えることに成功している。しかし、薬液(劇薬)を要することや、装甲維持システムの暴走を恐れ、正式に配備されることはなかった。
>>よりバイドに近い制御を実現した。
実 現 す る な
>>薬液(劇薬)を要することや、装甲維持システムの暴走を恐れ、正式に配備されることはなかった。
…えーっと、そこを問題にするなら3機も作る必要無かったですよね?特に劇薬とか劇薬とか劇薬とか。
機体名の由来はオオバコ科の植物”ジキタリス”から。 花の形から”キツネノテブクロ”という別名を持ち、心臓に作用する毒が含まれていることから、かつては心臓病の治療薬として使われていた。
武装
- フラワー・フォース
触手型コントロールロッドに植物性バイドを添加したフォース。
テンタクル・フォースの触手を流用しているのか機体の動きに合せて触手が開閉する構造を持ち、フォース成長に応じて触手から「花」が咲く。フォースシュート時の挙動もテンタクル・フォースと同様。
ちなみに、レーザーは植物性バイド素子が添加されてあの形状となっている。 - シードキャノン
水平方向に植物系バイド種子型のレーザー弾を連射する。普通に使うと低威力だが「溜め撃ち」が可能で、触手を閉じた状態で撃ち続けるとエネルギーを蓄積し、その状態から開くと貫通性を持った光弾が発射される。最大チャージ時はスタンダード波動砲並の威力があり、上手く使えばバイドシード砲と同時チャージ・同時発射する事も可能。当然だが、触手を閉じた状態では機銃やミサイル等しか撃てなくなるのが難点。 - スパイクレーザー
水平方向に「棘」型のレーザーを最大5発発射する。触手を展開した状態で広域攻撃に、閉じた状態で集束攻撃に変化する特徴がある。癖の強いレーザーだらけのこのフォースで唯一普通に使えるレーザー。 - フラワースイング
コントロールロッドから「花」を模した鞭のようなレーザーを発生させる近接攻撃。慣性を持っているためか、機体の動きに応じて振り回す様な動きをするのでかなり使いづらい。 - 眼球・ビット
バイド系R戦闘機用のビット。本機の場合、どのレーザークリスタルを取得してもビットからの支援攻撃は行われない。 - バイドシード砲
水平方向に植物系バイド素子を込めた波動弾を最大5発発射する。
初期型で2ループ、以後バージョンが1つ上がる毎にループ上限が1つ上がる特徴があり着弾するとまるで冬虫夏草の如く発芽して相手にダメージを与えながら成長していく特徴もあるが、その場で根付いてしまう為か移動する敵には効果が薄いという欠点が存在する。ループ数に応じて成長過程が変化し、最終的には「バイドの花」が咲く。というか、こんな代物を地球上でぶっ放すのは危険じゃないだろうか?いろんな意味でお花畑が誕生するのだが……
『R-TYPE FINAL2』では発芽した芽が敵に付着するようになり、移動する相手にも継続ダメージを与えやすくなった。
植物組成機体
『R-TYPE TACTICS II』ではバイドに近い制御どころかバイドの生命機体として登場した。
バイド系ユニットの例に漏れず自己修復能力を持つほか、戦闘機の割に広い索敵範囲が特徴。迂闊に近づくとチャージ時間の短いバイドシード砲で先制攻撃を仕掛けてくる。ただし、迎撃武器を装備していないのでフォースシュートや近接攻撃には弱い。HPが低く各武器の射程も短い為、艦船による索敵で先手を取れればそう苦戦する事はないだろう。
後継機のジギタリウスII、IIIも参戦しており、特に後編のコンバイラリリル戦ではジギタリウスⅢが12編隊も押し寄せてくるのが厄介である。
一方、番外編(バイド軍編)では序盤に開発可能。先述の通り弱点は多いがフォースレーザーの火力がB-1Dバイド・システムαより高いので、戦闘もこなせる索敵機として重宝される。しかし、亜空間航行能力を持つB-1Cアンフィビアンや、強力な波動砲を持つゲインズ等が登場すると途端に存在意義が失われてしまう。後継機の開発が可能になっても今更活躍の場は無く、倉庫の隅に追いやられる宿命を持った機体と言える。使えるうちは愛を持って運用してあげよう。
関連動画
登場は15:56~
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関連商品
関連コミュニティ
関連項目
R's MUSEUM | ||
No.74 BX-T DANTALION |
No.75-77 B-1A~B-1A3 DIGITALIUS-DIGITALIUSIII |
No.78 B-1B MAD FOREST |
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