docomo withとは、NTTドコモが実施している料金割引施策のひとつである。
概要
2017年6月から始まった。NTTドコモが指定する特定のスマートフォンの購入で永遠に特別な料金割引を受けられるのが最大の特徴である。
総務省の通達で実質0円等の割引がしにくくなったことに対しドコモが打ち出した対策で、ドコモの言い分としては
- 端末に対し直接割引は行っていません。
- 月サポと違い2年間で終わりません。永遠に行います。
- 回線に対しての特別割引です。端末に対しての割引ではありません。
- 端末代はどの機種も4万円前半以下なので総務省のお達しの対象外です。
という理由を付け、始まった。
なのだが有識者会議で規定され、その後に改正された法律の「特定端末購入による通信費割引はNG」に抵触したため、2019年5月31日をもって新規受付を終了。さらに2020年3月25日から契約・購入可能になった5Gプラン及び5Gスマートフォンは4G用のプランが引き継ぎ不可なため、ドコモにおける5Gスマホへの機種変更と同時に解約しなければならないプランとなったことで完全に息の根を止められる結果となった。
発動条件
それだけである。
終了条件
乗り換え先候補
ドコモにこだわるなら通常の料金プランであるギガホ・ギガライトしか選択肢はない。一応単純料金は旧プランである『カケホーダイ&パケあえる』よりギガライトの方が安いため、値上げ幅はシェアパック運用でもない限りそこまでは上がらないと思われる。また専用の5G格安プランであるahamoに変更する手もあるが、ahamoはドコモ本家のメリットを全て享受できるわけではないので、ドコモ本家のメリットを多く享受してる人は乗換に関して慎重になる必要がある。エコノミープラン?知らない子ですね。
ドコモにこだわらないならワイモバイルやUQモバイルのようなSBやauのサブブランドに乗り換える手もある。速度的にはドコモ本家と変わらないため、快適に利用することが可能だが、iPhone以外のスマートフォンはそのまま流用すると通信が不安定になる可能性は留意する必要がある上、利用前提としてSIMロックも解除しなければならない。
そのほかの選択肢である楽天モバイルやMVNOはある程度ネットに詳しい人向けの選択であるため、ネットで下調べが必須となる。2021年11月に始まったドコモとMVNOの提携プランであるエコノミープランもどちらかと言えばここのカテゴリに入る。
割引金額
- 1500円
条件を満たし続ける限り、永遠に上記金額が割引され続ける。
この場合、シェアパック子回線であればなんと280円で回線を持つことが可能になる。(端末代金を分割している場合別途端末代は完済するまで上乗せされるが)
対象機種
端末はいずれもミドルクラスの安価な機種。ネットサーフィンやメール、SNS、動画や音楽の鑑賞程度であれば普通に使える。重たいゲームはiPhoneを除いてほぼ向いていないので注意。iPhoneにしても旧式なので、高画質設定にするのは非推奨となる。
※発売の早い順。
型式名 | 製品名 | メーカー | 発売年月 |
F-05J | arrows be | 富士通 | 2017年5月 |
SC-04J | Galaxy Feel | サムスン電子 | 2017年5月 |
SH-01K | AQUOS sense | シャープ | 2017年11月 |
MO-01K | mono | 中興通訊 | 2017年11月 |
F-03K | らくらくスマートフォンme | 富士通 | 2018年2月 |
F-04K | arrows be | 富士通 | 2018年5月 |
L-03K | LG Style | LG電子 | 2018年6月 |
A1688 | iPhone6s(32GB) | アップル | 2018年9月 |
関連動画
関連項目
- 0
- 0pt