『Forza Motorsport 2』 (フォルツァ モータースポーツ 2) とは、2007年5月24日にマイクロソフトより発売されたXbox360用レーシングゲームである。略称はForza2。
概要
レーシングゲームにも様々な系統があるが、このゲームに関しては、カーシミュレータ系に属する。
ゲーム内でのみ通用する通貨を使用して、様々なパーツをグレードアップが可能。パーツのグレードによってはチューニングができ、車の走行特性に変化を付けられる。また、プレイ中・リプレイを問わず、テレメトリ表示も出来る為、各種パラメータを参照することで走行スタイルや技術の向上を図る上での参考に出来ることだろう。
カーシミュレータ系のゲームは操作が難しく、初心者にとってハードルが高くなる傾向があるが、このゲームに於いては、初心者でも楽しめるよう、各種アシストのオプション設定が出来る。もちろん、上級者はアシストを完全にオフにして本格的な走り込みを体験できる、非常に間口の広いゲームだと言える。
想定外の痛車職人登場
ゲーム自体、レーシングゲームとして非常に良くできたものであるが、このゲームを特徴付ける物の一つに、車体へのペイント機能がある。ペイント機能と言っても、非常にシンプルな図形、例えば矩形、三角、円など、大きさや色・形が違えど、決まった種類のステッカーしか備えていない代物である。
ところが、日本に於いてはゲーム発売早々、このシンプルなペイント機能を駆使して、アニメやゲームなどのキャラクターを描いた「痛車」を次々と創り出す「職人」が多数登場した。そもそも、そういった用途を想定していないシンプルなペイント機能であるにもかかわらず、それをフルに使いこなし、あまつさえ、あたかもjpgのイラストを貼付けたかのような高いクオリティーのペインティングまでやってのけた日本のゲーマー達の出現にゲーム開発元であるアメリカの”TURN10”開発陣は仰天した。加えて海外のゲーマー達も賞賛の意味を込めて「日本人は、なんてクレイジーなんだ!!」とか「なんてこった!仮想世界でも日本人から車を買うハメになるのか!」などと感嘆の声を上げた。このことは、発売時、ネット上でXbox360関連の大きなトピックともなった。
Forza2にはXbox Liveを利用したオークション機能があり、ゲーム内通貨を用いて車の売買が可能であるが、ペイントクオリティーの高い痛車は国の内外を問わず人気が高く、高額で落札されている。
なお、ニコニコ動画でも発売時より同ソフトの様々な「痛車」を映した動画が、人気を集めている。
2008年7月10日に同ソフトの廉価版「Forza Motorsports 2 プラチナコレクション」が定価2980円で発売された。(内容は通常版と同じ)
プラチナコレクション発売を機に、新規のForza2ユーザーが増えることが見込まれる。
共通タグは「forza2」。
関連動画
ついにはアニメーションを作成する者も出現
関連商品
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外部リンク
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- ページ番号: 157880
- リビジョン番号: 2264683
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