ETCとは、
この項目では、2.について記述する。
概要
ETCは、日本の高速道路に於いて、料金所をノンストップで通過することができるシステムのことである。無線通信を利用して料金精算を行っている。車載器と料金所の間で料金精算に必要な情報がやりとりされ、情報に問題がなければ料金所のゲートが開いてそのまま通過できる。
ETC利用に必要なモノ
ETCを利用するには、「車載器」と呼ばれる通信機と「ETCカード」が必要である。
車載器は、四輪車用であれば自動車販売店や、オートバックスなどの量販店で入手可能であり、取付工賃や各種登録費用を含めても3万円でお釣りが出るぐらいの価格で売られている。たまに、クレジットカード新規発行を条件に車載器プレゼントキャンペーンも行われているのでチェックされたし。
ETC車載器は必ず、「セットアップ」と呼ばれる登録作業が必要で、その際には、自動車の種別・ナンバープレート情報等を登録する。もし、車載器を他人に譲ったり、車体の乗換でETC車載器を移し替えた場合は再度セットアップが必要となる。
二輪車用のETC車載器は、四輪車と比べて過酷な環境に晒されることを考慮しており、振動対策や防水対策が徹底的に行われ、本体が2~3万円・取付工賃が2万円~と非常に高価になっている。ラインナップも非常に少なく、日本無線製のJRM-11
・JRM-12
、ミツバサンコーワ製のMSC-BE21
・MSC-BE31
の4種類しかない。
ETCカードは、表面にICチップが埋め込まれたカードで、クレジットカードと同じサイズである。ICチップには利用履歴情報が残るようになっている。利用履歴のデータは、高速道路のパーキングエリア・サービスエリアに設置している利用履歴プリンターで印字することが可能となっている。
ETCカードの入手方法は、一般的なクレジットカードを既に所持していれば、簡単な申請を行うだけで2週間程度で入手可能。
三井住友カード、JCB、トヨタファイナンス、イオンクレジットなどいくつかの会社は、クレジットカードとETCカードが一体になったカードの発行も行なっている。
このほかにも、クレジットカードを発行できない人向けの救済措置として、デポジット(預託金)を入金しその80%分まで利用出来る「ETCパーソナルカード」や、法人向けの利用を見込んだ「ETCコーポレートカード」も存在する。
ETC割引システム
高速道路事業者はETCの導入を推し進めるため各種割引を用意している。
東京・大阪近郊エリア(大都市近郊区間)は、
東京の場合→八王子・東松山・加須・谷田部・成田・厚木など⇔東京中心街
大阪の場合→西宮北・西宮・岸和田和泉・天理・大津・瀬田東⇔大阪中心街
となる。詳しくは、ここ
を参照されたし。
- 通勤割引
NEXCO東日本・中日本・西日本が管理する道路で、東京・大阪近郊エリアを除くエリアを走行時、料金所(入口・出口どちらでも良い)を午前6時~午前9時or午後5時~8時に通過すると適用される。割引率は50%。適用は車両1台につき午前・午後それぞれの各1回だけ。走行開始から100km分のみ割引が適用される。 - 早朝夜間割引
NEXCO東日本・中日本・西日本が管理する道路で、東京・大阪近郊エリアを含む走行時、料金所(入口・出口どちらでも良い)を午後10時~翌午前6時に通過すると適用される。割引率は50%。通勤割引と違い、回数制限は無し。走行開始から100kmを超えてしまうと割引が全て無くなってしまうので、100km以上走る場合は途中で高速道路を降りたほうが良い。 - 深夜割引
NEXCO東日本・中日本・西日本が管理する道路で、料金所(入口・出口どちらでも良い)を通過した時刻が平日の午後8時~午前0時・午前4時~午前6時なら30%割引、午前0時~午前4時なら50%割引される。 - 平日昼間割引
NEXCO東日本・中日本・西日本が管理する道路で、東京・大阪近郊エリアを除くエリアを走行時、料金所(入口・出口どちらでも良い)を平日の午前6時~午後8時に通過すると適用。割引率は30%。走行開始から100km分のみ割引が適用される。 - 休日特別割引
NEXCO東日本・中日本・西日本が管理する道路で、主に土日祝日に適用される。対象車種はバイク・軽自動車・普通車。東京・大阪近郊エリア以外の道路は終日50%割引。東京・大阪近郊エリアの場合は料金所(入口・出口どちらでも良い)通過時刻が午前6時~午後10時の場合は30%割引、午後10時~午前6時の場合は50%割引。
※2011年6月19日をもって上限1000円は廃止。 - 東京湾アクアライン料金割引社会実験
東京湾アクアラインをETC車載器搭載車で通行すると、軽自動車&バイクは2400円→640円、普通車は3000円→800円、中型車は3600円→960円、大型車は4950円→1320円、特大車は8250円→2200円に割引される。 - 本四高速ETC割引
本四高速でもNEXCO東日本・中日本・西日本と同一の割引を実施している。中型車・大型車・特大車では土日祝日の午前4時~翌午前0時は5.5%割引を行っている。 - 阪神高速8号京都線ETC割引
平日の午前6時~午前9時、平日の午後5時~午後8時に料金所を通過すれば山科~鴨川東間のみ利用の場合は普通車は450円→250円、大型車は900円→500円に割引される。それ以外の区間を利用の場合は普通車:450円→300円、大型車は900円→600円に割引される。土日祝日は終日この割引が適用される。 - 名古屋高速ETC割引
平日・土曜日の午後10時~午前0時に料金所を通過すれば10%割引、午前0時~午前6時は曜日問わず20%割引、日曜祝日は午前6時~翌午前0時まで10%割引となる。
2011年7月1日~2012年6月30日までは社会実験として平日・土曜の午前6時~7時・午後1時~午後4時に料金所を通過すると15%割引となる。 - 福岡北九州高速ETC割引
平日・土曜日の午後10時~午前7時に料金所を通過すれば10%割引、土曜日の午前7時~午後10時は5%割引、日曜祝日は終日10%割引となる。
料金所通過時に注意すべきこと
まず、料金所の表示を確認する。ETCによるノンストップ通過は「ETC専用」もしくは「ETC/一般」と表示されたレーンに入ること。なお、「ETC/一般」のレーンではETCを搭載しない車両が進入してくることがあるため、前方に車両が停止していることがあるので注意されたし。
もし、ETCレーンのバーが開かなかった場合は、四輪車の場合はレーン上のインターフォンで係員を呼び指示に従うこと。二輪車の場合はバーを避けてそのまま通過し、すみやかに高速道路事業者に連絡し指示に従うこと。
最近はETCレーンのバーが開くタイミングをわざと遅くしている。何故そうしているのかというと、ETCレーンの通過速度を落とすためであり、追突事故を未然に防ぐためにしているからである。料金所手前数百メートルや、パーキングエリアなどには、「ETCレーンは20km/h以下で通過すること!」という啓発看板が多数設置されている。あと、車間距離を充分にとること。前車の急停車に対応できる程度の車間距離は空ける必要がある。「実際に死亡事故が発生したことがあります」
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関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/etc


ページ番号: 4462501
リビジョン番号: 1519439
読み:イーティーシー
初版作成日: 10/09/14 09:00 ◆ 最終更新日: 12/05/04 17:45
編集内容についての説明/コメント: 死亡事故が起きたことがあるようです。
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