単語記事: BLAME!

編集

 

Adventure-seeker Killy in the Cyber Dungeon Quest!

概要

BLAME!とは、月刊アフタヌーンに連載されていた弐瓶勉による遠未来SF漫画である。

単行本は全10巻+外伝的作品「NOiSE」全1巻。また、弐瓶勉の作品集「ブラム学園!アンドソーオン」にも後日談的な外伝や本編とはテンションが違いすぎる異なる世界線での物語が収録されている。

舞台は遠い未来太陽系をも飲み込む果てしなく巨大な構造物の中で、主人公霧亥(キリイ)が敵対勢と戦いつつ「ネット端末遺伝子」を探しめるを延々と続ける…というお話。

とにかく文字情報が少ないことに定評がある。作中でナレーションの類は一切入らず、主人公は回を重ねるごとに無口っぷりに磨きがかかる。
その分、絵による描写は緻密で、アフタヌーン本誌では印刷の質が悪い事も相まって「雑誌を閉じた状態でもBLAME!ページ黒いので掲載位置がすぐに見つかる」「読んでいるとページを押さえるインクでく染まる」などと言われた(ちなみに氏の次期作「BIOMEGA」の単行本の表には「CAUTION!!! Your finger dyes black.」のマークがある)。

建築系を学んだことがある氏は、その経験を画中に十分に生かしている。漫画というよりもはや画集である。
SFではしばしば巨大すぎて実感がないというようなことが良くあるが、BLAME!は人物との対などにより広大世界観を上手く演出している。また、インターネットがあまり発達していなかった時代にこのような作品を描いたことは驚愕に値する。

独特な世界観や登場人物、緻密な画、作品全体に漂う雰囲気からファンは多い。
連載終了から長期経った今でもなお、インターネット上のファンサイト掲示板サイトなどでは盛んにられている。決して広く一般に知られた作品ではないが、この手の作品が好きな人間は大概知っているというマイナーだかメジャーだかよくわからない作品である。

登場人物

霧亥 -Killy-
ネット端末遺伝子を探しに来た」
主人公
ネット端末遺伝子を見つけるため、とても長い年のあいだ階層都市を探索し続けている。
武器は重力子放射線射出装置。詳しくは個別記事参照。
基本的に無口。それでも物語の初期は人間らしい表情や言動を見せていたが、ある出来事をに感情を表に出さなくなり、元々少ない口数がさらに減ってしまった。
登場人物が彼だけの回は、台詞が全くないこともしばしば。
シボ -Cibo-
「助けに来たわよ 霧亥
ヒロイン
生電社の主任科学者。詳しくは個別記事参照。

セーフガード

ネット端末遺伝子を持たない人間(と珪素生物)を排除する存在。
当初はネットスフィアネットの入会者を守るための団体であったが、すべての人間が正常なネット端末遺伝子を失った今、規約違反の人間(=全人類)を排除する脅威となっている。
ネットスフィアの支配者である統治局とは独立して機しているため、統治局はセーフガードの活動を止めることができない。

サナカン -Sanakan-
「私/セーフガードは排除する」
女性上位セーフガードレベル6)。
右腕に重力子放射線射出装置を装備し、高い戦闘を誇る。
霧亥との面識があるらしいが詳しくはられていない。
BLAME学園!」では、授業中でもすぐ発するアブナイ先生として登場した。
モチェフスキー -Dhomochevsky-
「何 やってんだ お前!!」
臨時セーフガード
珪素生物に占拠された集積蔵を奪回するために派遣された。
臨時セーフガードネット端末遺伝子を持たない人間も保護対とするため、成り行きでシボを保護することに。
シボとプセルを、女性として意識するかのようなそぶりを見せる。
イコ -Iko-
「やあ はイコ 状況を認識できるかい?」
臨時セーフガード
モチェフスキー相棒。元々少年のような外見だったが、珪素生物に造換を奪われたことで身体を保てなくなり、幽霊のように浮遊する存在となる。
BLAME学園!」では学ランを着ているものの、実は女の子であることが判明した(ドモも知らなかった)。

珪素生物

ネットカオスを信奉する集団。
世界カオス状態を維持するため、ネット端末遺伝子の汚染を進めている。
珪素基系の物質による機械化を生まれる前から行い、そのまま成長する。

イヴィ -Ivy-
「勝負だ セウ」
男性珪素生物メイヴと共に東亜重工を襲撃する。
ギミック付きの長を扱い、セウを相手にファンタジー漫画を髣髴とさせるり合いを演じる。
メイヴ -Maeve-
「ぶち殺そう!!
女性珪素生物
イヴィの相棒43人の子持ち。
ダフィネ・ル・リンベガ -Davine lu linvega-
「その程度? 統治局もたかがしれてるな」
モチェフスキー達の防衛区画を襲撃している、珪素生物チームリーダー
異形の身体とセリフの少なさから性別が不明だったが、「BLAME学園!」にて女性として描かれた。
(ただ、登場当時から名前の元ネタは「Daphne Rubin-Vega(ダフニ・ルービン=ヴェガ)」という実在の歌手/女優の名前だと推測されており、そこから女性説は囁かれていた。)
ちなみに「Devine Lu Linvega」と言う、とてもよく似た名義のカナダイラストレーターミュージシャンジャンルインダストリアル)兼インディーズゲームクリエイターも実在している。BLAME!インスパイアされてこの名義を選んでいるようだ。
セル -Pcell-
女性珪素生物
振るだけで衝撃波を飛ばす特殊なを持ち、チーム中、最も高い戦闘力を持つ。
また、造換に自身を接続しており、受けた傷を時に回復することができる。
スチフ -Schiff-
男性珪素生物
全身に機械化手術を施し、驚異的な運動を身につけている。特に顕著なのはスピードで、放たれた弾丸を距離でかわすほど。
武器は両腕に仕込んだブレードの前の敵をり裂くだけでなく、遠くの標に向かって射出することもできる。「ビーキュウエスエフエイガ(B級SF映画)」が大好きという裏設定がある。
ロン -Blon-
「ドゥォッホッホ
 ホォッホォホォ」

男性珪素生物
節足動物のような形態に変化することができ、大量のを操ることもできる。が、仲間からはあまり快く思われていない。
武器は左手に仕込んだ機や、その巨を生かした体当たり。
ジェニタリアス

番は
いうか
れだけ
のに!
~っ!!
メタジィーニ
「私の出番は…… かった……」
ジェニタリアスと共に1巻で登場。霧亥を襲撃するも返り討ちに遭う。
本編登場時は名前が判明せず、BLAME学園3話でジェニタリアス共々初めて明らかになった。
バルダンバ
男性珪素生物メイヴの43人の子供の一人。フルネームは「ルートバルバルダンバ」。
研究員になる夢を持っていたが、母親の反対で断念した過去を持つ。
本編では東亜重工内で食料液をすすっているところを霧亥たちに襲われ、拷問を受ける羽に。
BLAME学園!」では、弁しているところをクラスメイトにチクられ、メンサーブ先生に首をはねられた。

その他

メンサーブ -Meinserv-
「セウ 侵入者たちを排除しなさい」
東亜重工第8洞の、女性人格を持つ管理AI
管理者でありながらセウ一人に執着し、他の管理AIや中央AIからはまれている。
セウと共に第8洞の住人を守るため奔走する。
セウ -Seu-
「メンサーブ……様」
メンサーブの護衛。人間男性
全身に身を包んだ、中世の騎士を連想させる姿をしており、武器も長を使用する。
度重なる負傷を治療した際の代償として、知性が退行しつつある。

NOiSE

BLAME!」の公式外伝に当たる作品。
確立されて間もないころのネットスフィアや、珪素生物の前身となる「教団」、
世界が荒してしまう「厄災」の発端などが描かれている。

裾野 結 -Musubi Susono-
教団だと…ぶっつぶしてやる!!」
NOiSE』の主人公
警察官として誘拐事件を捜中、『教団』と敵対し命を落とすが、セーフガード団体の技術により生する。その後不老不死となった彼女は、団体による洗脳が行われる前に脱走し、教団を相手に戦い続ける。

記録映像

記録映像(静止画)

ハードコピー


【スポンサーリンク】

携帯版URL:
http://dic.nicomoba.jp/k/a/blame%21
ページ番号: 554330 リビジョン番号: 2019724
読み:ブラム
初版作成日: 08/09/14 22:30 ◆ 最終更新日: 14/05/10 01:03
編集内容についての説明/コメント: (ガンツじゃないよ…)
記事編集 / 編集履歴を閲覧

BLAME!について語るスレ

130 : ななしのよっしん :2014/06/13(金) 16:14:59 ID: 9+ajau0r9f
最終話の子がシボとサナカンの子供っていうのはよく言われているけど、
レベル9って生成される時にセウとドモの遺伝子も取り込んでいるんだよね。

そういう意味では、あの子は作中の要な登場人物の遺伝子の集大成なんじゃないかと思っている。
131 : ななしのよっしん :2014/06/16(月) 21:21:57 ID: ZDfK1BR36u
ブラム学園
132 : ななしのよっしん :2014/06/16(月) 23:05:01 ID: mGIu7H4qB7
ネット端末遺伝子と、ネット端末インプラントの関係って?
前者は文字通り遺伝子、後者は手術した外付けのものに過ぎないよね
133 : ななしのよっしん :2014/06/24(火) 17:27:29 ID: GsmX7ik2ab
>>132
世界観が繋がってる前提なら
ネットスフィアの統合時期にあったのが手術で個人に組み込む端末インプラントで
時代が進んで人間という種にとして組み込まれたのが端末遺伝子なんじゃないか?


LOG.1・2で保護してた少年珪素生物に奪われて侵食されたけど
女のチェックで「10番11番染色体以外変異なし」って
あれ端末遺伝子持ってる綺麗な人類だったってことなんだろうか
最終回の託されたから生まれた子?があそこに繋がってる気がしてつら
134 : ななしのよっしん :2014/07/07(月) 20:35:20 ID: PGoLPqFacq
>>133
感染のおそれのない場所=構造体を抜けたからサナカンシボの子供が生まれたわけだろ?女のいたところから何千回層も上に人が住んでるところがあるって発言と噛み合わなくなるし違うんじゃない?
そもそも1巻は読み切り?みたいな形でやってた短編のまとめだから深く考える必要はないんじゃないかな。女は回想で出てたけど
135 : ななしのよっしん :2014/07/07(月) 20:37:00 ID: PGoLPqFacq
構造体じゃなくて都市を抜けた、かな?このへん曖昧だわ・・・
136 : ななしのよっしん :2014/07/17(木) 18:23:04 ID: sFyCIpbqw9
結局霧亥セーフカードの排除に成功して正常なネット端末遺伝子を見つけれたのか?
シドニアの騎士見たついでに弐瓶先生の作品が気になって、友達ので一気読みして来たのだがどうも理解が追い付かない
137 : ななしのよっしん :2014/07/25(金) 20:19:45 ID: aZqcxSaLdg
そういやシドニアの売上次第ではBlame!TVアニメ化するとか言ってたしな・・・
138 : ななしのよっしん :2014/08/21(木) 22:07:20 ID: hGA094ZPKx
>>133
振りだしに戻る系の終わり方だったよな
そういうSFも多いし、たぶん一巻の少年シボの子だった

ただ結末は変わりうるというかキリイ頑ってくれと思わせる終わり方だったんだろう
139 : ななしのよっしん :2014/08/22(金) 22:55:00 ID: LGhx5gsgvT
すっごい長い間やってた気がするBLAMEより、もうシドニアの方が
巻数多いんだよな。
ちょっと基底現実の時間感覚には慣れないわ。
  JASRAC許諾番号: 9011622001Y31015