この記事ではMac(Mac OS X)でニコニコ生放送(ユーザー生放送)を行うときに、少し高度なことをしたくなった場合の設定の方法を解説します。
初心者は「Macで放送・初心者コミュ」のコミュニティ記事を読みましょう。
ていねいな導入方法が解説されています。
基礎的なこと
Mac OS X には画像や映像を様々に加工・演出するテクノロジーや、音声を加工したりミックスしたりするテクノロジーが最初から組み込まれている。だから出来るだけそれらを使いましょう。
基本理念
できるだけ OS 標準の機能・ソフト、フリーウェアで環境を構築する。
ハードウェア
映像
- 最近のMacには、ほぼ内蔵カメラ(FaceTimeカメラ)が付いている(Mac mini、Mac Proを除く)。
- USBカメラは店頭で売っている新品なら大抵は動作する。心配な場合は、Mac対応と書かれた商品を買うのが賢明であろう。関連商品にMac正式対応のカメラを載せているので参考に。
- ビデオキャプチャもいろいろある。USBでソフトエンコードのやつ(安い奴)ならあまり遅延がないため、ノベルゲームなど動きが激しくないゲームならなんとかなる。
- Firewire(IEEE1394=DV端子)が付いてる機種も多いのでそっち系で頑張るのもあり。
- デスクトップ画面のキャプチャには、後述の仮想カメラソフトを利用する。
音声
- iMac / MacBook Pro にあるのは内蔵マイク、ライン入力、ライン兼ヘッドホン出力。
MacBook Air にあるのは内蔵マイク、ライン兼ヘッドホン出力。
Mac mini にあるのはライン入力、ライン兼ヘッドホン出力。
Mac Pro にあるのはライン入出力、ヘッドホン出力。
要注意:どのMacにもマイク入力はない。
Mac Pro以外はiPhone用の4極プラグイヤホンマイクを利用することも可能。 - USBやFirewireのオーディオインターフェースやヘッドセットが使える。
ドライバのインストールが必要ないことも多い。
ソフトウェア
映像
- CamTwist
- 公式サイト : CamTwist Studio

- 仮想カメラを作るソフト。
カメラ・デスクトップキャプチャ・画像ファイル・ムービー・Flickrなどをソースにできる。
ソース映像に様々なエフェクトをかける機能も付いている。
また、ピクチャーインピクチャー(PIP)が可能なため、複数の入力を合成して同時に映すこともできる。 - 設定を複数保存しておいて、放送中にエフェクト付きで切り替えることも可能。
非常に細かい設定ができるが、使いこなすには習熟が必要。 - ManyCam
- 公式サイト : ManyCam

- 仮想カメラを作るソフト。Windows版が有名だが、Mac版もある。
比較的シンプルで初心者でも使いやすい。
カメラ・デスクトップキャプチャ・画像ファイル・ムービーなどをソースにできる。
特徴として、ManyCamのエフェクトには顔を認識してくれるものがある。
しかしCamTwistのように設定を複数保存しておくことや、ピクチャーインピクチャー(PIP)が出来ない。
また、16:9には対応しておらず、FaceTimeHDカメラなどのHDカメラだと縦横比が歪む。
音声
- SoundFlower
- 公式サイト : Cycling '74 || soundflower

- 仮想オーディオデバイスを作るソフト。
Macの普通のソフトが出す音を捕まえたり、加工した音声を生放送の音源として利用するのに使用する。
iTunesの音など、BGMとマイク音声をミックスしたい場合には、このソフトかオーディオインターフェースが必須になる。
(Snow LeopardでAudio Midi設定を扱う際はAudio Highjackというソフトからインストールをしないとこのアプリケーションが落ちる場合がある。) - LadioCast
- 公式サイト : かわうそのブログ: MacLadioCast アーカイブ

Mac App Store からダウンロード可能。
- 本来はネットラジオのためのソフト。
複数のデバイスをミキシングしたり、メイン出力とモニタ出力を分け、個別に聞くことができる。 - Skype
- 公式サイト : Skype

- 他ユーザーと通話が出来るソフト。対談生放送などで役に立つ。
入出力デバイスの指定にシステムデフォルトが無いので、個別に変更する必要がある。 - AU Lab
- Mac OS Xの開発ツール(Xcode)についてくるソフト。開発ツールは無料で手に入る。
LadioCastよりも柔軟な音声の制御が可能。音声に様々なエフェクトもかけられる。 - Audio MIDI 設定
- OSに付いてくるシステム標準のユーティリティ。
- 複数の音声デバイスをまとめて一つの機器セット(仮想デバイス)にするために使用。
Mac OS Xの場合、こうしないとデバイスをまたがった信号のやりとりができない。
AU Lab を使用する際に設定が必要。
その他
- Mac OS Xの開発ツール (Xcode)
- パッケージ版Mac OS Xのディスクに入っている。
Mac App Store からもダウンロード可能。
(ダウンロードのあと手動インストールが必要。) - あるいはAppleのウェブサイトで開発メンバーに登録すればダウンロードができる。
開発メンバーの登録は無料。(お金を払えばいろんなサービスが受けられるけど、生放送には関係ない。)
音声系のソフトウェアに関する解説記事
ニコ生用ツール
コメントビューワー
- Okayu / コテハン・読み上げ機能有
- Charleston / コテハン・読み上げ機能有
- NicoView ※AdobeAir / コテハン機能有
- niconamacomment / 2010年4月開発停止
番組アラート
- ニコ生アラート(本家) ※AdobeAir
- NicoLiveAlert
- ニコ生widget ※Dashboard Widget/ 2012年3月開発停止
- NiconaMachecker / 2010年1月開発停止
配信
- FMLE (Adobe Flash Media Live Encoder)
- NicoLive (豆ライブ) for Machintosh / コメビュ・読み上げ機能有(辞書登録可能)
- FMELauncher
動画紹介・リクエスト
音声読み上げ
関連商品
C615とC910はMac正式対応。C210とC905mはUVC(USBビデオクラス)で対応。
更新が止まっているが、Macで動くWebカメラに関して詳しいサイトはここ。
└ winとMacでWebカメラ(UVC、macam、Skype etc..)
ちょっと古めのWebカメラでも、macamというソフトを使うと動く場合がある。
└ macamでSkypeビデオの方法 おさらい(1)(2)
ちなみに高画質で評判が良かったロジクールのウェブカメラ Pro 9000 には2種類あり、旧型の Qcam Pro 9000 (QCAM-200S)は一応動くが、フォーカスが固定になるので要注意。
└ ロジクール Qcam Pro 9000(QCAM-200S)追加情報!
より新しい Webcam Pro 9000 (QCAM-200SX)であれば、MacでのAFに対応している。
└ MacでもオートフォーカスOKなUVC対応Webカメラ! 
関連コミュニティ
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/mac%E3%81%A7%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%8B%E3%82%B3%E7%94%9F%E6%94%BE%E9%80%81


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読み:マックデニコニコナマホウソウ
初版作成日: 09/02/16 16:18 ◆ 最終更新日: 12/05/24 17:34
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