概要
ISBNは、1970年にISOで規格化され、当初10桁で使われていたのだが、2007年に英語圏で桁数が逼迫したので桁数が13桁に増えた。
付与可能なものは基本的に書籍であるが、雑誌はこれを使わない(雑誌は国際的にはISSNを使う)。
10桁時代の仕組み
10桁時代はモジュラス11 ウェイト10-2という方法を用いていた。端的に言うと左側の数字から10、9、8、…、2と掛け算してそれを足し合わせて11で割った剰余を11から引き算して末尾の桁を計算する。この数字が11ならば0、10ならばXとする。
具体例
4-8291-7306というところまで決まったものがある。この場合4×10+8×9+2×8+9×7+1×6+7×5+3×4+0×3+6×2=256となり、これを11で割った剰余は3である。よって末尾につけるべき数字は3となる。
(今回具体例としてあげたのは富士見書房から出ていたソード・ワールドRPG完全版である。ちょうどこの記事の作者の手元にあったのがそれなので)
13桁時代の仕組み
13桁になって末尾の桁の計算方法も当然変化した。計算方法はモジュラス10 ウェイト3・1である。左から奇数桁目は1倍、偶数桁目は3倍して全部足した後その1の位を10から引いて末尾の桁を計算する。ただし10になったら0とする。
具体例
978-4-7980-2290というところまで決まったものがある。この場合、(9+8+7+8+2+9)×1+(7+4+9+0+2+0)×3=109となるので10-9で1。よって末尾につけるべき数字は1となる。
(今回具体例としてあげたのは秀和システムが出しているHTML&CSS&JavaScript辞典第4版である。やっぱりこれもこの記事の作者の手元にあったから使った)
共通の特徴
まず末尾にチェックディジットをつけていて、1桁の誤りを検出することができる。訂正はできない。
基本的に1度つけられた番号が再利用されることはない。たとえ絶版になっても、だ。
また、番号が階層構造になっているのも特徴である。
番号の階層構造について
とりあえずISBN13について考えよう。まず最初の3桁は978がほぼ全部に番号付けされる。ただしフランスの書籍の一部(あれ?逼迫してた書籍って英語圏の国々じゃなかったっけっていうツッコミはおいておこう)は979になる。その後国コードが来る。たとえば英語圏なら0または1、日本なら4、ベトナムなら604、インドなら81、カタールなら9927、バーレーンなら99901と国コードは1桁から5桁で変動する。桁数が少なければ少ないほどより多くの本を出せる。でもって、その後出版社コードが1桁から7桁(ただし日本では1桁の出版社はない)がくる。そして末尾1桁のチェックディジット以外の残りの桁は本そのものに割り当てられる。
関連動画
関連商品
ニコニコ市場に見つからなかったのでちょっとISBNと書籍名だけ貼り付けておく
ISBN978-4-949999-12-0 ISBNコード/日本図書コード/書籍JANコード利用の手引き 2010 日本図書コード管理センター
ちなみに日本図書コード管理センターっていうのは日本でISBNコードその他もろもろを管理している組織
関連コミュニティ
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/isbn


ページ番号: 4708732
リビジョン番号: 1271915
読み:アイエスビーエヌ
初版作成日: 11/08/27 09:52 ◆ 最終更新日: 11/08/27 10:07
編集内容についての説明/コメント: ハイフン除去を記述
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