C-3POとは、映画「スターウォーズ」シリーズに登場するロボット(ドロイド)である。
概要
スターウォーズエピソード1~6の全作品に登場する金ピカの通訳用ドロイドである。
エピソード1で幼いアナキン・スカイウォーカーによって母の仕事を助けるために作られた。
この時はまだパーツがむき出しの状態であり、初対面のR2-D2に指摘されたときはかなり驚いていた。
その後、アナキンの母により外装が取り付けられ現在の姿になる。
ちなみに彼とR2-D2のモデルは映画「隠し砦の三悪人」に登場する百姓の二人組である。
スペック
通訳用ドロイドというだけあって、本人曰く600万以上の言語や暗号に対応しているらしい。
作中ではR2-D2やイーウォック族などとの通訳で活躍した。
また、宇宙船などの操縦も難なくこなせる。
作中での扱い
特にない、しいて上げるならタトゥイーンに置き去りにされるくらい。
それとポッドレースの旗手を務めた程度。
バトルドロイド生産工場にてR2にドロイド生産ライン突き落とされ、頭はバトルドロイドの胴体に、胴体はバトルドロイドの頭にそれぞれくっつけられてしまう。
その後ジェダイとの戦闘に参加し、普段の彼からは想像できないような暴言を放った後それぞれ破壊される。
戦闘終盤にR2に修理され復活する。「懐かしき私の体!」
このあたりから彼の扱いが酷くなってくる。
シスにばれたらヤバイ記憶(パドメ・アナキン・オビワンといったもの)を持っていたため、すべての記憶を消去される。
「そんなぁ・・・」
宇宙船「タンティブⅣ」にて銃撃戦に巻き込まれ、R2とともにカプセルでタトゥイーンに脱出する。全てはここから始まった・・・
しかし、無事に着陸したはいいがR2とルートで揉める。
そしてR2より前にジャワ族に拉致されたようである。
その後ルークの叔父にR2と共に売られる、タスケンに襲われ崖から落ち腕がもげるといった活躍を見せてくれる。
なお、3POはエピソードⅡにてルークの叔父の家で働いていた経歴があるが、上で書いたとおり記憶を消されているため覚えてはいなかったようである。
エピソード5
ここから彼の活躍がどんどんとエスカレートしていく
例を挙げると
・ソロとレイアがいい雰囲気になったところを邪魔する。
・小惑星帯で怯えたり、「脱出できる確率は・・・」「帝国軍に降伏しよう」などと騒いだためレイアに電源を切られる。
・ベスピンにてR2ユニットの声につられ小部屋に入っていった結果、ストームトルーパーと遭遇。ブラスターで撃たれバラバラにされたあげくゴミとして捨てられる。
・そのゴミとなっていた物をチューバッカが拾い、修理するも頭が後ろ前になってしまい大変間抜けな格好になる。
そのせいで、せっかくのシリアスなシーンが台無しである。だがそこが彼の魅力でもある。
そんなこんながありつつも最終的にはR2の修理により復活する。
エピソード6
冒頭でR2にジャバの噂を聞かせて怖がらせているが、結局一番怖がっているのは彼である。
そして
・ルークからジャバ・ザ・ハットへの贈り物にされ、拘束ボルトを付けられる。
・ジャバに殴られ緑色に汚れる。
・目をジャバのペットに食いちぎられそうになる。
・また船の上からR2に突き落とされ頭から砂に埋まってしまう。
といった彼らしい活躍をしているが、後半にエンドアという惑星に降り立ったあたりから違う活躍を見せ始める。
その活躍とは
・イーウォック族に捕えられるが、その外見、ならびに挨拶の仕方のおかげで彼らの神として崇められる。
・彼らの歓迎を受け、ソロをメインディッシュとして振る舞われる(未遂)
・神の魔法(フォース)により浮遊し、イーウォック族を怯えさせる。
・体を張ったおとり作戦を敢行し、反乱同盟軍全体の危機を救う。
と言った物である。
これらのようにギャグ要員、または大切な脇役として様々な活躍を見せてくれる。
また、何度も壊されたり改造されたりする。
しかし最後にはきちんと復活し、ピカピカになっているためR2-D2と共によく「歩く生存フラグ」の代表格にされる。
「この世界のドロイドはみんなそうなんじゃないか?」とも思うかも知れないが実際の所、彼らはかなり恵まれている。エピソード5の惑星ホスの基地ではC-3POの他に白い同型機が出てくるが、彼はその後ベイダー卿率いる帝国軍の攻撃により破壊され放置されている。
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関連項目
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