daniwell語とは、VOCALOIDやUTAUを用いて楽曲を作製するdaniwellPが楽曲内で使用することのある架空言語(広義ではスキャット)である。
概要
daniwellPの発表した楽曲にはしばしばこの言語が利用されるが、その時の曲調に合わせて雰囲気が異なる。
どの曲も独特のメロディーラインに歌詞を乗せていることからテンポが良く、曲に溶け込んでいる。そのためか中毒者が続出しており、この言語を理解する者も現れたほどである。理解していないことを理解したのだ。
また、この言語は曲の一部で使われることは少なく、1曲まるまるdaniwell語でうめつくされる場合がほとんどで、日本語や外国語等の実在する言語を用いた曲とdaniwell語が用いられた曲、あるいは「Nya」のみで構成されたの3種類に分類できると言える。
- ミク第一作目の「初音ミク で てむてららる ちょむちょめぷ」では、タイトル通り「てむてららるちょめちょめぷ」という言葉をベースに、曲が展開される。PVであるミクの独特なダンスも相まって非常に中毒性の高い作りとなっている。
- 「【初音ミク】auueoua【オリジナル】」では、曲の中盤までは「あううえおうあ」をひたすら繰り返す。i……。バックグラウンドでなんだかよくわからないつぶやきが聞こえるが、これもおそらくdaniwell語だろう。
- 「【初音ミク】Electrical Parade - Remix - 【ポンパラピンポン】」は疾走感のあるメロディーと共にdaniwell語とdaniwellP伝家の宝刀「Nya」を使用したアレンジ曲である。この曲を基にさらにセルフアレンジを施した「【初音ミク】ELECTRICAL PARADE EXTEND【ぽんぱらぴんぽん】」ではテンポを落とし、いわゆる一般的なスキャット(シャバダバ等)も使用されている。
- 「【初音ミク】Error Propagation Plus【オリジナループ・MMD】」は以前作ったインスト曲に歌詞を乗せてアレンジしているので、daniwell語を用いるのが無難だったのだろうか。非常に速い曲調になっており、歌詞1文字に合わせてミクがパラパラ漫画のように動くPVになっている。歌ってみろ踊ってみろ
- 「【初音ミク&桃音モモ&鏡音リンレン】とてたてとてた!【オリジナル】」は珍しく日本語とdaniwell語の融合した曲である。しかし歌詞を厳密に理解しようとすると、アタマがフットーしてしまうが、「わからないことだらけでもたいていはどうにかなる」と歌詞で言われてるように、作者の言いたいことは何となくどうにかなっている。
- 「REFLEXIVITY - daniwell feat. 初音ミク」は英語ミクがボーカルを担当しており、英語のように聞こえるが実際は英語版daniwell語(?)なのである。
- 「CATS RULE THE WORLD - daniwell feat. 初音ミク&桃音モモ」では軽快なピアノのインストとdaniwell語が交互に繰り返される曲調になっている。PVも「Nyan Cat」を彷彿させるような動画で、メロディの切り替わりに合わせて背景も切り替わる。
- 「UZ - daniwell feat. ミクリンレンルカIAモモテト」の歌詞は極めて日本語に近いような、日本語を捩ったdaniwell語の曲である。そのためか他の曲よりも意味が伝わりやすく、いわゆる「半daniwell語」である。
「Nya」のみを用いた曲も多く投稿されているが、これはdaniwell語と言うよりむしろネコ語である。daniwellP自身は猫と自称しているのでネコ語を話せるのも想像に難くない。
daniwell語を用いた楽曲はいずれも中毒性が高く、これはVOCALOIDをいわゆる「楽器」のようにメロディに溶けこませることが得意なdaniwellPならではの技法なのである。
関連動画
関連項目
- :: aidn. :: - daniwellPのHP & mp3置き場(一部歌詞あり)
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- 0pt
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- 編集内容についての説明/コメント:
最近タグ付けされるdaniwellP独自の架空言語の曲が増えてきたのでまとめる為、ページを作成しました。