DJMAX TECHNIKAとは、PENTAVISION社の音楽ゲームシリーズ『DJMAX』の初のアーケード作品である。TECHNICAではなく、TECHNIKA。略称は「テクニカ」「DMT」など。
キャッチフレーズは"Beyond The Future"。
2012年1月1日現在、韓国ほか様々の地域ですでにTECHNIKA 3が稼働しているが、本記事では主に初代DJMAX TECHNIKA日本版について記述する。
概要
黒と暗いピンクを基調としたインターフェースで、ゲーム自体もクラブイメージのシックな雰囲気を演出している。
プレイ画面に、業務用音楽ゲーム筐体としてはおそらく世界で初めて22インチ赤外線式タッチディスプレイを採用。筐体上部には標準で32インチディスプレイが備え付けられており、プレイ画面と同じ映像を出力している(が、縦の画面比率がわずかに異なるため、タッチディスプレイに比べて多少縦に押し縮められた映像となっている)。
また、2つのヘッドホンジャックがタッチディスプレイ裏左手側に音量調節ツマミとともに備え付けられており、気軽にヘッドホンなどを持ち込んで利用することができる。
必須ではないが、専用ICカードを利用するとゲームデータの記録が可能になり、Platinum CrewモードやオプションでTECHNIKAを最大限楽しめるようになる。
韓国では2008年10月31日、日本では2010年12月21日に稼働開始。発売から2年以上遅れての日本版稼働であるが、本来日本での稼働は某社の訴訟により絶望視されていた。今現在、日本で遅まきながらTECHNIKAがプレイできることは奇跡的なことだろう。
なお、現在DJMAX TECHNIKAのPlayStation Vitaへの移植版が開発途中である模様。Vitaの仕様上、アーケード版と異なり静電容量式のタッチパネルを用いることになる。今後の情報が注目される。
ゲーム仕様
プレイ方法
操作
タッチディスプレイを利用しているため、手で触れて直感的にプレイできる。
上下に二分割されたラインに配置されたノートを、それぞれのノートに対応した取り方で、タイムバーに合わせて拾っていく。(基本状態では)画面左上・右下から流れてくるタイムバーがノートの真ん中に近いタイミングであるほど高位の判定・スコアが得られる。
ノートの種類
ノート
ピンク色のノート。ワンタッチで取れる。一応はチェーンノートのように取ることもできるが、挙動は若干異なる。
チェーンノート
先頭が緑色、鎖状部分が黄色の、関節を持つノート。タイムバーに合わせてなぞって取る。関節部をタッチして通常のノートのように取ることもできる。筐体ポップでは「コネクトノート」、日本語版チュートリアルでは「連結ノート」と表記されている。
ホールディングノート
青色で、丸い先端からバーが伸びているノート。タイムバーがホールディングノートの終端にたどり着くまで先端部分をタッチし続けて取る。しばしば他のノートと組み合わせられたり、ラインをまたいでバーが伸びていたりする。
ロングノート
緑色の先端部分とオレンジ色の残りの部分からなるノート。先端部をタイミングよくタッチし、タイムバーに合わせてなぞって取る。多少アバウトに取っても許容されるわりに、不可解に感じられる反応も起こしやすく、慣れを必要とする。
リピートノート
紫色で、先端の親ノートと、それから伸びるバーで接続された子ノートからなっている。タイムバーに合わせて親ノートをタッチし、子ノートとタイムバーが重なるタイミングで親ノートを再びタッチして取る。高速連打や他のノートとの複合によって処理難度が上がる。ちなみに、TECHNIKA 2からはリピート内部にホールディングを含むノートが登場している。
判定・スコア・ゲージ方式
シリーズでお馴染みであった1~100%の判定方式やプレイキューは廃され、
MAX > COOL > GOOD > MISS > BREAK
の5段階判定となった。GOOD以上でスコア、ゲージ、コンボが増加し、MISS、BREAKでコンボが途切れ、ゲージが減少する。
楽曲の最大スコアは、初代TECHNIKAでは従来シリーズと同じようにコンボ数に依存しているため、狙うランキングによってはこれを考慮した選曲やMAX数の調整を行う必要がある。
ゲージは、基本はシリーズお馴染みのサバイバルゲージ(完走できればクリアだが、空になるとFAILED扱い)である。モードによって増減量が異なる。
オプション
ネットワークに接続されている筐体でカードを使用すると、MAX Point(ゲーム内の通貨のようなもの)を消費することでオプションをつけることができる。
RANDOM
レーンをランダムに入れ替えるが、単発のノート以外はそのまま。ちょっとだけ違う気分でプレイできる。
FADE IN/OUT
タイムバーが近づくにつれノートが現れる(IN)または消える(OUT)。なぜかロングノートだけフェードインせずに現れる。
FADE IN2/OUT2
IN/OUTよりノートが遅く現れるまたは早く消える。暗譜レベル。
BLINK/BLINK2/BLIND
タイムバーが点滅したり(BLINK)、消えている時間が長かったり(BLINK2)、そもそもなくなったり(BLIND)する。
WIPE/REVERSE
譜面の向きをデフォルトの→/←から→/→、←/←、←/→に変更する。
ゲームモード
Lite Mixing、Popular Mixingはステージごとに選べる譜面が決まっており、2曲完走保証である。
Lite Mixing
初心者向けモード。テーマカラーは明るいグリーン。3ステージ制。このモードのみ3ライン(他のモードは4ライン)であり、ノートサイズが大きい。また、タッチすべきタイミングに合わせてノートをタッチする指が表示される。
タイムバーがゆっくり(2小節が1スクロール)とした曲が多く、また難度も控えめに設定されている。ゲージの増減も最も易しい。TECHNIKAは一部楽曲(特にPortable 2以前の楽曲)のカットがコンシューマシリーズと異なっていたり、タッチスクリーンの感覚がつかみにくかったりするので、DJMAXシリーズに慣れ親しんでいる人も一度はプレイしておくべきだろう。
Popular Mixing
初級者~中級者向けモード。テーマカラーはピンク。Popと略される。3ステージ制。主要なゲームモードで、単曲や3ステージ分合計のスコアのインターネットランキングが存在する。
ゲージの増減量、譜面難易度共に標準的で、ゲームに慣れるとしばらくお世話になるモードだろう。また、隠し要素を解禁すると大半はこのモードに追加される。
Technical Mixing
上級者向けモード。テーマカラーは紫色。Techと略す人もいる。4ステージ制。「セット」と呼ばれる楽曲群から3曲選び、連続でプレイしていく。この3曲の成績によって4曲目が決定される。セットごとのスコアと、すべてのセットの合計スコアとに対するランキングがある。
ゲージの増減量はステージごとに厳しくなり、またXステージ目ではゲージを(4-X)/4以上残して(もちろん、ゲージを空にしないで)クリアしないとその時点での経験値もMAX Pointもセットスコアも破棄されるため、難度が高いゲームモード。譜面自体も難度が高い場合が多い。
上手すぎるプレイをするとハイスコアを狙えない4曲目が出るセットが一部あるため、意図的にCOOL以下の判定を出して4曲目を調整することがある。
Platinum Crew
ネットワークに接続されている筐体でカードを使用すると選択できるモード。テーマカラーは銀。3ステージ制。決められた曲順・オプションで3曲プレイし、クリア条件を満たしていく。
ゲージの増減量は極端で、かなり減りやすく、回復はあっという間である。また、Technical Mixingのように連続で曲をプレイするが、ゲージはその都度回復する。
現在ミッション、週間ランキング、スペシャルパターン(SP)のコースがある。ミッションをクリアするとPopular Mixingで遊べる譜面が増えたり、Technical Mixingで遊べるセットが増えたりする(「The New Start」のみMAX Point報酬)が、解禁した要素は3回しかプレイできない(50回分まで蓄積することは可能)。
SPコースは一部Technical Mixingでの隠しセットの解禁に関わっているが、基本的にはMAX Point報酬である。
この他、不定期大会のモードもあるのだが、日本ではまだ開催されていない。
参加アーティスト
大百科に記事のある作曲家のみ記載する。この他にも日韓のコンポーザー・ビジュアライザーが多数参加している。
- 矢鴇つかさ(Tsukasa, Sound Online)
- 細江慎治(Hosoe Shinji, sampling masters MEGA)
- ESTi
- M2U
DJMAX TECHNIKA 2
各地での撤去やプレイ人口の少なさから日本での続編稼働が心配されていたが、2012年2月17日よりTECHNIKA 2のロケーションテストが東京レジャーランド秋葉原2号店で開始
されることとなった。正式稼働時期は未定であるが、日本でのさらなるTECHNIKAの発展に大きな期待を寄せている人も少なくないだろう。
関連動画
関連コミュニティ
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/djmax%20technika


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読み:ディージェイマックステクニカ
初版作成日: 12/01/01 12:52 ◆ 最終更新日: 12/02/18 01:24
編集内容についての説明/コメント: 画面比率の違いによる出力映像の差異に関する記述の誤記修正と東京でのT2ロケテスト情報の追記
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